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ハイポネックス原液の詳細と多肉植物への使い方

ハイポネックス原液は多肉植物やサボテンにも使うことができます。そこでどのような成分と効果があるのか何倍に希釈すればよいのか、実際に薄めて使う方法や写真も掲載しています。

ハイポネックス原液のプロフィール

ハイポネックス原液 ハイポネックス原液
肥料成分 チッソ、リン酸、カリ N-P-K = 6-10-5
その他の成分 ホウ素、マンガンなど12種類の植物に必要な成分、ビタミン
商品と価格 160ml(605円)、450ml(858円)、800ml(1,078円)
販売店 Amazon、ホームセンター、園芸店など
Amazon
多肉植物での主な用途 植え替えをしていない株などへの追肥として
希釈倍率 多肉植物への散布は1,000~2,000倍程度
メーカー説明 詳細情報

  • 植物の健全な生育に必要な15種類の栄養素をバランス良く配合しています。
  • チッソ、カルシウム、微量要素を強化し、花や野菜などいろいろな植物の花や実つき、花色・葉色を良くします。

 
 
商品の特長

  • 与えて効果がすぐに現れる速効性で、草花から野菜まで、いろいろな植物に使えます。
  • リンサンを多く含む「山型」タイプで、植物を大きく育て、花数を増やし、次々と花を咲かせます。特に根の生育が良くなり、植物を健全に育てます。
  • 一般的な土から畑の土まであらゆる土に優れた肥料効果があります。
  • 花苗・野菜苗にも最適です。
  • pHは、6~7の弱酸性です。

※原文まま

パッケージの写真

ハイポネックス原液 ハイポネックス原液 ハイポネックス原液
ハイポネックス原液 肥料取締法 ハイポネックス

希釈液の作り方

ハイポネックス水2Lで1,000倍液を作る ハイポネックスおよそ2.4g量り取る ハイポネックス水2Lペットボトルに注ぐ
ハイポネックスよくかき混ぜると薄い青色になる

希釈倍率

ハイポネックスキャップ1杯は24g ハイポネックスキャップ半分は約12g ハイポネックス2L×1,000倍なら2.4g程度
キャップで量る場合
倍率 2L 5L 10L
250倍 8ml 20ml(1杯) 40ml(2杯)
500倍 4ml 10ml(0.5杯) 20ml(1杯)
1,000倍 2ml 5ml(0.25杯) 10ml(0.5杯)
2,000倍 1ml 2.5ml 5ml(0.25杯)
グラムで量る場合
倍率 2L 5L 10L
250倍 8ml(9.6g) 20ml(24g) 40ml(48g)
500倍 4ml(4.8g) 10ml(12g) 20ml(24g)
1,000倍 2ml(2.4g) 5ml(6g) 10ml(12g)
2,000倍 1ml(1.2g) 2.5ml(3g) 5ml(6g)

作物ごとの希釈倍率

作物ごとの希釈倍率と与える頻度
作物 希釈倍率 頻度
庭植え作物(花木・庭木・果樹・芝生) 250倍 2週に1回
草花・野菜・バラ・キク・観葉植物・花壇・菜園 500倍 1週に1回
鉢花・洋ラン・球根・花木・果樹・ハーブ 1,000倍 1週に1回
サボテン・東洋ラン・カンノンチク・山野草・盆栽・幼苗 2,000倍 2週に1回

※薄めるほどキャップで量りづらくなるので、グラムでも書いています。ハイポネックスは水ではない(ミネラルを含み水より比重が重い)ので、1ml=1gではありません。ラベルによると800mlで965gであり、1mlは1.2gとなります。グラムで測る場合はこの点に注意してください。

※キャップ半分とは、複数ある線が全部見えなくなる量です。
ハイポネックス原液

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多肉植物への効果と使い方

多肉植物に使っても良いのか

まず第一にハイポネックス原液は多肉植物に使って良いのでしょうか?

多肉植物も植物の一つです。もちろん使って構いません。

多肉植物は肥料がいらないと考えがちですが、実際には植物の一つなので肥料が必要です。原産地では肥料を与えませんが、なぜ鉢植えでは与えなくてはいけないのでしょうか。

それは、自然界に生えている植物には、生態系のバランスや微生物の働きで微量要素やミネラルなどが補われるのに対し、鉢植えでは水やりで流れ出てしまう一方だからです。

多肉植物は肥料をやることで、そのような微量要素を補い、また肥料(リン酸成分)の効きにくい赤玉土で栽培している欠点を補うことができます

それではどのくらいの量を与えたらよいのでしょうか?

