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2021年9月-帝玉・紫帝玉の実生(種まき)レポート

9月~10月は多肉植物「メセン類」の1年に1回の蒔き時です。このページでは、2021年9月の管理人の帝玉の種まき(2回目)を実践記録しています。

2021年1回目の種まき(2021.9.18)

2021年9月18日、2020年産帝玉(緑色)種子を30粒、2021年度産の紫帝玉の種子を30粒、他に帝玉の種子を30粒購入しました。合計90粒の帝玉の種子が集まりました。

帝玉はリトープスと異なり8月から蒔くことができ、なるべく早く蒔いたほうがよいとのことで、2021年9月21日に速攻でまきました。

まずプラ鉢(プレステラ90)を9個用意し、30粒をそれぞれの鉢に10個ずつ蒔きました。リトープスは小さくてばらまきを行いましたが、帝玉の種はかなり大きいので、ひとつずつ丁寧に蒔くことができました。

土の配合はピートモス3:鹿沼土2:ボラ土2:赤玉土3:バーミキュライト1:くん炭1で熱湯消毒し、ベンレート(1,000倍)で更に防かび(殺菌)しました。

プレステラ90が並ぶくらいの適当なサイズのプラケースに入れて、1cmの腰水(水を張ったままにする)を用意します。

種の撒き方は、1回目(2019年)と同じ方法です。

2019年(1回目)の失敗

前回の帝玉の実生は正直にいうと完全な失敗で大きくなりませんでした。それは管理人の育て方が悪く、以下の3点を抜かしていたためでした。

  • 日に良く当てなかったこと
  • 肥料をあまり与えなかったこと
  • 充分に水を与えなかったこと

まず1番は実生の苗は遮光しないといけないと思い込んで、ほとんど日に当てなかったことです。遮光ばかりしていて日が良く当たらず成長しなかった点です。帝玉はしっかり日に当てて育てる必要があります。2番は肥料は腐敗の原因になってしまうと怖がってあまり与えなかったことです。メセン類はしっかり肥料を与えることで成長が良くなるということです。3番は充分に水を与えなかったことです。水と光と酸素でからだを作っていくにも関わらず、腐るのが心配だと成長期にも十分な水を与えませんでした。

このような3つの不足でみごとに1回目の実生は失敗してしまったのでした。

そんな中、今年種まきに当たってこちらのサイトを出品者さんに教えていただき、以上のような失敗点を見つけることができました。
http://lovecomet.web.fc2.com/succulent/teigyoku/index.html

リトープスは覆土しないことが多いですが、帝玉は若干土をかけたほうがよいとのことで、今回はベースにリトープスと同じ土を使い、帝玉のみバーミキュライト細粒をパラパラとかけています。

2020年産の緑の帝玉はすぐに発芽するだろうと思います。今年産の紫帝玉と、他の出品者さんから購入した今年産の緑色の帝玉は発芽が遅い可能性があります。

写真左側3段は帝玉を植えており、右はまだ何も植えていない状態です。

帝玉の種まきした幼苗の置き場所は?

管理人の場合、最初から戸外の半日陰に置いています。全部発芽するまで室内においていると、最初に出た芽が徒長してしまうためです。

半日陰とは50%程度の遮光か明るい日なたのことを指します。といってもイメージが湧かないため、実際においている場所の写真を載せます。

多肉植物用の棚全体に50%遮光ネットを張っています。
リトープス実生の置き場所

50%遮光ネットの中はこのような状態です。
リトープス実生の置き場所

リトープス種まきの置き場所①無遮光 リトープス実生の置き場所②50%遮光 リトープス種まきの置き場所③左が50%遮光、右が無遮光

左から①無遮光、②50%遮光、③無遮光と50%遮光の比較画像です。

2021.10.11追記:
帝玉・紫帝玉の種まきの置き場は直射日光下でも大丈夫なことが分かりました。10月9日、10日に晴天(雲一つ無い快晴)で気温は30℃で直射日光下においたところ、何の問題もありませんでした。半日陰だと徒長してヒョロヒョロになってしまいます。その点リトープスと異なりリトープスの種まきは半日陰で徒長しません。

