多肉植物の用語集

英数字の用語集

affinisの略で、近縁種を意味する。
石化のこと
cultivarの略で、園芸品種を意味する。
folmaの略で、品種を表す。
雑種のこと
speciesの略で種小名が不明なこと。※複数形はspp.
subspeciesの略で、亜種を意味する。
varietasの略で、変種を意味する。
斑入りのこと。
園芸品種名を表す。
品種のかけ合わせ

あ行の用語集

関東ローム層の火山灰土の一種で、黒土より下の層にある赤土をふるいにかけたもの。粒の大きさによって大粒・中粒・小粒などがある。通気性、水はけがよいのでよく多肉植物でよく用いられている。
植物の色素のひとつ。赤・青・紫などの色がある。色素本体はアントシアニジン、それが糖と結合した配糖体がアントシアニン。
ウイルスが原因になって起こる病気。まだらの模様ができたり筋が入ったりする。カビ菌などとことなりウイルスにかかった株の治療は難しいので抜き取り処分を行う。
鉢植えで、用土の表面と鉢の縁との間のスペースのこと。水しろともにいう。水をかけた時に水が染み込む前に鉢の外に溢れないように、通常は2~3cmのスペースを空ける。
チランジア属の流通名。空気中の成分を水分を吸収して生育する特徴がある。水やりは霧吹きで葉水で与える。
本来は緑色の葉が病気や老化で黄色に変色してしまうこと。

か行の用語集

葉をつけず、花を付ける茎。
挿し木したり移植した植物が枯れずに根付いて成長し始めること。
栃木県の鹿沼地方で採れる酸性の黄土色の土。無菌で水はけがよいため、挿し木や鉢植え用、多肉植物にもよく用いられる。
カリウムとも言われ窒素・リン酸・カリの肥料の三要素の一つ。株を丈夫にしたり、根の発育を促す効果がある
切り口をおおう癒傷組織のこと。挿し穂の切り口や剪定した枝の切り口に形成される。多肉植物ではこれがよく利用され葉挿しではもいだ部分から、カット苗ではカットした部分から新しい根が成長する。
じょうろやホースなどを使って植物に水をかけること。水やり
織り目の荒い薄い布にのり付けしたもの。園芸では植物や温室を覆って遮光や防寒・防風・防虫などの目的に使う。ポリエチレン製や綿製・麻など、素材が様々ある。
地上にある茎や幹から空気中に伸び出す根のこと。植物の体を支えたり、地中に届いて養分や水分を吸収したり、ものとくっついたりするなど様々な働きがある。
低温や乾燥など植物が育つのに適さない環境を耐え抜くために生育を一時的に停止すること。落葉や葉を落とし球根や種だけを残す状態は暑さや寒さによって枯死することをふせぐための機能。
ランやスミレ、インパチェンスなどの花の後ろにつきだした中空の突起のこと。
地面を覆う植物の総称。茎や枝横に伸ばして地面や壁面を匍匐(ほふく)する。セダム属の多肉植物はグランドカバーによく用いられる。
一箇所に群がるようにたくさんの株が集まっていること。
茎屋根が肥大し成長の元となる分裂組織のことで、新しい細胞を作り出している。外側から順に、樹皮、師管(葉からの養分の通路)、形成層、道管(根からの水や養分の通路)、木質部となる。
植物が自然の状態でもともと生育していた場所。
品種改良される前の野生の種類のこと。
主に葉にある葉緑素で日光を受けて生育に必要な栄養分を作り出すこと。光エネルギーを用いて二酸化炭素と水からデンプンや糖など有機化合物を作り出す。
水やりの方法の一つ。植え付けた鉢の土を水を張ったバケツなどの中に起き、鉢底から水を吸わせる方法。多肉植物を種から栽培する場合(実生)によく用いられる。ただし通常の栽培で腰水をを続けると水分が過剰になりに腐れを起こすので注意。
親株の根元に新芽が出ること。

さ行の用語集

サボテン科の植物の総称。サボテンは多肉植物に含まれる多肉植物のひとつ。つまりサボテンのほうが狭い言葉で、多肉植物はサボテンではない。多肉植物との違いは、トゲの付け根に細かい綿毛(刺座)があること。サボテンの棘を無理矢理とると綿毛(刺座)がいっしょにとれてしまう。一方多肉植物は棘があっても刺座がない。
切り取った枝や葉などを用土にさせて新しく個体を成長させる繁殖方法。
挿し木に使う枝や茎のこと。
植物の病気を予防、または治療する薬。
害虫を駆除するための薬剤。
サボテンの茎にある棘や綿毛が密集した部分。
茎の下の方についている葉っぱのこと。
寒冷紗などを用いて植物に当たる日光を遮ることを言う。多肉植物の栽培では日光を好むと好まないものによって、遮光して光の量を減らし、日陰を好む植物に適した環境を作る。また夏に温度のあがりすぎや葉焼けを予防するために行うこともある。
根で吸収された水分が葉の気孔などを通って空気中に放出されること。蒸散によって葉の温度が下がる効果もある。
殺虫剤殺菌剤の用語で、植物に散布したり根元に施した薬剤が植物体内に染み込んで、身体全体に染み渡っていく性質のこと。植物全体に薬剤をかけなくても体の隅々まで殺虫殺菌効果が得られる。
釉薬をかけずに700℃の低温で焼いて作った植木鉢のこと。多孔質で通気性に優れる反面、土が乾きすぎる、気化熱の効果で鉢が冷えてしまう、植物が病気に侵された場合、多孔質の穴に病気が入り込んでしまい鉢を使い回すことができない、などのデメリットもある。
茎や根の頂部にある細胞の分裂組織。成長点では盛んに細胞分裂が行われ、少し離れたところで細胞の伸張や分化が行われる。
成長点は不定芽や不定根にも存在する。
成長点が植物体の各所に発生し、コブ状に成長すること。
茎や枝の葉がつく部分を節という。節と節の間の部分を節間という。多肉植物で問題となる徒長はこの節間が異常に伸びてしまうことをいう。
茎が異常に幅広く帯状に変形する現象のこと。茎の先端にある成長点が扇のような形になる。分裂組織が遺伝的な要因で増加したり、虫の食害などによって横に並んで起こる。
横に地面を這うように伸びた茎のこと。匍匐(ほふく)枝、ランナーともいう。