濃度は

ハイポネックス原液には薄める目安が書いてあるのですが、多肉植物という欄はありません。しかし多肉植物はサボテンに近い種類なので、サボテンへの使い方に準じればよいと分かります。サボテンの場合は、一番濃度の低い2,000倍で薄めることが推奨されています。

また、観葉植物という欄もあります。観葉植物へは500倍を週1回与えればよいとされています。多肉植物は観葉植物のひとつでもあるので、500倍なのか2,000倍なのか迷ってしまいます。

多肉植物は性質上はほとんど肥料分のない岩地や乾燥地帯に生えています。そのためサボテンに近く、肥料の少なすぎよりは多すぎの方が問題になります。そこで管理人は基本2,000倍、少し濃くしたい時は1,000倍を与えるようにしています。

あくまでも管理人の実践例ですが、1,000倍までであれば徒長(伸びすぎ)や紅葉の冷めなど肥料の弊害は起こっていません。そのため2,000倍なら心配なく与えられるのではないかと思います。

使い方

ハイポネックス原液は原液なので、水に薄めて使いましょう

2,000倍とは、10Lのハイポネックス水を作るのに原液が5ml必要です。2Lの場合は1ml(1.2g)でよいことが分かります。2Lのペットボトルに1.2gの原液を量り取り、注いで上下にしっかり振りましょう。

作ったハイポネックス水をジョウロなどにいれて、多肉植物の株元に注ぎます。量は鉢底から流れるまでしっかり与えます。粉がついている種類や毛が生えているタイプなどは、汚れ防止のため上から掛けたりはせず、株元に注ぐようにします。

なお、薄めた液肥は葉に直接かかっても成分的には問題ありません。

タイミング

多肉植物には生育期と休眠期があります。休眠期は水を与えず肥料も必要としないので、ハイポネックスは与えないようにします。適切な時期はその多肉植物の生育期です。

また生育期の中でも特に生育が盛んで肥料を旺盛に必要とする時期がおすすめです。具体的には春秋型は3~5月頃と9~11月頃、夏型は4~6月頃と酷暑を除いた9月頃、冬型は10~12月頃と3~4月頃です。

この時期に月に2回程度(2週に1回程度)2,000倍に希釈したハイポネックス水を与えるようにしましょう。

ハイポネックス原液の特徴やQ&Aなど

配合されている成分は
ハイポネックス原液には、肥料の三要素である、チッソ、リン酸、カリがそれぞれ6、10、5の比率で配合されています。三要素も含めて合計15種類の植物に必要な成分を含んでいますが、他の成分についてはマンガン、ホウ素が含まれているほかについては記載されていません。

液肥とは
液肥とは液体肥料の略です。固形肥料は水やりや雨などでだんだん溶けて土に染みこみ、根から吸収されますが、液肥は既に水に溶けており、与えるとすぐに根に届いて吸収され素早い効果を発揮します。

一方土に染みこみ素早く流れ出てしまい、効果の継続時間は1週間以内です。そのため週に1回程度のサイクルで繰り返し与える必要があります。

活力剤との違いは?
肥料の三要素であるチッソ、リン酸、カリのうち、2つの成分の合計が0.2%以上のものを「肥料」といいます。これ以下の濃度のものは肥料と表示することはできません。活力剤は肥料成分がこの基準を満たさないか全く含んでいないもののことを指します。

活力剤は製品により微量要素やアミノ酸、ビタミンなど肥料以外の成分だけど植物の生育に必要なものを含んでいます。そのため、どちらも植物に必要であることが分かります。

このように肥料と活力剤は異なる成分を持つものなので、双方とも代用することはできない(目的に応じて使い分ける)と考えましょう。

肥料の有効期限は?
ハイポネックス原液は有効期限はありません。食品や薬品と異なり成分の変化は起こりにくく、経年で劣化しにくいことがその根拠です。実際にハイポネックス社は15年前のハイポネックス原液を分析しましたが、チッソ、リン酸、カリといった肥料成分に異変はなかったとのことです。

ただ長期間日に当たったものやフタが空いていたものは空気や光により劣化しますので、変質している恐れがあるので使わないほうがよいでしょう。

薄めた液肥もずっと保管できるのか
薄めた液肥は変質しやすくなっているので、当日中に使うことが推奨されています。どうしても余ってしまった場合は密栓して日の当たらない所に置き、1週間以内に使うようにしてください。

ボトルの裏に書いてある日付は何なのか
ボトルの裏面に書いてあるのは製造年月日です。有効期限ではありません。そのボトルがいつ製造されどのくらい古いのかを判断する目安としましょう。

ハイポネックス原液と農薬を混ぜて与えてもよいのか
農薬との混合では化学変化を起こすことがあり危険なため、混ぜないようにしてください。

水耕栽培(ハイドロカルチャー)に使って良いのか
水耕栽培にはそれに適した肥料「微粉ハイポネックス」が販売されています。微粉ハイポネックスは根の成長に関わるカリが多く配合されています。そのためそちらを使うようにしてください。

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