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アフリカ亀甲竜の実生方法と種まき実践記録!

このページでは、ディオスコレア属の代表種である「アフリカ亀甲竜」(通称:亀甲竜)学名Dioscorea elephantipes(エレファンティペス)の種まきからの育て方を実践しています。管理人のコーデックスの実生(種まき)は今回が初めてになります。失敗することもあるかもしれませんが、できるだけ生存率が高くなるよう工夫していきますので、よろしければ参考にしてください。

コーデックスは種まき(実生)で育てる

アフリカ亀甲竜 実生 2回目

植物を種から育てることを実生(みしょう)といいます。また種から育てた株自体を実生(株)と呼ぶこともあります。

コーデックスは基本的に種まき(実生)で増やします。挿し木もできるのですが、それだと肝心な塊根(茎の下部の膨らみ)が太らないことが多いためです。ごく一部には挿し木でも塊根が太る種類もあるのですが、パキポディウムやアデニウムなど人気種では残念ながら難しいです。

実生(みしょう)にはそれ以外にも株分けや挿し木にないメリットがあります。それはウイルス病のない株を育てられること、一度に大量の苗を手に入れることができることなどです。

デメリットは成株になるまで時間がかかること、種が小さくて扱いづらいこと、かび対策や発芽の工夫など種まき独自の難点もあることです。しかしコーデックスはもともと生長が遅いものですし、大きくなった成株を手に入れるにはかなりの値段がします。また成株自体の流通量も少なく現地球(原産国で採取された株)の輸入も難しくなっています。

そのため、コーデックスを育てるには現実的には実生という方法しかないといってもいいすぎではありません。

亀甲竜の場合

アフリカ亀甲竜 種まき 2回目

アフリカ亀甲竜も挿し木ができない種類なので、種まきで増やします。種まきから育てることであの亀の甲羅のような特徴的な塊根を再現することができます。

ディオスコレアはもともと栽培難易度がやや高く、種類により普通~やや難しいのランクになりますが、アフリカ亀甲竜もやや難しいの分類で、決して簡単に育つものではありません。さらにその種まきとなるわけですから、一層慎重に作業をすることが求められます。

また亀甲竜にはアフリカ亀甲竜とメキシコ亀甲竜がありますが、メキシコ亀甲竜は日本での栽培難易度が非常に高く、また甲羅の形も異なります。

以下ではアフリカ亀甲竜を単に「亀甲竜」と記載させていただく場合があります。

なお、ディオスコレア属の成株の詳しい育て方や画像は以下のページに解説しています。
ディオスコレア属(亀甲竜)の特徴と種類・育て方

亀甲竜の実生に必要なもの

  1. 種をまく鉢
  2. 鉢をすっぽりいれられる容器
  3. 土の消毒用の鉢
  4. 細かい種まき用の土
  5. カビ防止用の殺菌剤(ベンレート)
  6. ラップ
  7. 消毒用の湯1L~
  8. 霧吹き

その他、土の消毒に使う鉢の底にしいて土が流れてしまうのを防止するための「鉢底網」、土のかき混ぜ・プレステラへの盛り付け用の「スプーン」、土を混ぜるための「丈夫で透明な袋」、お湯を注ぐ「オタマ」、ベンレートを水に混ぜるための「2L空きペットボトル」などが必要です。

このページでは誰もが入手しやすく安価な器具として、1番の種を撒く鉢には「プレステラ90」というプラスチック鉢を、2番の鉢をすっぽりいれられる容器には2Lのペットボトル飲料の空きボトルを、3番の土の消毒用の鉢には「4~5号程度(直径12~15cm)の大きさの新品の素焼きか駄温鉢」を使っています。

また、管理人は適当な種まき用の土が入手できなかったので自分でブレンドしました。いずれも細粒で赤玉土・ボラ土・ピートモス・くん炭・バーミキュライトをそれぞれ同比率で混ぜ合わせました。※これは管理人の多肉植物用の土の流用で特にコーデックス向きに作ったものではありません。

