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プロトリーフ さし芽・種まきの土をレビュー

プロトリーフの「さし芽・種まきの土」は多肉植物に向いているでしょうか?他の土との比較や水やり時の重さ、粒の大きさ、土の乾き具合など詳しく調査しています。

プロトリーフ さし芽・種まきの土のプロフィール

プロトリーフ さし芽・種まきの土
プロトリーフ さし芽・種まきの土
原料 鹿沼土、赤玉土、ピートモス、軽石、他
容量と価格 2L=540円、5L=730円、14L=1,800円(アマゾン価格)
1Lの価格 128円から
メーカー プロトリーフ
ph(酸性度)調節 5.5~6.5
肥料の配合 なし
適応植物 記載なし
メーカー説明
  • 種まきに適した、栄養分のない清潔な土
  • 発芽を助ける保水性の良い配合
  • さし芽用にも種まき用にも使える

→土袋の解説より

販売 Amazon

パッケージの写真

プロトリーフ さし芽・種まきの土 プロトリーフ さし芽・種まきの土 プロトリーフ さし芽・種まきの土
プロトリーフ さし芽・種まきの土

他の土との比較など

プロトリーフ さし芽・種まきの土メジャーとの比較 プロトリーフ さし芽・種まきの土プレステラ105に入れた場合 プロトリーフ さし芽・種まきの土1Lの重さは619g
プロトリーフ さし芽・種まきの土土の構造 プロトリーフ さし芽・種まきの土水やり後の土の色

詳細情報

価格(コスパ) おすすめ度 総合評価
★★★ ★★★★ ★★★★
水はけ・通気のよさ 土の重さ 粒の大きさ
よい やや重い 小粒
保水量(保水性) 水の乾きやすさ 素材の数
多め(よい) よい(117.2g中94g乾く) 良い(4種類以上)
みじんの量 水の抜け方 流れ出た水のにごり
やや多い ざばっーと抜ける 濁りあり
1Lの重さ 乾燥時(プレステラ105) 保水量(プレステラ105)
619g 192g 鉢の重さを除き117.2g
水やり直後 3日後 5日後 7日後
310g 271g 235g 216g

※鉢の重みは引いています。5/11、5/14、5/16、5/18に計測

  • 価格(コスパ)は5段階評価(★が多いほどコスパがよい)
  • おすすめ度は5段階評価(★が多いほどおすすめ)
  • 総合評価は4段階評価(×、△、〇、◎)

※みじんとは、粉状になってしまった土のことで、植物にとってあまりよくない土のことです。これが多いと、水はけ・通気が悪くなってしまいます。
※プレステラ105とは多肉植物によく使われるプラスチック鉢(アップルウェアー社製)のことで、サイズは直径9cm程度で、線まで土をいれるとおよそ0.30Lになります。

メリット

  • 鹿沼土・赤玉土がメインなので水やり時に浮かない
  • 中性で無肥料なのでコントロールしやすい
  • 粒が細かいので挿し木や種まきに適している
  • 苗が立つ重さがある

デメリット

  • みじんが多めで最初は水が濁る
  • 微細な種には粒が大きすぎる

使った感想

重さ
1L当たり619gとやや重めです。挿し木ではある程度土に重みがないと苗が倒れてしまいますが、こちらの土なら挿し穂が立ちやすいです。

粒のサイズ
細粒~小粒がメインです。細粒ではないのでメセン類のような微細な種には不向きかもしれませんが、コーデックスなど大きめの種には最適だと思います。

保水性
保水性は結構あり、プレステラ105という容器に193gのこの土を入れて水やりしたところ、117gの水を保持しました。種まき土の中では保水性が強いです。

向いている鉢
ベースが小粒~細粒なので2.5号鉢~4号鉢(口径7.5~12cm)程度に向いています。あまり大きな鉢だと水はけが悪くなってしまいます。

水のしみこみ具合
水のしみこみ具合は速くしっかり染みこみ鉢が充分に湿ったら底からざばーっと流れ出ます。最初微粒子の入った濁った水が出ますが、構わず水を注ぎ続けると次第に透明な水が出てくるようになります。

コスパ(価格)
価格は14リットルで1,800円程度(1リットル当たり128円ほど)と割と低価格な部類に入ります。少ない量でよい方には2L、5Lが用意されています。

総合的
総合的には◎となりました。水の染みこみ具合は抜群で、粒サイズも揃っており水はけもよく、また保水性もかなりあるので種まき苗がカラカラ乾くという心配もありません。そしてピートモス多配合でよくありがちな土の浮きがほとんどなく、割と重めの土です。

無肥料なので大きめな種のコーデックスやサボテンなどに向いていると思います。メセン類は種がごく微細なのでもう少し小粒が良いかもしれません。肥料が入っていないので、育ちに応じてマグァンプkやハイポネックスなどを適宜与えていくとよいと思います。

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