チランジア(ティランジア、エアプランツ)の種類を詳しく解説、代表種や人気種を特徴別に一覧にしています。それぞれの学名や育て方も紹介しています。
銀葉種の代表種10選
表の見方
- 【タイプ】原種、交配種、銀葉種、緑葉種、タンクタイプ、有茎種、壺型種など
- 【レア度】普及種、レア、激レア
- 【難易度簡単】、普通、難しい
- 【水やり】好む、普通、少なめ
- 【開花サイズ】概ね開花する株のサイズ(大型、中型、小型)
- 【花の色】花弁(花びら)と花苞(花弁を包む部分)の色
ハリシー
テクトラム(テクトルム)
キセログラフィカ
イオナンタ
コットンキャンディー
ウスネオイデス
フックシー(フクシー)
マグヌシアーナ
マグヌシアーナ | |
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![]() 上記写真はInstagramより引用させていただいています。 |
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学名 | Tillandsia magnusiana |
タイプ | 原種、銀葉種 |
レア度 | 普及種 |
難易度 | 普通 |
水やり | 普通 |
開花サイズ | 直径15cm以上(中型) |
花の色 | 花苞(ピンク)、花弁(紫) |
特徴と育て方 | |
特徴 マグヌシアーナはフックシーと似ており、細い葉を球状に生やします。特徴も似ており、乾燥に弱く日差しにも弱く、きれいに育てるにはそれなりの気遣いが必要です。フクシーやマグヌシアーナは自身のチランジア生育環境の指標にもなり、これらが健康であれば、チランジアにとって良い環境が作れている証になります。 育て方 やや暑さに弱く、夏場は日よけで熱と日光の両方を調節してやります。日よけは50%遮光ネットを張るか、明るい日陰(半日陰)に置きます。葉先が乾燥して枯れているようであれば湿度を上げるか、霧吹きの頻度を上げます。 |
ガルドネリー
ガルドネリー | |
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![]() 上記写真はInstagramより引用させていただいています。 |
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学名 | Tillandsia gardneri |
タイプ | 原種、銀葉種 |
レア度 | レア |
難易度 | 普通 |
水やり | 普通 |
開花サイズ | 直径12cm以上(中型種) |
花の色 | 花苞(うすピンク)、花弁(濃いピンク) |
特徴と育て方 | |
特徴 ガルドネリーは銀葉が美しく花もきれいなティランジアですが、流通数が少なく高価でレアな種類です。ルピコラ(rupicola)という変種もありこちらは激レアな種類です。原種のガルドネリーは葉が薄くやわらかく、高湿度で明るい所を好みます。成長をよくするにはなんらかの着生材に着生させることがすすめられます。 育て方 海岸地帯から標高1800mの間に樹木や岩に着生する形で自生しており、日本では真夏は半日陰か40%~50%程度遮光した環境に置きます。水やりは一般的なチランジアと同じく生育期で週2~3回スプレーで行います。できればバークチップやカクタススケルトンなどに着生させて育てましょう。 |
ジュンセア
ジュンセア | |
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![]() 上記写真はInstagramより引用させていただいています。 |
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学名 | Tillandsia juncea |
タイプ | 原種、銀葉種 |
レア度 | 普及種 |
難易度 | 簡単 |
水やり | 普通 |
開花サイズ | 直径15cm以上(中~大型種) |
花の色 | 花苞(緑)、花弁(紫) |
特徴と育て方 | |
特徴 非常に強健で子株が増えやすいジュンセアは育てやすく初心者にもおすすめです。似た種類にジュンシフォリア(juncifolia)というチランジアがありますが、同一種(シノニム)であるという意見や異なるという意見もあり、結論を出せませんでした。他にも白い花を咲かせるタイプや短くても花が咲く種類など複数のバリエーションがあるようです。ジュンセアは葉が長いですが、花茎は更に長く伸ばします。開花株になるまでは時間がかかるようです。 育て方 育て方は他のエアプランツと同じで、生育期には週2~3回の水やりを行い夏は半日陰に置きます。冬に水をやりすぎると芯が抜けてバラバラになってしまうことがあるので、冬は水やり回数を控えます。 |
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緑葉種の代表種5選
ストリクタ
カピタータ
ブラキカウロス
トリコロール
キアネア
キアネア | |
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![]() 上記写真はInstagramより引用させていただいています。 |
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学名 | Tillandsia cyanea |
タイプ | 原種、緑葉種 |
レア度 | ややレア |
難易度 | 簡単 |
水やり | 好む |
開花サイズ | 直径20cm以上(大型種) |
花の色 | 花苞(ピンク)、花弁(紫) |
特徴と育て方 | |
特徴 キアネア(シアネア)はハナアナナスの和名があり、チランドシアとも呼ばれ、エアプランツ・観葉植物として出回っています。2022年現在の流通量は少なくネット通販でも入手しにくくややレアな種類となっています。直径20cm以上にならないと花をつけない大型種で、斑入り種もあります。濃い緑色の葉で、ピンクの花苞に大きな3枚の紫色の花びらをつける豪華なチランジアです。通常は紫色の花ですが、白い花を咲かせるタイプもあります。 育て方 観葉植物としての扱いをしてもよいぐらいで水を好み、水苔などで鉢植えにして育てるとうまくいきます。日差しには弱いほうで、夏は必ず半日陰程度に遮光します。チランジアの中では寒さにはやや強く5℃以上を保てれば冬越し可能ですが、生育温度は15~30℃なので10℃程度は保った方がよりよいです。 |
有茎種の代表種
パレアセア
パレアセア | |
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![]() 上記写真はInstagramより引用させていただいています。 |
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学名 | Tillandsia paleacea |
タイプ | 原種、銀葉種、有茎種 |
レア度 | 普及種 |
難易度 | 簡単 |
