疑問
多肉植物の葉挿しはどれくらいの成長速度か?
多肉植物の葉挿しはどれくらいの成長速度か?
疑問の答え
- 冬は遅く、春から秋の成長速度は早い
- 種類によってかなり速度が違う
- 葉挿しも日に当てないと徒長する
- 芽や根がでないものもある
葉挿しの成長速度
葉挿しはほぼ年中行うことができますが、成長スピードは冬と夏では大きく異なります。また種類によってもともとの成長速度が違います。やはり成熟した株と同じように冬は成長速度が遅く、春と秋は早いですが真夏は止まってしまうこともあります。
種類ごとの違いは、やはりその属ごとに大まかなスピードがあり、パキフィツム、セダムの一部、クラッスラの一部、アドロミスクスなどは遅い品種が多いです。逆にグラプトペタルムやセダムの一部、エケベリアの一部はとても早いです。
種類ごとに早い順番に並べてみると
最も早い
グラプトペタルム(朧月)
エケベリア(花うらら)
セダムの一部(黄麗)
カランコエ(月兎耳)
パキベリア(グラウクム)
クラッスラの一部(金のなる木)
パキフィツム(月美人)
セダムの一部(緑亀の卵)
アドロミスクス(天錦章)
エケベリア(花うらら)
セダムの一部(黄麗)
カランコエ(月兎耳)
パキベリア(グラウクム)
クラッスラの一部(金のなる木)
パキフィツム(月美人)
セダムの一部(緑亀の卵)
アドロミスクス(天錦章)
最も遅い
葉挿しの成長速度の例
パキフィツム「星美人」
グラプトペタルム
クラッスラ「黄金花月」
アドロミスクス「天錦章」
葉挿しは100%確実ではない
同じ属でも遅いもの、早いものがあります。気長に待ちましょう。
また葉挿しは成功率100%ではなく、当たり外れがあります。他の葉挿しが根や芽を生やしているのに芽が出ない、根しか出ない葉があれば失敗と判断して良いでしょう。
そのため余裕を持った数を葉挿しにするのが確実です。