1ヶ月目(9月の様子)

  • 2021/9/21 (0日目)帝玉60粒と紫帝玉30粒を蒔きました。
  • 2021/9/22 (1日目)発芽無し
  • 2021/9/23 (2日目)発芽無し
  • 2021/9/24 (3日目)発芽無し
  • 2021/9/25 (4日目)初の発芽です。紫帝玉の芽が2つ出ていました。
  • 2021/9/27 (5日目)計12個発芽しました。
  • 2021/9/28 (6日目)計15個発芽しました。
  • 2021/9/29 (7日目)本日発芽なし
  • 2021/9/30 (8日目)本日発芽なし

帝玉(2021.9.27の写真です)
紫帝玉の実生

帝玉の芽はリトープスの10倍くらいのサイズがあります。(2021.9.27の写真です)
紫帝玉の実生

  • 2021/10/1 (9日目)計16個発芽しました。
  • 2021/10/2 (10日目)本日発芽はありませんでした。この3日間室内で観察していましたが、今朝からまた50%遮光下の戸外に出しました。
  • 2021/10/3 (11日目)本日発芽なし
  • 2021/10/4 (12日目)本日発芽2つありましたが、2つ溶けたため計16個です。
  • 2021/10/5 (13日目)計19個発芽しました。やはり帝玉もリトープスと同じように採りまき(その年に採れた種)では発芽が遅いようです。
  • 2021/10/6 (14日目)計21個発芽しました。
  • 2021/10/7 (15日目)計23個発芽しました。
  • 2021/10/8 (16日目)本日発芽無し
  • 2021/10/9 (17日目)計25個発芽しました。最初に芽が出た株はどんどん大きくなってきてこれから発芽する種子と比較するとかなり差がつきそうです。徒長が目立ってきたので、本日から実験的に無遮光の直射日光下に移動しました。一日晴天で夕方になりましたが、今のところ問題なさそうです。軽く驚きを覚えています。
  • 2021/10/11 (19日目)計26個発芽しました。

2021/10/11の画像です。双葉がだいぶ大きくなってきました。1ヶ月から1.5ヶ月で本葉が出るそうです。
帝玉 種まき

  • 2021/10/14 (23日目)計27個発芽しました
  • 2021/10/16 (25日目)計27個の発芽で止まっています。90個以上蒔いたため30%ということになります。これは何かやり方が悪かったのではないかと思い、空中湿度が足りないためかと考え、腰水の量を多くしてラップで覆うことにしました。また帝玉に関しては発芽1ヶ月でも遮光は要らないことが本格的に判明しました。場所は福岡市で状況は気温30℃を超える日が連日で、非常に暑い10月です。
  • 2021/10/18 (27日目)計28個発芽 かなり遅れて発芽する種子もあるのですね。
  • 2021/10/20 (29日目)計29個発芽 まだ本葉は出ていません。

2ヶ月目(10月の様子)