水やり | 少なめ |
開花サイズ | 直径3~20cm(複数種類があり) |
花の色 | 花苞(白~緑)、花弁(うすピンク) |
特徴と育て方 | |
特徴 茎を伸ばすチランジアで、長いトリコームをもち真っ白にみえる銀葉種の代表の有茎種です。パレアセアは様々な変種があり、小さなものから大型化するもの、開花しなくても子株を増やすもの、枝分かれしにくいものなどさまざまです。原生地は中南米の海岸地帯から3000mを超す高山の乾燥地帯で、ティランジアの中でも乾燥に強い種類です。丈夫ですが成長はゆっくりです。長く伸ばした花茎の先に、薄紫色の花びらの花をつけます。 育て方 水やりは少なめで大抵のチランジアは生育期に週2回以上与えますが、パレアセアは1回程度にします。水やり回数を減らすことで白さ美しさを保つことができます。トリコームが多く日差しにも強めで、遮光は少なめにします。通常は40%~50%の半日陰ですが、白い遮光ネットを重ねるなどして30%程度の遮光で大丈夫です。 |
フンキアナ
アエラントス
ベルゲリ
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壺型種の代表種
ストレプトフィラ
ストレプトフィラ | |
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![]() 上記写真はメルカリより引用させていただいています。 |
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学名 | Tillandsia streptophylla |
タイプ | 原種、銀葉種 |
レア度 | 普及種 |
難易度 | 簡単 |
水やり | 好む |
開花サイズ | 直径20cm以上(大型種) |
花の色 | 花苞(うすピンク)、花弁(紫) |
特徴と育て方 | |
特徴 ティランジアの代表種で、壺型種の代表種でもあります。また外に置いているとアリが巣を作ってしまいます。ストレプトフィラにとってアリ自体は排泄物が栄養分になるなど害はないのですが、冬に室内に取り込む時困ります。乾燥させると葉がクルクルとカールし、通常の水やりで育てていると葉が伸び、水分量で形が激変します。流通しているのは直径10cmなど小さいですが、長年育てると40cm以上にもなる大型種で、株が成熟すると大きな花茎を伸ばして紫色の花を咲かせます。 育て方 葉をクルクルさせたい場合は乾燥気味に育てますが、あまりストイックにすると成長が遅れます。通常は生育期に週2~3回の水やりを行います。また夏は日よけが必要で、半日陰か50%遮光ネットを張った場所に置くなどします。 |
カプトメデューサエ(カプトメドゥーサエ)
ブッツィー
セレリアナ
セレリアナ | |
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![]() 上記写真はInstagramより引用させていただいています。 |
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学名 | Tillandsia seleriana |
タイプ | 原種、銀葉種、壺型種 |
レア度 | 普及種 |
難易度 | 普通 |
水やり | 普通 |
開花サイズ | 直径8cm以上(大型種) |
花の色 | 花苞(ピンク赤)、花弁(紫) |
特徴と育て方 | |
特徴 セレリアナも壺型種の代表で、株元の葉が分厚く重なり葉先は細くなりカールしています。屋外に置いているとアリが巣を作るアリ植物としても知られています。中米の標高300~2000mの松やブナの林に着生しています。鉢植えやヘゴ付けなどにしているとかなり大きくなり、高さ30cmを超えることもあります。 育て方 比較的水を好むタイプで、生育期は週に2回以上霧吹きなどをします。バークチップなどを使って鉢植えにしてもよいです。葉ヤケしやすいので夏は半日陰に、暑さも苦手なのでできるだけ涼しい風通しのよい所に置きます。 |
ブルボーサ
ブルボーサ | |
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![]() 上記写真はInstagramより引用させていただいています。 |
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学名 | Tillandsia bulbosa |
タイプ | 原種、緑葉種、壺型種 |
レア度 | 普及種 |
難易度 | 普通 |
水やり | 好む |
開花サイズ | 直径6cm以上(小型種) |
花の色 | 花苞(赤ピンク)、花弁(紫) |
特徴と育て方 | |
特徴 メキシコ、ボリビア、ブラジルなどに自生している壺型種のティランジアで、株元が葉の重なりで膨らみ、葉先はうねりながら四方に伸びていきます。小型で長く育てていると群生し、赤の花苞に紫色の花を咲かせます。ダイソーなどでもみられる普及種ですが、育てやすさは簡単ではなく普通程度、少し難しいことの理由に乾燥に弱い、直射日光に弱いという点が挙げられます。基本種に加え、大型になる種類(giant)、白い花を咲かせるアルバ(alba)、常時赤みが強いレッドブル(Red Bull)なども知られています。 育て方 トリコームが少ない緑葉種のため水やり頻度は多めです。生育期は週に3回以上霧吹きするか、鉢に置いて管理します。戸外で育てる場合は特に乾燥しやすいので注意が必要です。直射日光に弱いので真夏で40%程度遮光するか、半日陰に置くようにします。 |
ダイソーでも売っている普及種チランジア一覧
- イオナンタ
- エスピノーサ
- カピタータ
- カプトメデューサエ
- コットンキャンディー
- コルビー
- シーディアナ
- ジュンセア
- シルシナータ
- ストリクタ
- セルーレア
- パウシフォリア
- ハリシー
- パレアセア
- フックシー(フクシー)
- プセドウベイレイ
- ブッツィー
- ブラキカウロス
- ブルボーサ
- ベリッキアーナ(ヴェリッキアーナ)
- ベルゲリ
- ベルティナ
- マグヌシアーナ
- メラノクラテル(トリコロール)
ダイソーでは330円商品で5種類がそれぞれ5個ずつ入荷するようです。(110円商品でもある場合がありますが、とても小さいです。)人気が高く商品の回転も速く、入荷日は担当者の裁量で運が良いと、5種類に出会うことができますが、逆に運が悪いと一つも残っていない場合があります。(棚ごと撤去されている場合があります。)こまめに覗くと欲しいチランジアに出会えそうです。
ティランジアの原種・変種・交配種名リスト
ア行
種類 | 学名と特徴 |
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アエラントス | T.aeranthos |
丈夫で育てやすく入手も簡単で入門種に最適です。ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチン北部の低標高の地域が原産です。寒さに強く0℃程度を耐えるとされています。複数のバリエーションがあります。 →上部で解説 |