費用と入手先の参考

種をまく鉢 鉢をすっぽりいれられる容器 土の消毒用の鉢
プレステラ90
プレステラ90
1個30円
メルカリ

お茶の綾鷹の2Lボトル
スーパーなど
1本150円程度

4号の駄温鉢
ホームセンター
130円
細かい種まき用の土 カビ防止用の殺菌剤

ブレンドした土か種まき用の土
市販では種まき用の土が2L袋300円くらいで買える

ベンレート(殺菌剤)
ホームセンター
0.5g 10袋 800円
ラップ 消毒用の湯1L~ 霧吹き

家庭にあるラップ
スーパー
1本100円

鍋で沸騰させたお湯1~2L多め
自宅
-円
霧が出るタイプ
ホームセンター
300円

用具の解説

  • 種をまく鉢は、土をいれて亀甲竜の種をまきます。
  • 鉢をすっぽり入れられる鉢は腰水(こしみず・鉢を水に浸ける)のために用意します。
  • 土は種まき用などの細かい粒の土を用意します。普通の多肉植物・サボテン用の土では目が粗すぎで小さな芽が育ちにくいのでさし芽用の土を使うと良いでしょう。また土は清潔である事が大事です。古い土の使い回しではなく必ず新品のものを使いましょう。
  • カビ防止用の殺菌剤ベンレートは、湿った土にカビが生えないようにするための農薬で、粉を水に溶いて使います。
  • お湯は新品の土を更に熱湯消毒するためのものです。
  • ラップは土を入れた鉢を乾かないように上から覆うために使います。
  • 霧吹きは途中で土の上から水やりをするために用意します。

亀甲竜の種はどこに売っている?

種の入手方法はいくつかあります。1つ目は国内の愛好家や栽培家などが自分で交配して販売している種を買う方法、2つ目は信頼がおけるナーセリーなどで購入する方法、3つ目はメルカリなどで輸入業者の転売品を買うことです。1、2、3の順番に種の信頼性が高くなります。

コーデックスの種はメセン類(リトープスやコノフィツム、帝玉など)に比べ種の品質がより問われます。シイナと呼ばれる発芽能力の無い種、鮮度の落ちた種(亀甲竜の場合新鮮なほど発芽率が高い)、様々な理由により発芽率が悪い種などが多いため、酷い商品だとほとんど発芽しないことがあります。そのため多少高くても信頼のおける種子を手に入れることが大切です。

ヤフーショッピングの多肉植物種子の専門店
多肉植物ワールド
プラントブラザーズ
seed stock

亀甲竜の種まきの具体的な手順

種まき 実生

時期

コーデックスには冬型種と夏型種があり、それぞれ発芽温度や生育気温があり蒔き時が異なります。アフリカ亀甲竜は冬型のため、9~11月頃に蒔きます。それ以外の時期に蒔けないかといえばそうではないのですが、成功率やその後の生育が悪くなるため、できる限り蒔き時に蒔くことをおすすめします。

準備

種撒き用のプラスチック鉢「プレステラ90」に今からまく種の名前ラベルを貼ります

鉢を浸ける腰水用のペットボトルを腰水に使えるように加工します。

2Lボトルを横にして、上部をカッターとはさみ切り取り、プレステラ90が入るかチェックします。またこのペットボトルは綾鷹という緑茶のものですが、3個のプレステラで高さの差ができてしまいます。そのため食用肉などが入っている発泡スチロールの皿を適当に切ったものを重ねて、3つの鉢の高さが均一になるようにしました。

もちろん他のペットボトルやタッパー、容器でも使うことができます。

種まき 実生

カビや腐敗、雑菌防止のため、器具や鉢や鉢を入れる容器など、洗えるものは全て洗いましょう。鉢は前に何か植わっていたものの流用ではなく、新品のものを使うのが望ましいです。

土を消毒して鉢に入れる

土の消毒方法はいくつかありますが、割れにくい鉢に鉢底ネットを敷いて土をいれ上からお湯をかける、レンジ対応容器などに土をいれて湯気が出るまで加熱する、などのいずれかを行った後に殺菌剤であるベンレート1000倍溶液を使って消毒します。ベンレート1000倍溶液は土に水代わりに土にかけてよく、また鉢をつけるための腰水の水にそのまま使ってOKです。

4号の駄温鉢に鉢底ネットをしいてから底用の土を入れます。
種まき 実生

鍋で沸かしたお湯をオタマで注いで消毒します。湯気がでるまで何度も注ぎましょう。
種まき 実生

底から表面まで種まき用の土をいれてもいいですが、鉢底から中央ぐらいまでは、粗めの普通の多肉土を使ってもOKです。この場合も土を消毒します。重要なのは種が根を伸ばす表面の土には、目の細かい土を使うことです。