帝玉の種まき 2ヶ月目
およそ2ヶ月目(32日目)2021/10/23撮影

帝玉の種まき 2ヶ月目
2021/10/23撮影

  • 2021/10/21 (33日目)計30個発芽。まるまる1ヶ月経過しました。
  • 2021/10/22 (34日目)本日発芽無し、帝玉に関しては30℃の高温でも問題無く発芽するようです。早期に発芽したものは双葉の真ん中に少し隙間ができてきましたが、本日そこから中に用意されている本葉を確認しました。ごつごつした帝玉らしい模様が見えました。
  • 2021/10/23 (35日目)計31個発芽。ここに来て連日のように発芽が見られます。低温にさらされたためでしょうか?それとも単に発芽が遅い種だったためでしょうか?置き場所など育てる環境は全く変えていません。もちろん遮光もしていません。気温が下がったことのみが条件としては変わっています。
  • 2021/10/24 (36日目)計32個発芽しました。
  • 2021/10/25 (37日目)発芽なし
  • 2021/10/26 (38日目)発芽なし。早く発芽したものでは本葉が覗けるようになりました。紫帝玉は双葉は緑色ですが本葉は紫色で感動しました。
  • 2021/10/27 (39日目)計34個発芽しました。
  • 2021/10/28 (40日目)計35個発芽しました。本格的に本葉が出てきました。現時点で発芽率は33%です(播種が35個ずつ×3列=105個)

2021年2回目の種まき(2021.10.15)

種をもう一度手に入れることができたため、2021年10月15日に2度目の種まきを行いました。紫帝玉35個、帝玉35個です。

帝玉の実生 2021年2回目

今回の変更点は、

  • 腰水用のいれものをお茶のペットボトルにして2.5cm程度の多めの水を張っていること
  • 覆土用の土を種まき用の湿り気を吸いやすい細かい土にしたこと
  • 空中湿度を保つため、ラップで覆ったこと
  • (肥料は液肥のハイポネックス水)

です。発芽率を上げることが最大の目標です。

ベースの土の種類は同じです。置き場所は発芽までの1週間は室内、発芽が始まったら初めから遮光していない(正確には20%遮光下)に置く予定です。

  • 2021/10/15 70個種まき
  • 2021/10/16 (1日目)発芽無し
  • 2021/10/17 (2日目)発芽無し
  • 2021/10/18 (3日目)発芽無し
  • 2021/10/19 (4日目)発芽無し この日、今回は細かい土で腰水も多くびしょびしょになっており、酸素不足なのではないかと思い腰水を終了、土を鉢ごと天日で乾かしました。前回の播種はよい鉢だと7割発芽しているので、発芽率の悪いポットは覆土が深すぎた可能性があります。この日外の日なたに出しました。(無遮光)
  • 2021/10/20 (5日目)1個発芽しました。やはり土が乾いてきたので腰水を再開しました。ラップは剥がしています。
  • 2021/10/21 (6日目)発芽無し
  • 2021/10/22 (7日目)計2個発芽しました。どちらも紫帝玉です。今回は薄く覆土していて種が見える状態のものとやや厚めに覆土したものが混ざっており、どちらも1回目より発芽が遅れているようです。帝玉の場合は発芽に20℃以上の気温が必要なのでしょうか?現時点では不明です。
  • 2021/10/23 (8日目)計3個発芽しました。通常の帝玉の発芽です。
  • 2021/10/24 (9日目)計6個発芽しました。
  • 2021/10/25 (10日目)発芽なし
  • 2021/10/26 (11日目)計7個発芽しました。
  • 2021/10/27 (12日目)計11個発芽しました。(紫帝玉5個、帝玉6個)土の下から芽が出るものが覆いので、露出している種に軽く覆土しました。この頃から帝玉は覆土したほうが良い発芽率なのではないかと思い始めました。
  • 2021/10/28 (13日目)計14個発芽しました。(紫帝玉6個、帝玉8個)。現時点で発芽率は14÷70=20%です

2021年3回目の種まき(2021.10.22)

2021/10/22 10個新たに蒔きました。腰水管理、ラップあり、覆土一切なし、室内に設置の環境です。

  • 2021/10/23 (1日目)発芽無し
  • 2021/10/24 (2日目)発芽なし
  • 2021/10/25 (3日目)発芽なし
  • 2021/10/26 (4日目)発芽なし 本日付でラップを外し戸外の日なたに出しました。覆土は一切なしで覆土の効果を測ります。
  • 2021/10/27 (5日目)発芽なし
  • 2021/10/28 (6日目)発芽なし
実生(種まき)
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