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アラウジェイ | T.araujei |
有茎のチランジアで開花できる株サイズが3~7cmと小型種で、真っ白の花を咲かせます。ブラジルに棲息します。 | |
アルゲンティア(アルゼンチナ) | T.argentina |
こちらも小型種で名前の通りアルゼンチンに固有の種類です。開花サイズは直径3cm程度の小型種から7cmほどになる中型種もあります。ピンク色の三弁花(花びらが3枚)を咲かせます。 | |
アルビダ | T.albida |
![]() 有茎種ですが、成長は遅いです。メキシコ原産で標高1,500mの辺りに自生しているとされています。 |
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アルベルティアナ | T.albertiana |
小さく成長の遅いティランジアで、真っ赤な花を咲かせる種類ですが、開花させるのが難しい種類です。比較的群生株になりやすいです。アルゼンチン原産です。 | |
アンドレアナ | T.andreana |
![]() マグヌシアーナやフックシーと同じく細い葉を密につける種類です。水やりや湿度が足りないと葉先が枯れこむため、ティランジア栽培環境の目印となります。耐寒性が弱く10℃以下にしないほうがよいとされています。コロンビア原産です。 |
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イオナンタ | T.ionantha |
ダイソーでも確認済みの普及種&人気種です。![]() |
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イオナンタ ドルイド | T.ionantha ‘Druid’ |
メキシコで見つかっている白花種です。開花時には葉先が黄色になる特徴があります。 | |
イオナンタ ピーチ | T.ionantha ‘Peach’ |
花色は普通のイオナンタと同じですが、開花時に葉が桃色からオレンジ色に発色します。 | |
イオナンタ フエゴ | T.ionantha ‘Fuego’ |
イオナンタの中でも特に発色が良く、「火、炎」などの意味をもつフエゴの名前が付けられました。開花期以外も赤いのが特徴です。 | |
イオナンタ ルブラ | T.ionantha ‘Rubra’ |
グアテマラ産のイオナンタの品種で、花色は紫色と普通と変わらず葉色もピンク色に染まります。ルブラはラテン語で赤色を意味します。 | |
インターメディア | T.intermedia |
ヴィヴィパラの代表種です。 | |
ヴィクトリア | T.’Victoria’ |
T.ionantha × T.brachycaulosの交配種です。 | |
ヴィセンティナ | T.vicentina |
ヴィレッセンス | T.capillaris var. virescens |
ヴェリッキアーナ(ベリッキアーナ) | T.velickiana |
![]() グアテマラ原産の種類で、やわらかく細い葉を生やし銀葉の美しい種類です。普及種でダイソーなどでも購入することができます。高山性で耐寒性は強いですが、その分夏の蒸れ、暑さに弱いためなるべく涼しい所に置きます。 |
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ウォンガ | T. ‘Wonga’ |
Mallemontii × Duratiiの交配種 | |
ウスネオイデス(スパニッシュモス) | T.usneoides |
スパニッシュモス、サルオガセモドキともいわれる垂れ下がって増えていくチランジアで、太いもの、細いものさまざまなバリエーションがあります。細葉のタイプほど先が枯れやすく栽培難易度が高いため、初めての方は太葉のものが育てやすいです。耐寒性はそこそこあります。 →上部で解説 |
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ウトリクラータ | T.utriculata |
アメリカ、西インド諸島、ベネズエラの低標高の地域が原産の種類です。大型種で開花サイズは直径40cm以上に達し、2メートル近い高さまで伸びることがあります。プリングレイという小型種も知られており、開花せずとも子株を出しワサワサと群生します。 | |
ウンベラータ | T.umbellata |
エクアドル原産の種類で株の開花サイズは直径20~40cmと大型です。また花も口径6cmになる大輪で紫色に白が入った三枚の花びらの美しい花を咲かせます。緑葉種でやや湿った状態を好み、水やりは週3回以上と多めです。2022年現在、入手はかなり困難と思われます。 | |
エーレルシアナ | T.ehlersiana |
壺型種で時に50cmにも達するメキシコ原産の大型種です。真っ白のトリコームを纏い美しく希少種で、ネット通販でも高く取引されており、30cmを超えるものは10,000円以上で取引されています。 | |
エクセルタ | T.exserta |
細い葉が緩やかにカールし、開花時は長い花茎を伸ばして赤の花苞に紫色の花を咲かせます。希少種でネット通販でもなかなか入手しにくいです。 | |
エスピノーサ | T.espinosae |
ダイソーでも売っている場合がある普及種です。 | |
エディシアエ | T.edithiae |
葉は肉厚で緑色の種類と銀色のトリコームの多い種類があり、茎立ちして真っ赤な花を咲かせます。ボリビア原産のチランジアで標高2700mの高標高地域に自生します。高山性のため暑さを苦手とします。希少種で入手はやや難しく高価です。 | |
エリシー | T.ericii |
エリックノブロック | T. ‘Eric Knobloch’ |
「Brachycaulos × Streptophylla」ブラキカウロスとストレプトフィラの交配種です。壺型の特徴とブラキカウロスの葉の赤みを引き継いでいます。 | |
オッドボール | T.’Oddball’ |
T. exserta x velutina エクセルタ × ベルティナの交配種です。 |
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カ行
種類 | 学名と特徴 |
---|---|
カーリースリム | T. ‘Curly Slim’ |
T. intermedia X T. streptophylla インターメディアとストレプトフィラの交配種です。 | |
カウツキー | T.kautskyi |
開花サイズが直径3~5cmの小型チランジアで、体のサイズの割に大きなピンク色の花を咲かせます。ブラジル原産の希少なチランジアで入手は不可能ではないですが高額であり難易度高めです。湿度は高め、水やり多めで育てます。 | |