湯気が出て充分消毒できたら、スプーンですくってそれぞれの種撒き用鉢(プレステラ90)に底から3cmほど入れていきます。
種まき 実生

種撒き用のプレステラ90鉢を水につける用のペットボトルに入れ、ベンレート1000倍溶液を上からかけます。
ベンレート

最初に下から出てくる水は黒く濁っているので捨て、また上からベンレート1000倍溶液を入れます。今度は少しきれいになっています。その後土が入っている鉢を腰水用の鉢にいれ、鉢が1.5cmくらい水に浸かるようにします。

種まき 実生

土の消毒作業は面倒ですが、これを行うことで無駄になってしまう種を減らすことができます。

種の蒔き方

土が冷えたのを確認してから、種を蒔きます。熱湯消毒後はかなり長い時間熱を持つので土は充分に冷やします。

亀甲竜の場合、メネデール100倍液に24~48時間浸けて普通に鉢に蒔く、腰水(底面給水)をして育てる、濡れたキッチンペーパーなどではさんで発芽したら土に植え替える、などの方法があり、どれが正解ということはないようです。

メネデール(植物用の活力剤で肥料分はほとんどない)は絶対にないと発芽しないというわけではなく、水で普通に発芽させている方も多くいらっしゃるようです。

また蒔き方も羽のような部分を手で持って土に半分埋まるくらい挿し込む、パラパラとそのまま土にまく、覆土するなど様々な方法があるようです。

管理人の場合
迷ったためメネデール無し事前浸水なし10個とメネデール事前浸水あり10個で蒔くことに決めました。種子というものは水(湿度)と酸素と温度で発芽するもので、外部からの栄養素の有無は関係がありません。そのため理論上は差が付かないはずです。

また羽の有無ですが、羽(ひらひらして遠くに飛ばすためのもの)は発芽に必要なものではなく、カビが生えやすい原因になるため、外して蒔くことにしました。そして覆土(土をかぶせるか)はあったほうが発芽率が上がるという記載を見かけたため、薄く土をかけることにしました。

発芽までの日数と発芽率は?

発芽までの日数は同じアフリカ亀甲竜でも種によってばらつきがあり、7日で発芽する場合もあれば3ヶ月かかることもあります。ネットで調べた感じでは1ヶ月くらいが平均値のようです。しかし遅れて発芽する種子もあるので、芽が出ないからといってすぐに捨てたり諦めたりしないようにしましょう。

発芽するまで腰水の水を切らさず、発芽後も腰水を絶やさないように気をつけましょう。

気になる発芽率ですが、20%の方から50%の方、8割を超える方とまちまちでした。その中で腰水管理(湿度)で軽く覆土されている方2人が8割を超えており、気温は18~20℃で管理され、それほど発芽は難しくないと書かれていたため、そのお二人に習って実践してみます。種の善し悪しや条件もまちまちですが、8割を目指すのがベストのようです。

ちなみに20%と50%の方は種を土に挿す方法で行っていました。亀甲竜は湿度と覆土が大切なようですね。

置き場所と水やり

ラップをして穴をプチプチあける、霧吹きするなど始終土がしっとり濡れている状態にします。鉢は半日陰に置き、発芽後も半日陰(50%遮光)に置きます。暗い室内などに置いたままだと、ひょろひょろになってもやしのようになってしまいます。

アフリカ亀甲竜は生育温度が15~20℃なので冬は室内に置くことになります。その場合は明るい窓辺などに置きますが、日照時間が確保できない場合は植物育成用ライトなどを使って日照不足を解消してください。

室内でも窓辺で直射日光が当たると土の温度が上がりすぎる場合があります。その場合はラップの覆いを取ったりレースをひいたりして調節しましょう。

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1回目の実践



迷いましたがメネデール無し、事前の浸水なしで直に蒔くことに決めました。というのは種子というものは水(湿度)と酸素と温度で発芽するもので、外部からの栄養素の有無は関係がないためです。また事前に水につけるという操作をしないのは自生地では土からの水分を吸って発芽するので、かえって何か悪い影響がないかを心配したためです。

また羽の有無ですが、羽(ひらひらして遠くに飛ばすためのもの)は発芽に必要なものではなく、カビが生えやすい原因になるため、外して蒔くことにしました。そして覆土(土をかぶせるか)はあったほうが発芽率が上がるという記載を見かけたため、薄く土をかけることにしました。

