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旧ロゼオカクタス属の種類と特徴・育て方

現在、かつて牡丹類であった

  • アリオカルプス属
  • ロゼオカクタス属
  • ネオゴメシア属

はアリオカルプス属に統一され、ロゼオカクタス属の連山(レンザン)はAriocarpus fissuratus var. lloydiiとして同グループになりました。このページでは、アリオカルプス属の情報を解説しています。

詳細はアリオカルプス属の育て方ページをご覧ください。

ロゼオカクタス属(Roseocactus)の特徴

参考までにここではアリオカルプス属の情報を掲載しています。

サボテン科
生育型 夏型
育てやすさ 普通
成長速度 とても遅い
増やし方 種まき
原産地 メキシコ~北米

※4段階評価
育てやすい–普通–やや難しい–難しい
成長が早い–普通–遅い–とても遅い

旧ロゼオカクタス属の品種は?
アリオカルプス属に比べるとイボがとがらず短く厚く表面に小さな凹凸があります。知られている品種は連山、大疣連山で直径は11~13cm、菱形のイボに綿毛をつけています。特に大きなものを大疣連山と呼んでいます。
アリオカルプス属はこんなサボテン
特徴
メキシコからテキサス州にかけて10種類ほどが知られているサボテンです。牡丹類と呼ばれる種類で秋に10cmにもなる花を咲かせます。サボテンの中では最も成長速度が遅いです。葉のように見える三角の部分はイボで葉ではありません。棘はありませんが、刺座(アレオーレ)だけが残っています。

牡丹類とは
形が牡丹の花に似ていることから、アリオカルプス属、ロゼオカクタス属、ネオゴメシア属の3属をまとめて「牡丹類」と呼んでいました。現在はロゼオカクタス属はアリオカルプス属に統合されて、牡丹類は2属になっています。

育て方のコツ
高温を好み夏は35~40℃で育てますが、原生地では半分土に埋まっているため日差しには弱く、ほとんど1年中半日陰程度への遮光が必要です。寒さが苦手で5℃以下では室内への取り込みが必要です。イボの間にカイガラムシが付きやすいので注意が必要です。とにかく生長がゆっくりで直径10~20cmに育てるにも10年、20年の時間がかかります。焦らず気長に育てていきましょう。

育て方のコツ

  • 夏は半日陰にしかし温度は高温で育てる
  • 冬は5℃を切ったら室内に取り込む
  • やや難しく、雨ざらしにしないで育てる
  • ゆっくり生長するので栽培は気長に

年間栽培カレンダー

生育型 夏型
生育期 4~11月
休眠期 1~2月
緩慢な時期 8月,12月,3月
水やり
  • 4~10月は土が乾いてイボが少し柔らかくなってから(週1回程度)
  • 6月は乾きづらいので少なめに
  • 11月は月2回イボが少し柔らかくなってから
  • 12~3月は断水(月に1回程度少量)
置き場所
  • 年間を通して雨の当たらない風通しのよい所に
  • 3~10月まで半日陰に(50%遮光)
  • 11~2月室内の明るい窓辺など
  • 5℃以下の場合は室内の明るい窓辺に
植え替え
  • 3~5月頃が適期
増やす
  • 4~8月頃に種まき、株分け
肥料
  • 植え付け時に緩効性肥料、4~10月頃に月2回液肥を与える
開花
  • 9~10月頃

詳細はアリオカルプス属の育て方ページをご覧ください。

属ごと(サボテン科)
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