カウレッセンス | T.caulescens |
ペルーからボリビアの標高500~3000メートルほどに自生するティランジアで、茎が長くなるためラテン語で茎が長いという意味の「カウレッセンス」という名前が付けられました。松葉のような姿をしています。 | |
カクティコラ | T.cacticola |
ペルーの標高1800mの砂漠地帯に住むティランジアで、サボテンに生えるという意味の「カクティコラ」の名が付けられていますが、実際にはサボテン以外にも着生します。 | |
ガテマレンシス(グアテマレンシス) | T.guatemalensis |
グアテマラ、メキシコ、ニカラグアなど中米に広く分布している種類で、地域変異も多い緑葉種のチランジアです。 | |
カピタータ | T.capitata |
ダイソーでも売っている場合がある普及種です。キューバ、ドミニカ、メキシコ、ガテマラ、ホンジュラスに自生し、地域変異も多く、また古くから栽培されており園芸品種も複数あります。ブラキカウロスと混同されることがあります。![]() |
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カピラリス | T.capillaris |
ディアフォランテマ亜属の小型チランジアの一つです。チリ、ペルー、エクアドルなど広い地域に分布し、色々なタイプがあります。 | |
カプトメデューサエ | T.caput-medusae |
ダイソーでもみかける普及種です。「メドゥーサの頭」の名前をもつ魅惑の壺型種です。メキシコから中南米にかけて分布し、2,000mを超える高山でもみかけることができます。 →上部で解説 |
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ガルドネリー | T.gardneri |
銀葉の美しい種類の一つで、繊細でやわらかい葉をもちます。コロンビアからブラジルに分布し、海岸地帯から標高1800mの地域に着生しています。基本種はピンクの花苞にピンク赤の花を咲かせますが、花色の違う変種も存在します。水はけのよい鉢に植えるか流木などに着生させるとよいです。 →上部で解説 |
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キアネア | T.cyanea |
ややレアな種類で入手が難しくなっています。ハナアナナスの和名を持ちます。 →上部で解説 |
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キセログラフィカ | T.xerographica |
![]() ティランジアの王様といわれる代表種で、白い葉がゆるくカールし美しい種類です。やや高価ですがホームセンターや園芸店、ネット通販などでも気軽に入手できる普及種です。そのまま眺めても見飽きませんが、花が咲くときは花茎が長く伸び、壮大な花を咲かせて見応えがあります。 →上部で解説 |
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ギリエシー | T.gilliesii |
トラデスカンティアの白絹姫のような交互の葉をつける種類で、開花サイズは3~6cmと小型種です。銀葉が美しくハリシーのような肉厚な葉を持ちます。1,800~2,800mの高山性の種類で暑さをやや苦手とします。残念ながら希少で入手は難しいです。 | |
キルシュネキー | T.kirschneki |
キンバリー | T.’Kimberly’ |
「Usneoides × Rrecurvata」ウスネオイデスとレクルバータの交配種です。 | |
クシフィオイデス | T.xiphioides |
ボリビア、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチンにかけて分布する、銀白色の爪のような形の小型チランジアです。直径が3cmもある三弁花(三枚の花びら)を咲かせ色は真っ白、薄紫(var. tafiensis)があり香りがあります。残念ながら入手はやや難しい種類です。 | |
クスゴネンシス | T.chusgonensis |
グラオモゴレンシス | T.graomogolensis |
グラブリオール | T.glabrior |
多肉質で硬い葉を持ち、銀色の鋭い葉を伸ばします。花びらの色は変異が多く、赤・黄色・ピンクなどが知られています。流通少なめですがまだ入手可能です。 | |
グランディスピカ | T.grandispica |
クロカータ | T.crocata |
黄色の花びらの花を咲かせ、香りがよい種類です。ブラジル、ボリビア、ウルグアイに分布します。希少で入手が難しくなっています。 | |
グロボーサ | T.globosa |
ゲミニフローラと近縁の種類で、より葉が細くなっています。濃いピンク色の花を咲かせます。ベネズエラからブラジルに自生し、高湿度を好むため鉢苗にするとよいとされています。 | |
ゲミニフローラ | T.geminiflora |
ゲミニフローラとは双子の花という意味で、一つの花苞から2つの花が咲く珍しい種類です。ピンクの花びらの美しい花を咲かせます。ブラジルからアルゼンチンの標高1400mまでの樹木に着生し高湿度な林に生えています。 | |
ゲルジー | T.guelzii |
プカラエンシスと非常に似ており混同されることがあります。 | |
ケルディッシュ | T. ‘Keldysh’ |
T. fasciculata ‘Red Rover’ X T. xerographica (ファシクラータ×キセログラフィカ)の交配種です。 | |
ゴードン | T.’Gordon C’ |
T. aeranthos × T. tenuifolia(アエラントスとテヌイフォリア)の自然交配種です。 | |
インカゴールド | T. ‘Inca Gold’ |
自然交配種です。 | |
ココエンシス | T.cocoensis |
コットンキャンディ | T. ‘Cotton Candy’ |
ダイソーで確認済みの普及種&人気種です。![]() |
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コマラパエンシス | T.comarapaensis |
ボリビアのコマラパで発見され、それが名前となっています。希少種で入手困難に近いです。 | |
ゴルゴン | T. Gorgon |
T. streptophylla × T. pseudobaileyi(ストレプトフィラとプセウドベイレイ)の交配種です。 | |
コルビー | T.kolbii |
コルビーとして販売されているもののほとんどは、スカポーサだとされています。また以前はイオナンタの変種とされていますが、現在は別種に分類されています。スカポーサはダイソーでもみかけることができる普及種で、栽培も容易で入門種にもおすすめです。直径4~10cmで開花します。![]() |