2021.10.21(0日目)種まき

メセン類に比べると比較にならないほど大きな種子です。
亀甲竜の種まき

羽部分を外します。
亀甲竜の種まき

土に並べます。
亀甲竜の種まき

そして軽く覆土しスプレーで水を吹きかけます。覆土はおそらく種に充分水分を行き渡らせる効果と、直射日光を遮る(亀甲竜の種子が嫌光性種子かどうかは不明です)役割があるのではないかと推測します。この後ラップで全体を覆います。腰水の水量が減ってきたら足すようにします。
亀甲竜の種まき

亀甲竜の種まき

亀甲竜の実生1ヶ月目(10月)

  • 2021/10/22 (1日目)本日発芽なし
  • 2021/10/23 (2日目)本日発芽なし
  • 2021/10/24 (3日目)本日発芽なし
  • 2021/10/25 (4日目)本日発芽なし
  • 2021/10/26 (5日目)本日発芽なし
  • 2021/10/27 (6日目)本日発芽なし
  • 2021/10/28 (7日目)本日発芽なし
  • 2021/10/29 (8日目)本日発芽なし
  • 2021/10/30 (9日目)本日発芽なし
  • 2021/10/31 (10日目)種を植えた土の部分が一斉に盛り上がってきました!発芽の兆しです。
  • アフリカ亀甲竜 発芽
    写真では見づらいですが、右下の部分では茎の白い部分が見えています。

  • 2021/11/1 (11日目)土が持ち上がってきているのが茎が見える種が3個あります。覆土が軽いものは発芽に近い状態になっています。土が持ち上がって明らかに発芽に近いものは11個中6個あります。案外簡単に発芽するのかもしれません。
  • 2021/11/2 (12日目)本日発芽なし。7個が持ち上がってきています。覆土はごく薄いくらいが芽の持ち上がりが早いようです。
  • 2021/11/3 (13日目)土から顔を出し始めたので、今日のような状態を発芽とします。となると8個発芽していることなります。発芽率は現時点で8粒÷11粒=72%と高いです。写真では確認しづらいのですが、白い茎が伸びて羽部分が上に持ち上がってきているのが分かります。
  • アフリカ亀甲竜の発芽

  • 2021/11/4 (14日目)
  • 2021/11/5 (15日目)小さな葉が出ていることに気付きました。
  • 亀甲竜の発芽
    種まきから15日目です。

    亀甲竜の発芽15日目
    拡大写真です。

  • 2021/11/6 (16日目)現在8個が発芽した状態を保っています。残りは動きがありません。葉が出てきたものが3個くらいあります。
  • 2021/11/7 (17日目)
  • 2021/11/8 (18日目)
  • 2021/11/9 (19日目)発芽数は同じですが、葉が生長してきました。写真以外の株も葉が生長しています。
  • 亀甲竜の葉

  • 2021/11/10 (20日目)
  • 2021/11/11 (21日目)
  • 2021/11/12 (22日目)発芽した8個全てに葉が出て生長しています。
  • 2021/11/13 (23日目)発芽数は同じです。葉が開いてきました。
  • アフリカ亀甲竜の葉(実生)

  • 2021/11/14 (24日目)
  • 2021/11/15 (25日目)
  • 2021/11/16 (26日目)
  • 2021/11/17 (27日目)
  • 2021/11/18 (28日目)
  • 2021/11/19 (29日目)1枚目の葉が順調に大きくなっています。2枚目の葉の出る兆しもあります。
  • アフリカ亀甲竜の実生 2021/11/19 29日目の写真
    2021/11/19(29日目の写真です。)

亀甲竜の実生2ヶ月目(11月)

アフリカ亀甲竜の実生2021/11/24(34日目)の写真
2021/11/24(34日目)の写真です。

  • 2021/11/27 気温が5℃を下回ったため、終日室内に取り込みを開始しました。1日4時間ほど直射日光が当たる室内の窓辺です。
  • 2021/12/1(41日目)よく見ると塊根の赤ちゃんができていました。
  • 2021/12/1(41日目)アフリカ亀甲竜実生
    2021/12/1(41日目)の写真です。