た行の用語集

植物が寒さや低温に耐えられる性質。氷温(-1℃~-2℃)植物体が凍る寸前の温度を境に、寒害を受ける物と受けないものに分けられる。氷温に耐えられるものを耐寒性が強いという。
植物が暑さや高温に耐えられる性質のこと。夜、温度が25℃以上を1ヶ月以上耐えられる植物を耐暑性が強いという。
鉢の縁に釉薬をかけ1000℃の素焼き鉢より少し高温で焼いて作った植木鉢。素焼き鉢よりやや丈夫で穴が細く排水性も抑えられている。
極度の乾燥に耐えられるよう、茎や葉に水を蓄えられるように進化した植物の総称。気孔が通常の植物の50分の1程度と少ない、葉が肥厚している、あるいは棘状になっている、などの特徴を持つ。また、通常の植物とことなりベンケイソウ型代謝(CAM植物)の植物が多い。
地中にある茎のことで養分を蓄えた茎のこと。球茎・鱗茎・塊茎などがある。根との違いは葉をつける節があること。
殺菌剤や殺虫剤などを水に溶かす時に使う補助剤。多肉植物では葉に白い粉が付いていて農薬をかけてもはじいてしまう場合がある。展着剤を使うことで薬を葉につきやすくできる。また均一に薬剤を溶かす作用もある。
通常より茎や枝が長く伸びること。徒長すると株が軟弱になり病害虫への抵抗性が落ちる。原因は水のやり過ぎ、日光不足、窒素肥料の多すぎなど。
大きな岩石を適当な大きさに割って中をくりぬいて、植え付けに必要な土を入れ植物を植えたもの。

な行の用語集

花や苗の生産・販売をするところ。
鉢植えで根が繁殖しすぎて植木鉢内がいっぱいになってしまうこと。根詰まりを起こすと、根が水分を吸収できず、枯れるなど成長障害を起こすこと。植え替えや株分けするとよい。
植物を鉢から抜いたり庭から堀を上げた時に出てくる、根と土が一塊になった部分。

は行の用語集

蛭石(ひるいし)を高温で焼いて細かく砕いたもの。水はけがよく通気性が高い、一方保水性がある。土壌改良材の一つ。
水耕栽培のこと。土の代わりに粘土で焼いて作った発泡連石などを使って植物を水耕栽培する方法。
異なる種を掛け合わせて作った交雑種や品種のこと。
茎や枝の成長点に起こった突然変異によって、ある枝の葉だけが普通の葉とは違う形や色になってしまうこと。
葉を挿し穂に使う繁殖方法。多肉植物でおなじみの繁殖方法。
苗床から鉢に移植すること。また庭植えの植物を鉢に移植すること。
じょうろや霧吹きなどを作って葉に直接水をかけること。植物の乾燥を防いだり、汚れを落としたり、温度を下げたりする目的のほか、葉ダニを予防する効果もある。多肉植物に葉水する場合は、株の真ん中の葉に水が溜まらないように注意する。
葉に強い直射日光が当たり、やけどしたような状態になること。ひどいと枯れてしまうこともある。真夏は寒冷紗などで日除けをすることで防げる。
半日陰は明るい日なたとも言われていて、直射日光が当たらないが明るいところをさす。また木漏れ日が当たる木影程度の日照のことを指す。日が当たる室内は半日陰よりやや暗い。
園芸品種、栽培品種のこと。品種が異なることで2つの植物を別の種類として識別することができる。
斑とは葉や花びら、茎、幹に本来と異なる色が出ること。斑が出ている植物を斑入りという。
葉のふちに斑が入ること。
何らかの理由で葉や根の一部など、本来「芽」が生じないところで出る芽の総称。
根以外の部分(茎など)から出てる根のこと。茎からヒゲのように出てくる。

ま行の用語集

葉先の半透明な部分のこと。リトープスやハオルシアによくみられ、日光を取り入れるために発達した。
1ミリ以下のふるいを通り抜ける細かい土のこと。みじんは排水不良を起こしやすいので多肉を育てる場合は必ずをふるいにかけて取り除いておく。
種から芽が出て成長すること。簡単に言えば「種まき」から育てた植物のこと。多肉植物では、葉挿しや挿し木で簡単に増やすことができるが、ウイルス病に罹った株はウイルスが移ってしまう。実生ではウイルス病のない株を得られるメリットがある。※読み仮名は「じっせい」や「じっしょう」は誤り。
葉の付け根にできる小さな球根。芽のひとつ。成熟すると子どもとして独立し、そこから新しい個体が成長する。ハートカズラはムカゴができる多肉植物のひとつ。

や行の用語集

細胞の染色体が通常の2倍になっているもの。(生殖細胞の4倍なので4倍体と言う)人為的に作られた物が多い。花が大きくなる特性がある。

ら行の用語集

親株からつるを伸ばして子株を作るこの「つる」のこと。走出枝、匍匐茎ともいう。
茎の節間マガ詰まって葉が重なり合いながらつき、放射状にひろがったもの。

わ行の用語集

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