サ行
種類 | 学名と特徴 |
---|---|
サカパネンシス | T.zacapanensis |
グアテマラ原産のチランジアでキセログラフィカのような草姿です。 | |
サブセクンディフォリア | T.recurvifolia var. subsecundifolia |
サマンサ | T. ‘Samantha’ |
Kalbacheri × Mooreana(カルバチェリとモーレアナ)の交配種です。 | |
シーディアナ | T.schiedeana |
![]() メキシコ、西インド諸島、コロンビア、べネズエラなどに分布している種類で、細い葉を伸ばし開花、子株をよく作り群生します。花は花苞、花びらともに細く質素な感じです。流通量は減っているものの群生株でない小さな苗はまだ入手可能です。 |
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ジュクンダ | T.jucunda |
アルゼンチン原産のティランジアでうすピンクの花苞に黄色の花を咲かせます。 | |
シュスゴネンシス | T.chusgonensis |
ペルー原産で、テクトラムとパレアセアの特徴を併せ持つような草姿です。 | |
ジュンシフォリア | T.調査中 |
![]() |
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ジュンセア | T.juncea |
細い葉を密集させるグラス系の種類で、小型種~大型種、花色違いなど色々なタイプがあります。やや蒸れに弱い性質があるので、水やりのしすぎに注意が必要です。ネット通販やホームセンターでも簡単に入手できる普及種です。 →上部で解説 |
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ジョエル | T. ‘Joel’ |
T.bulbosa × T.ionantha(ブルボーサとイオナンタ)の交配種です。 | |
ショータイム | T. ‘Showtime’ |
T. bulbosa × T. streptophylla(ブルボーサとストレプトフィラ)の交配種です。 | |
ジョネシー | T.jonesii |
2000年に新種記載されたブラジル産のティランジアです。 | |
シルシナータ | T.paucifolia |
スークレイ | T.sucrei |
ブラジル固有の種類で、海に近い所に分布し比較的湿度を好み、寒さを苦手とします。 | |
スカポーサ(コルビー) | T.scaposa |
スカポーサはコルビーの名でも出回りますが、実際はほとんどがスカポーサとされています。また以前はイオナンタの変種とされていましたが、現在は別種に分類されています。スカポーサはダイソーでもみかけることができる普及種で、栽培も容易で入門種にもおすすめです。直径4~10cmで開花します。![]() |
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ストラミネア | T.straminea |
プルプレアと同種とも異なるともいわれる種類で、エクアドルからペルーにかけての低標高の地域に自生しています。淡い紫の縁取りにクリーム色の花びらの美しい花を咲かせます。葉が厚いタイプや白い花のタイプもあります。多少希少になっており、特に大型に育ったものは1万円以上の高値で取引されています。 | |
ストリクタ | T.stricta |
![]() 緑葉種の代表的存在です。いくつもの変種があり銀葉の種類もありますが、基本種はやわらかく成長が早く「ストリクタ・ソフトリーフ」ともいわれます。クランプになり毎年のように子株が紫の花を咲かせてくれます。 →上部で解説 |
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ストレプトカルパ | T.streptocarpa |
ストレプトカルパはドゥラティーと似た葉のカールを持つチランジアで、ボリビア、ブラジル、パラグアイなどに分布しています。紫色の三弁花(花びらが3枚)の花を咲かせよい香りを放ちます。 | |
ストレプトフィラ | T.streptophylla |
→上部で解説 | |
セクンダ | T.secunda |
エクアドル原産で、標高2,000~3,500mの高標高地域に自生しています。また開花後に花茎の途中から子株を出すヴィヴィパラ種でもあります。 | |
ゼチェリ | T.zecheri |
アルゼンチン原産のティランジアです。 | |
セルーレア(カエルレア) | T.caerulea |
葉が細く茎のある有茎種で、エクアドルからペルーにかけてが原産です。 | |
セレリアナ | T.seleriana |
壺型種の代表種で、ブッツィーなどと同様に割と水多めを好みます。室内では蒸れ防止のため、中に水をためて栽培しないほうが安全です。 →上部で解説 |
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セントレア スカイリーフ | T. ‘Centrair Sky Leaf’ |
キセログラフィカ(T. xerographica)とフラベラータ(T. flabellata)の交配種です。 | |
ソムニアンス | T.somnians |
ペルー原産のタンク型ティランジアで、開花後の花茎から子株を出すヴィヴィパラ種でもあります。 |
タ行
種類 | 学名と特徴 |
---|---|
タイ | T. ‘Ty’ |
T.ehlersiana × T.bulbosa(エーレルシアナ×ブルボーサ)の交配種です。エーレルシアナの白さとブルボーサのうねりを引き継いだ品種です。 | |
ダイエリアナ | T.dyeriana |
エクアドル原産で、高湿度で暖かいジャングルのような場所で育つため耐寒性が弱いです。オレンジ色の花苞に白い小さな花を咲かせます。 | |
チアペンシス | T.chiapensis |
銀白色の葉をもち日に当てると紫がかった色になり美しいティランジアです。薄ピンク色の花苞に紫色の花を咲かせます。 | |
チャペウエンシス | T.chapeuensis |
ブラジル固有の種類です。 | |
ツイステッドティム | T. ‘Twisted Tim’ |
T.intermedia x T.capitata(インターメディアとカピタータ)の交配種です。 | |
ディアギテンシス | T.diaguitensis |
パラグアイからアルゼンチンにかけて分布する有茎種です。 | |
ディグエティ | T.diguetii |
メキシコに分布するティランジアで小型のストレプトフィラのような姿です。葉が乾燥するとクルクルするのも同じです。 | |
ディスティカ | T.disticha |
壺型種で、花の付き方に特徴がある種類です。生息する地域が広いため地域によって変異があります。 | |
ディディスティカ | T.didisticha |