    アフリカ亀甲竜実生 2021/12/1(41日目)の写真
    2021/12/1(41日目)の写真です。

亀甲竜の実生 2021/12/8(48日目)の写真
2021/12/8(48日目)の写真です。

亀甲竜の実生 2021/12/8(48日目)の写真
2021/12/8(48日目)の写真です。

  • 2021/12/8 現在も室内に取り込んだままにしています。水やりは10日に1回くらいで、土がカラカラに乾かないよう、常に湿った状態を保っています。塊根部は3mm程度の球状になっています。葉の生長が進んだのは、室内が暖かいせいでしょうか?また2枚目の写真は同じ日に同じ方法で種まきしたのですが、覆土の量の違いか、1枚目のポットと比べるとかなり生育が遅れています。

亀甲竜の実生3ヶ月目(12月)

  • 2021/12/22(62日目) 水やりは10日に1回程度上から与えています。腰水はしていません。前回までは常に湿った状態にしてきましたが、最近は土が軽くなるまで乾かすことも増えてきました。夜間は5度を切るので、面倒で終日室内に取り込みっぱなしです。ただし日が良く当たり、日照時間も5時間は確保できるところに置いています。塊根のサイズはほとんど変わらないようですが、葉が元気に伸びています。

2021/12/22(62日目)のアフリカ亀甲竜
2021/12/22(62日目)のアフリカ亀甲竜(ポット1)

2021/12/22(62日目)のアフリカ亀甲竜
塊根の様子(ポット1)

2021/12/22(62日目)のアフリカ亀甲竜
2021/12/22(62日目)のアフリカ亀甲竜(ポット2)


全体の様子(1回目と2回目を合わせた写真)

亀甲竜の実生4ヶ月目(1月)

アフリカ亀甲竜の実生も4ヶ月目(写真は75日目)に入りました。塊根が少しずつ大きくなっているようです。塊根は土に埋まっているものと、土から出ているものがあります。参考までにメジャーと一緒に写真を撮っています。

栽培方法は12月と変わりません。水は土がしっかり乾いてから鉢の3分の1が湿るぐらいを10日に1回ほど与えています。置き場所は夜5度を切るため室内の窓辺に取り込みっぱなしです。今回は水やり時にハイポネックス1500倍液を1回与えました。


2022/1/4(75日目)のアフリカ亀甲竜実生

2022/1/4(75日目)のアフリカ亀甲竜実生

以下は2022/1/24(95日目)のアフリカ亀甲竜実生の写真です。
大きいものでは塊根の大きさが11mmぐらいと初めて1cmを越しました。このほかに土に埋まっている塊根の苗(実生2回目分)もあるのですが、そちらの方が更に大きいです。

亀甲竜の実生5ヶ月目(2月)

アフリカ亀甲竜の種まきをしてから112日(およそ満4ヶ月)経ちました。窓辺で良く日が当たり温度も10℃から15℃程度に保たれているためか、順調に生長しています。

これまで芽が出ていないポットにも水やりをしていましたが、送れて発芽してきたものは一つもありませんでした。最初の2週間で芽が出るものは芽が出たようです。

結局、発芽率がポットごとに極端な差が出ましたが、何が原因なのか分かりません。発芽率も1回目が60%、2回目に至っては25%程度です。やはり欲しい苗の数の最低2倍は種まきしないとダメなようですね。

途中ハイポネックス水を与えたところ、一面にカビが生えたポットがありました。肥料を与える時は戸外の風通しの良いところでないと難しいのかと感じました。3月からは最低気温も5℃を超すので戸外に出し、そこでたっぷり肥料を与えたいと思います。

塊根は順調に大きくなって13mm程度になっていますが、葉の出は止まっているようで、1株に2枚程度の葉が付いているにとどまっています。

以下3枚は2022/2/10に撮影した実生112日目の写真です。

亀甲竜の種まき 112日目

亀甲竜の種まき 112日目

亀甲竜の種まき 112日目

亀甲竜の実生6ヶ月目(2022年3月)

アフリカ亀甲竜の種まきをしてから6ヶ月目に入りました。

芽を出した株は順調に生育しています。ディオスコレア属の最低気温は5℃と聞いていたので、最低気温が3℃を下回るこれまでは戸外に出せなかったのですが、2月末から外に出せるようになりました。

最低気温は5℃ぎりぎり、最高気温は15℃程度に上がるようになりました。急に戸外に出すと日焼けすることがあるので、最初は前に大きな鉢を置いて日陰に置いています。その後、完全な日なたに出す予定です。

