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プロトリーフ サボテン多肉植物の土の詳細とレビュー

プロトリーフの「サボテン多肉植物の土」は多肉植物に向いているでしょうか?他の土との比較や水やり時の重さ、粒の大きさ、土の乾き具合など詳しく調査しています。

プロトリーフ サボテン多肉植物の土のプロフィール

プロトリーフ サボテン多肉植物の土
プロトリーフ サボテン多肉植物の土
原料 鹿沼土、赤玉土、木炭、パーライト、バーク堆肥、軽石など
容量と価格 2L=367円、5L=672円、14L=1,336円(Amazon価格)
1Lの価格 95円から
メーカー プロトリーフ(PROTOLEAF)
ph(酸性度)調節 調節済み(phは不明)
肥料の配合 初期栄養素入り
適応植物 サボテン、多肉植物
メーカー説明
  • 「育てる」ことを重視した適度の水もちがある土
  • このまま使える有機肥料入り
販売 Amazon
ホームセンター

パッケージの写真

プロトリーフ サボテン多肉植物の土 プロトリーフ サボテン多肉植物の土 プロトリーフ サボテン多肉植物の土
プロトリーフ サボテン多肉植物の土 プロトリーフ サボテン多肉植物の土

他の土との比較など

プロトリーフ サボテン多肉植物の土メジャーとの比較 プロトリーフ サボテン多肉植物の土プレステラ105に入れた場合 プロトリーフ サボテン多肉植物の土1Lの重さは438g
プロトリーフ サボテン多肉植物の土土の構造 プロトリーフ サボテン多肉植物の土乾燥時と水やり後の比較(右が乾燥時) プロトリーフ 培養土 室内向け観葉・多肉の土プロトリーフ室内用培養土との比較

詳細情報

価格(コスパ) おすすめ度 総合評価
★★★★★ ★★
水はけ・通気のよさ 土の重さ 粒の大きさ
普通 軽め 細粒~小粒
保水量(保水性) 水の乾きやすさ 素材の数
少ない(弱い) しっかり乾く(32g中36g乾く) 良い(6種類以上)
みじんの量 水の抜け方 流れ出た水のにごり
ややあり 水やり後、鉢底から抜けづらく土が浮く なし
1Lの重さ 乾燥時(プレステラ105) 保水量(プレステラ105)
438g 124g 鉢の重さを除き32g
水やり直後 3日後 5日後 7日後
156g 134g 123g 120g
  • 価格(コスパ)は5段階評価(★が多いほどコスパがよい)
  • おすすめ度は5段階評価(★が多いほどおすすめ)
  • 総合評価は4段階評価(×、△、〇、◎)

※みじんとは、粉状になってしまった土のことで、植物にとってあまりよくない土のことです。これが多いと、水はけ・通気が悪くなってしまいます。
※プレステラ105とは多肉植物によく使われるプラスチック鉢(アップルウェアー社製)のことで、サイズは直径9cm程度で、線まで土をいれるとおよそ0.30Lになります。

メリット

  • 鹿沼土、赤玉土、木炭など5種類以上の素材が使われている
  • 細粒~小粒と小さな多肉植物の鉢に最適
  • 土が軽いので根が潰れにくい

デメリット

  • 水のしみ込みが悪く土が浮いてしまう
  • 水が抜けづらい
  • ややみじん(粉状の土)がある

使った感想

重さ
乾燥時の重さは1L当たり438gと軽めで、フカフカしておりリトープスに使われる土に似ていると感じました。今回比較した他の市販の多肉植物用土に比べて、素材が異なりピートモスが多めに含まれているのではないかと感じました。

粒のサイズ
粒のサイズは細粒~小粒で小さめです。細かいピートモスに所々小粒の軽石が入っているという感じです。今回大きすぎる粒の土もありましたが、この土は細かい根の多肉植物にも適しています。

保水性
パッケージには適度な水持ちがあると書かれていましたが、実験したところ保水性は7個中2番目に低く、プレステラ105という容器に124gの土をいれて32gの水分しか保持しませんでした。

向いている鉢
小さめの粒なので、多肉植物でよく使われる2.5~4号鉢(直径7.5~12cm)に最適です。

水のしみこみ具合
今回この土は、水のしみ込みが悪く土が浮いて下から水が流れ出るのに時間がかかりました。ピートモスを多く配合している土はこのようなケースがよくあります。内部には水がしみこめなかった部分ができているはずです。

コスパ(価格)
価格は1L=95円からと割安です。ただこれは14Lという大容量の場合で、2L、5Lではやや割高となります。たくさん必要な場合は14Lがお得です。

総合的
水のしみ込みが悪く、土が浮いてしまい、水もちも悪い点から総合評価は△とさせていただきました。これらは多肉植物を育てる上で重要な要素です。ただ軽くて柔らかいというメリットはあります。普通の土では硬い・重いという場合など、他の土と混ぜ合わせて使うならありかもしれないと感じました。