レア種で在庫切れや相場1株5,000円~等入手しづらい種類になっています。花の付き方が特徴的でディディスティカ、ディスティカと似た名前が2つありますが、種類は全く異なります。 | |
ティナパール | T. ‘Tina Parr’ |
T.seleriana × T.ionantha(セレリアナ×イオナンタ)の交配種です。小型の壺型種です。 | |
テクトラム | T.tectorum |
数あるティランジアの中でも特に有名な種類で、大きくなっても15cm程度の小型なものから50cmを超える大型になるもの、茎が長くなるものなど色々なタイプがあります。乾燥に強く水のやりすぎでトリコームがハゲたり短く退化してしまいます。水やりはパレアセアと同じくかなり控えめにします。たくさん流通しており入手は簡単ですが、大サイズのものほど高価になります。 →上部で解説 |
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テディベア | T.aeranthos ‘Teddy Bear’ |
細かい株が球状に密集するかわいい種類です。まりものようなイメージです。 | |
テヌイフォリア | T.tenuifolia |
テヌイフォリアは分布域が非常に広く、そのため多数の変種や栽培品種があります。(ブルーフラワー、アメジスト、シルバーコームなど)花色は白・青・ピンク・紫など、葉色も緑~茶色みがかった緑など種類により差が大きいです。乾燥させすぎると葉が丸まるので、水やりは多めに行います。通販、メルカリなど全体的に入手しづらくなっています。 | |
テネブラ | T.tenebra |
アルゼンチン固有の小型のティランジアです。 | |
デュラ | T.dura |
ブラジルの熱帯雨林で自生するティランジアで、ラテン語で「葉が硬い」という意味をもつ「デュラ」と名付けられました。 | |
テワカーナ | T.tehuacana |
メキシコ原産のティランジアです。 | |
ドゥラティ(ドゥラティー、デュラティー) | T.duratii |
葉がくるくると丸まっており、これを樹木にひっかけて着生する種類です。ボリビア、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチン北部の標高300~1300mの乾燥した林内に着生します。大きな紫色の花を咲かせます。高価ですがまだ流通しており入手可能です。 | |
ドドソニー | T.dodsonii |
トマセリー | T.tomasellii |
キセログラフィカのシノニム(同一種)とされていますが、議論もあるようです。 | |
トリコレピス | T.tricholepis |
ボリビア、パラグアイ、アルゼンチンに広く分布するディアフォランテマ亜属の小型の有茎種です。 | |
トリコロール(メラノクラテル) | T.tricolor |
トリコロールは開花時、花苞と花びらが3色(赤・黄色・紫)に美しいtri-color(3つの色)の名前がつけられています。メキシコ南部から中央アメリカの森林内が原産地です。 →上部で解説 |
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ドロセアエ | T.dorotheae |
ネット通販でも流通がほとんどなく、入手至難の種類です。ピンクの3枚の花びらの花(三弁花)を咲かせます。 |
ナ行
種類 | 学名と特徴 |
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ナナ | T.nana |
ペルー、ボリビア原産の有茎種の小型種です。 | |
ニドゥス | T.’Nidus’ |
T.fasciculate × T.ionantha(ファシクラータとイオナンタ)の自然交雑種です。 | |
ネグレクタ | T.neglecta |
茎を伸ばす有茎種の一つで、直径はそれほど大きくならないブラジル固有の種類です。赤の花苞に紫色の花を咲かせますが、花を咲かせなくても子株を出すタイプです。やや流通が少ないですがまだ入手できます。 | |
ノバキー | T.novakii |
メキシコ原産の大型化する有茎種です。 |
ハ行
種類 | 学名と特徴 |
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バールマルクシー | T.burle-marxii |
ブラジル原産のディアフォランテマ亜属の希少種です。 | |
パウシフォリア | T.paucifolia |
コスタリカ、ベネズエラ、メキシコなど広く分布するティランジアで、地域変異も多いです。銀葉の壺型種です。 | |
パラエンシス | T.paraensis |
アマゾン川流域の熱帯雨林に自生しています。低温と乾燥に弱いティランジアで栽培難易度が高いです。 | |
ハリシー | T.harrisii |
グアテマラ原産のトリコームの多い肉厚の銀葉をもつティランジアです。![]() |
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バルサセンシス | T.balsasensis |
バルビシアーナ | T.balbisiana |
![]() フロリダからメキシコ、西インド諸島、コロンビア、ベネズエラなど広い地域に自生しています。ホームセンターなどでみかけられる普及種です。 |
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バルフシー | T.barfussii |
パラグアイ原産のトリコームが多く白銀色をした葉をもつティランジアです。 | |
パレアセア | T.paleacea |
有茎種で茎が伸び、トリコームで銀白色になった葉を細く伸ばします。小型~大型のものなど一口にパレアセアといっても様々なタイプがあります。花を咲かせる前から子株が出て群生するチランジアで、コロンビア、ボリビア、チリに分布し高標高にもみられる乾燥に強い種類です。 →上部で解説 |
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バンデンシス | T.bandensis |
香りの良い紫色の三弁花を咲かせる種類で、開花サイズは直径5cm程度と小型です。ボリビアからパラグアイにかけて分布します。流通はやや少なめになっていますが、まだ入手困難ではありません。 | |
ピアウイエンシス | T.piauiensis |
ビクトリア | T.’Victoria’ |
T.ionantha × T.brachycaulosの交配種です。 | |
ビフローラ | T.biflora |
タンクタイプのチランジアで、タンクタイプの中では小型のほうです。希少になっており、メルカリ等でも入手困難です。 | |
ピンクキャンディ | |
ピンクベルベット | T.’PinkVelvet’ |
T.capitata × T.harrisii(カピタータ×ハリシー)の交配種です。 | |
ファシクラータ | T.fasciculata |
