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市販の多肉植物用土の選び方

多肉植物用の土ってどんな土?

土 つち多肉植物は土が難しい、どんな土がよいのか、避けたほうがよい土があるとしたらどんなものか、など多肉植物を育てる上でまず悩むのが土選びです。

多肉植物の土の準備方法は、自分でブレンドする方法と市販品のサボテンや多肉植物の土を買う方法があります。以下では市販品を買う場合の選び方を見ていきましょう。

実は多肉植物用の土といっても一つではありません。大きく分けると

  1. サボテン用・多肉植物用の土
  2. さし芽・タネまき用の土
  3. 鉢底石

の3つがあります。

サボテン用・多肉植物用の土

多肉植物の土粒が大きめで通気性がよく、また適度な重さがあり大きくなった株を植えるために使います。

さし芽・タネまき用の土
多肉植物の土雑菌などが入っていない清潔で、粒が非常に細かく軽いもので挿し芽(挿し木)や種まきをする時に使うものです。

鉢底石

水はけをよくするために鉢底に敷くのが軽石です。小さいものから大きいものまで色々なサイズの多肉植物を植える際、必要になります。

使い分け
挿し木で育ててみたい場合は、「挿し芽種まき用の土」を用意し、大きくなって根も生えているポット苗を手に入れたら「サボテン・多肉植物用の土」を使うとよいですね。しっかり根が出ているものは小さな苗でも鉢底に鉢底石を敷き詰めた方がよいでしょう。また挿し木で始めた多肉植物でも、大きくなってきたら「サボテン・多肉植物用の土」に植え替えた方が生育が良くなります。

普通の園芸用土は避ける
普通の「植物や野菜の土」は多肉植物にとって、水もちが良すぎる、肥料が多すぎる、通気性が悪い、などのデメリットがあります。そこでブレンド済みの市販品を使う場合、少し高いですが多肉植物の用土かサボテンの土を選びましょう。

多肉植物によい土の7つのポイント

ポイント

多肉植物で大切な7つのポイント

  • 通気性がよい
  • 排水性がよい
  • 保水性が少しある
  • 清潔である
  • 適切な重さがある
  • 保肥性が少しある
  • みじんが少ない

それぞれの詳細は「多肉植物にとって良い土とは?」で紹介しているのでチェックしてみましょう。

7個も項目があって大変に思われますが、一番大切なのは上から4つの「通気性がよい、排水性が良い、保水性がよい、清潔である」です。取り敢えずこの4つが守られれば多肉植物は元気に生育できると思われます。

と言っても具体的にどんな市販品を買えば良いのか?よい点と悪い点の両方をみていきましょう。

買って良い多肉用土と悪い土

良い多肉用土の特徴

  • 粒のサイズが揃っている
  • 軽すぎず重すぎない
  • 品質表示がある
  • 肥料がほとんど入っていない

基本的には粒が揃っていて軽すぎない、重すぎない、肥料が入っていないなどの土がベストです。しかし多肉植物用の土は粒サイズの揃っていないものも多く、種類も少ないので選べないと感じることも多いです。その場合はふるいにかけて粒サイズを揃えたり、もう1種類の土を買い足して混ぜるのもありです。また配合が1種類の土(例えば赤玉土1色、軽石1色など)のような土や、軽すぎる土や重すぎる土も避けた方がよいですね。

避けたほうがよい土の特徴

  • 袋の底の方にみじんが溜まっている
  • カビが生えている
  • コケや藻のような緑のものができている
  • 土袋に通気穴もなく、水滴がびっしりついている
  • 大きな腐葉土が入っている
  • においが変

みじんとは
みじんごく細かくなった土の粒で、通気や排水性が悪くなり多肉植物にとっても良くありません。

袋の底に粉のようなものが溜まっているもの、カビや水滴、藻などが生えているものは水分が多い、腐葉土などが未熟でカビていると思われるので避けたほうが安全です。また水滴が多いのは園芸店の管理が悪いこともあるのでなるべく避けましょう。みじんは少ない方が良いですが、買ってきてふるって使えばなんとかなるので、それほど気にしなくても大丈夫です。

土の品質表示とは

ちゃんとした土には必ず品質表示のラベルがついている。
土の品質表示 土の品質表示 土の品質表示

  • 用途
  • 容量
  • 配合原料(上位4種)
  • 肥料の配合有無
  • 製造元の会社名や住所など

などの項目が記載されています。

もし品質表示がないものは成分などが分からず多肉植物に合うかどうか参考になりませんし、信頼性に欠けるので避けたほうがよいでしょう。
できれば小粒・中粒などサイズが書いてるあるもの、酸度調節済みかph(ピーエイチ)が書いてあるものが望ましいです。多肉植物は種類によりますがPH5.5~6.5程度の弱酸性を好む場合が多いです。

また極端に安いものは品質がそれなりに悪いことが多いので避けるようにしましょう。

必要な量の目安

植木鉢それでは最後にどれくらいの量(リットル)を買ったら良いのか見ていきましょう。

多肉植物の多くは苗が小さく大量の土は要りません。そのため花や野菜用の園芸用土のように18Lなどを買う必要はありません。大きいものを買うと使い切れなくて、古くなってしまう心配もあります。5L程度あれば0.5L×10鉢くらいは充分足ります。通販で買うなど、どんな土か分からない場合は数種類の土を1L、2Lの少量パックで買い、よいと判断できた土を買い増しするという方法でもよいですね。

参考程度に鉢のサイズごとの必要な土のリットル数を調べてみました。

号数別の土の必要量
号数 口径 容量
2号鉢 6cm 0.13L
2.5号鉢 7.5cm 0.25L
3号鉢 9cm 0.3L
4号鉢 12cm 0.6L

多肉の場合鉢のサイズが小さく、園芸店などでは2.5号鉢(茶色い丸ポットで売っている市販品)が多いです。

他に多肉植物によく使われるプラスチックポットで「プレステラ」という鉢がありますが、プレステラ90が0.25L、プレステラ105が0.35Lとなっています。

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