アメリカ、西インド諸島、ペールーまで広く自生する種類で、地域による変異も多いです。白銀色の細い葉に赤から黄色のグラデーションのある花序に紫色の花を咲かせます。 | |
プエブレンシス | T.pueblensis |
メキシコ原産の主に高標高地域に自生しています。 | |
フクシー(フックシー) | T.fuchsii |
フックシーには、基本変種のフクシー・フクシーと、一般に出回っているフクシー・グラシリスの2種があります。フックシーは乾燥に弱くすぐに葉先が枯れこむため、栽培環境・湿度の目安にされることがあります。メキシコ、グアテマラが原産地です。長い花茎を出し、ピンクの花苞に紫色の花を咲かせます。![]() |
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プセウドベイレイ | T.pseudobaileyi |
プセウドは偽のという意味をもち、名前の通りベイレイに似ています。(以前はベイレイと同一の種類とされていましたが、メキシコから中米北部に分布する大型のものをプセウドベイレイとして分けることになりました。)店頭などでベイレイとして売られている商品のほとんどはこちらのプセウドベイレイだそうです。開花サイズは直径15~20cmと大型化しており、葉は硬く生長も遅いです。 | |
ブッツィー | T.butzii |
ブルボーサと同じく壺型種でダイソーなどにも並んでおり入手もしやすいです。水を多めに欲しがり大きくさせるのが難儀です。メキシコからニカラグアにかけてが原産地です。標高1,000mを超える地帯に生えるため、夏の暑さが苦手です。![]() |
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プラギオトロピカ | T. |
ブラキカウロス | T.brachycaulos |
緑葉種のティランジアでよく知られおりダイソーでもみかける種類です。カピタータと見分けがつきにくくごっちゃになってしまうこともありますが、無茎のものが基本種とされます。開花時期は全体が赤く染まります。![]() |
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ブラキフィラ | T.brachyphylla |
ブリオイデス | T.bryoides |
直径が1cm以下で高さも4cm以下という極小のサイズで開花株になる小型種です。香りのある黄色い可憐な花を咲かせます。希少種で10cmでも2,000円以上の相場です。 | |
プルイノーサ | T.pruinosa |
壺型で7~10cmで開花サイズに達する小型種です。見た目はカプトメデューサエと似ていますが、プルイノーサはトリコームが多めです。開花時期は株全体に赤紫みがかって紫色の花を咲かせます。フロリダ、メキシコ南部、キューバ、エクアドル、ブラジルに自生しています。 | |
プルプレア | T. |
ストラミネアと同種とも異なるともいわれる種類で、エクアドルからペルーにかけての低標高の地域に自生しています。淡い紫の縁取りにクリーム色の花びらの美しい花を咲かせます。葉が厚いタイプや白い花のタイプもあります。多少希少になっており、特に大型に育ったものは1万円以上の高値で取引されています。 | |
ブルボーサ | T.bulbosa |
緑葉種のつぼ型種の代表でもあります。ダイソーでも見かける一般的な種類で基本種は価格も安く入手しやすいです。トリコームが少なく乾燥に弱いため、水やり多めで育てます。 →上部で解説 |
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プルモーサ | T.plumosa |
羽毛状のという意味のプルモーサと名付けられたこのチランジアは、毛足の長いトリコームをもち真っ白な見た目です。ピンク色の花苞に黄緑色の花びらという珍しい花を咲かせます。メキシコの標高2,000~2,500mなどの高地に自生し、暑さをやや苦手とします。 | |
フレクスオーサ | T.flexuosa |
フンキアナ | T.funckiana |
有茎種の代表種です。寒さに弱く10℃を保つ必要があります。開花する前でもよく子株を増やし群生します。ベネズエラの標高300~600m付近に炎天下の岸壁に着生しています。→上部で解説 | |
プンクツラータ(プンクトゥラータ) | T.punctulata |
メキシコからパナマにかけて分布するチランジアで、トリコームが少なく(緑色が濃く)高湿度、水やり多めを好みます。タンクタイプのティランジアで鉢植えが推奨されているようです。林内に着生するので遮光はしっかり行います。 | |
ペイラノイ | T.peiranoi |
アルゼンチン固有の小型ティランジアです。 | |
ベイレイ | T.baileyi |
壺型種の一つで、株元に膨らみがあります。プセウドベイレイと間違いやすく、ベイレイとして販売されている株のほとんどがプセウドベイレイだとされています。テキサス南部からメキシコにかけての森林地帯・ブッシュに自生します。 | |
ヘウベルゲリ | T.heubergeri |
ベストインクラス | T.’Best In Class’ |
T.xerographica x T.rothiiの交配種です。 | |
ペディセラータ | T.pedicellata |
ヘテロモルファ | T.heteromorpha |
ペルー原産でテクトラムに近縁なティランジアで、高標高地域に自生しています。 | |
ペナスコエンシス | T.penascoensis |
メキシコ原産のティランジアです。 | |
ベリッキアーナ | T.velickiana |
![]() グアテマラ原産の種類で、やわらかく細い葉を生やし銀葉の美しい種類です。普及種でダイソーなどでも購入することができます。高山性で耐寒性は強いですが、その分夏の蒸れ、暑さに弱いためなるべく涼しい所に置きます。 |
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ベルゲリ | T.bergeri |
マイナス温度にも耐える耐寒性の高い種類です。ダイソーでもみかけられる普及種ですが、実はアエラントスとの交配種だったりすることもあるので注意が必要です。![]() |
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ベルティナ | T.velutina |
![]() メキシコ南部からグアテマラに棲息するティランジアで、性質は強健です。 |
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ベルニコーサ | T.vernicosa |
アルゼンチン、ボリビア、パラグアイに自生し多くのバリエーションがあります。 | |
ベルメホエンシス | T.bermejoensis |
ボリビア原産のティランジアです。 | |
ポーリアナ | T.pohliana |
ポリスタキア | T.polystachia |
ホワイトスター | T. ‘White Star’ |
イキシオイデスとレクルビフォリアの交配種です。花弁はイキシオイデスの性質を引き継ぎ、花苞はレクルビフォリアの特徴を引き継いでいます。 | |
ボンジュール | T.’Bonjour’ |
T.ionantha × T.mitlaensisの交配種です。 | |
ホンジュレンシス | T.hondurensis |
ホンジュラス原産の銀葉種です。 |
マ行
種類 | 学名と特徴 |
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マグヌシアーナ | T.magnusiana |
柔らかく銀色の葉を密に生やす種類で見た目はアンドレアナに似ています。湿度が足りないと葉先が枯れてしまうので、フックシーやアンドレアナなどと並んで、水やりや湿度の目安になります。メキシコからブラジルの高標高(1,100~1,600m)に自生するため、日本の夏の暑さにはやや弱いです。 →上部で解説 |
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マジェスティック | T.’Majestic’ |
T.chiapensis × T.concolorの交配種です。 | |
マツダエ | T.matudae |
メキシコ固有のティランジアで、高標高地域に自生しています。高山性のため暑さにやや弱いです。 | |
マナ | T.stricta ‘Mana’ |
ストリクタの交配種です。 | |
マレモンティ | T.mallemontii |
![]() 可憐な紫色の花を咲かせ、香りもよいチランジアです。育てていると密に群生してきます。高い湿度を好むため、チランジアの中では水やりを多めに行います。ブラジルの比較的低標高の地域に自生します。 |
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ミオスラ | T.myosura |
細くカールした葉を伸ばすチランジアで、小さく目立たない三弁花の花を咲かせます。流通量は少なく入手しにくい種類です。 | |
ミトラエンシス | T.mitlaensis |
銀白色の美しいティランジアです。メキシコに棲息します。 | |
ムーンライト | T.’Moonlight’ |
ダイソーで出回るチランジアですが、交配親など詳細は分かっていません。 | |
メディオピクタ | T.ionantha ‘Mediopicta’ |
メラノクラテル | T.tricolor var.melanocrater |
トリコロールを参照 | |
メリディオナリス | T.meridionalis |
モーリアナ | T.mauryana |
モンタナ | T.montana |
ブラジル原産のティランジアです。 |
ヤ行・ラ行
種類 | 学名と特徴 |
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ユンチャラエンシス | T.yuncharaensis |
ボリビアの高標高地域に自生しているティランジアです。 | |
ライヘンバッキー | T.reichenbachii |
ラティフォリア | T.latifolia |
エクアドル、ペルーで見つかっておりそれぞれ特徴が異なり、変種や園芸品種も見られます。小型でも開花しますが、大型化する種類でもあります。赤の花苞にピンクの花びらの花を咲かせます。メルカリでは時々出品がありますが、入手がやや難しく多少価格も高めです。 | |
ラブノット | T.’Love Knot’ |
カピタータ×ストレプトフィラの交配種です。 | |
リーガルリーン | T.’Regal Rene’ |
ストレプトフィラとチアペンシスの交配種です。 | |
リオホンドエンシス | T.riohondoensis |
グアテマラ原産の肉厚の銀葉をもつチランジアです。 | |
リンデニー | T.lindenii |
エクアドル、ペルー原産のチランジアです。 | |
ルシール | T.’Lucille’ |
エーレルシアナとストレプトフィラの交配種です。 | |
ルピコラ | T.gardneri var. rupicola |
レイボルディアナ | T.leiboldiana |
メキシコからコスタリカにかけて分布するタンク型のチランジアです。モラと呼ばれることもあります。 | |
レクティフォリア | T. ‘Rectifolia’ |
イオナンタとシーディアナの自然交雑種です。葉はイオナンタを長くしたような形で、花はシーディアナとイオナンタの両方の特徴を引き継いでいます。 | |
レクリナータ | T.reclinata |
ブラジル原産の希少なティランジアです。 | |
レクルバータ | T.recurvata |
アメリカ南部からアルゼンチンにかけて分布するティランジアです。 | |
レクルビフォリア(レクルヴィフォリア) | T.recurvifolia |
人気種のコットンキャンディーの交配親にもなっている種類でピンクの花苞に白い美しい花をつけるティランジアです。ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンに棲息し、「レクルヴィフォリア・レクルヴィフォリア」と、「レクルヴィフォリア・サブセクンディフォリア」の2種類が知られています。サブセンクディフォリアはレオナミアナとして流通する場合があります。残念ながらどちらも入手はやや難しくなっています。 | |
レッドロビン | T.’Red Robin’ |
赤いストレプトフィラ同士をかけ合わせた赤みを帯びるストレプトフィラです。 | |
レディ | T.’Redy’ |
ストレプトフィラとコンコロールの交配種です。 | |
ロエズリー | T.roezlii |
ペルー原産のタンクタイプのティランジアです。 | |
ローレンティアナ(ロレンツィアナ) | T.lorentziana |
南米大陸中央に広く分布するティランジアです。 | |
ロシー | T.rothii |
メキシコ原産の大型化し、グリーンキセログラフィカとも呼ばれるティランジアです。 | |
ロゼイフローラ | T.roseiflora |
ブラジル原産の希少なティランジアです。 | |
ロゼオスカパ | T.roseoscapa |
メキシコ原産の銀葉の有茎種です。 | |
ロッテアエ | T.lotteae |
ボリビアの固有種です。銀葉に緑黄色の花苞と花びらをもち、チランジアの中では珍しい花色です。残念ながら流通量は少なくフリマでも入手は困難です。 | |
ロン | T.ionantha ‘Ron’ |
イオナンタの栽培品種です。 | |
ロングジョン | T.’Long John’ |
プセウドベイレイ × インターメディアの交配種です。 |
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