3月3日晴天で炎天下にコノフィツムの実生を置いていたところ、2苗が溶けてしまったため、日差しが強すぎると判断、亀甲竜も遮光下に置くことにしました。リトープスの実生と同じ置き場で、22%の遮光ネットを2枚重ねた物を使用しました。

これまで冬の間ずっと室内栽培して一度も外に出さなかったので、何度もカビに見舞われて肥料もほとんど与えられなかったのですが、これからは風通しのよい戸外なのでしっかり肥料をやって大きく育てたいと思います。

土が乾きやすくなるため水やりの頻度もこれまでより増やし、1週間に1回鉢の深さ2cmまでが湿るぐらいを与えます。このくらいの小さい苗だと鉢底まで根が回っていないので、鉢底から流れ出るほど与えると、与えすぎになってしまいます。

少し葉に黒い葉脈のようなものが見えて気になりますが、葉は大きくならずまた枚数も増えていません。

以下は2022/3/1(実生から131日目)のアフリカ亀甲竜の写真です。

アフリカ亀甲竜、実生6ヶ月目

アフリカ亀甲竜、実生6ヶ月目

アフリカ亀甲竜、実生6ヶ月目

亀甲竜の実生7ヶ月目(2022年4月)

アフリカ亀甲竜の種まきから7ヶ月目に入りました。

ここに来て暖かくなったせいか若干成長速度が遅くなったように感じられます。もうずっと戸外で栽培しています。現在の温度は最高気温が18℃程度、最低気温が7℃程度です。

置き場は30%遮光下に置いていると葉が黒くなって、一部の苗は葉が真っ黒になってしまったので、日差しが強すぎるのではないかと感じ、簡易ビニール温室の一番奥の方に入れています。おそらく50%遮光以上の環境です。ディオスコレアの夏の遮光率はまだよく分かりません。

よく見ると塊根の一部に亀甲竜的な割れ目ができているものがあり、乾燥させすぎたのではないかと心配しています。なお地面に埋まっている塊根は一番大きく成長しており、割れ目もまだありません。

水やりは10日に1回程度、鉢の3分の1を濡らす程度を与えています。肥料は月2回ほど液肥を与え、マグアンプKもばらまいていますが、乾燥気味に育てているのでほとんど効果がないようです。4月はお湯に溶かしたマグアンプKを与えてみるつもりです。

以下は2022/4/1に撮影した実生162日目の写真です。

アフリカ亀甲竜の実生 7ヶ月目

アフリカ亀甲竜の実生 7ヶ月目

アフリカ亀甲竜の実生 7ヶ月目

アフリカ亀甲竜の実生 7ヶ月目

4/5に初の植え替え
4/5に過密になった鉢の植え替えを行いました。プレステラ90で5個発芽したものがきつくなってきたため、3苗と2苗に分けました。

亀甲竜 実生

案外根が張っていて驚きました。また土の上半分を濡らす程度の水やりをしていたつもりでしたが、ちゃんと下まで浸透していました。根はプレステラの下の方まで伸びていたように思われます。塊根が半分埋まるくらい土をかけました。

亀甲竜 実生

4/7追記
マグアンプKをお湯に溶かしてみました。しかしマグアンプKはなかなか溶けず、丸2日たった現在もつぶつぶがそのままです。すぐに溶けると思っていたので意外でした。お湯は冷めすっかり水になっています。マグアンプ水は透明で濁り一つありません。しかしここに成分が溶けているかもしれないと思い、じょうろの水に希釈して流し込み、与えました。つぶつぶ自体は与えていません。効果はまだ分かりませんので5月に追記します。

亀甲竜の実生8ヶ月目(5月)

アフリカ亀甲竜の種まきから8ヶ月目に入りました。

暖かくなりアフリカ亀甲竜は生育が止まっているようで、塊根の大きさも4月初めと変わりません。途中で植え替えましたが、大きなダメージはなく、順調に過ごしているようです。植え替え時に塊根が埋まるようにしましたが、特段大きさは大きくなりませんでした。

またマグアンプKを水に溶かしたものを与えましたが、特にメリットもデメリットもなかったようで、様子に変化はありませんでした。徒長しなくてよかったです。。

外の気温は最高気温が22℃程度、最低気温が13℃程度です。ずっと戸外で栽培しています。環境は簡易ビニール温室の奥の日の当たらない所です。かなり暗い所ですが、ツルが徒長しないところをみるとちょうどよいのではないかと思われます。

葉が黒くなってしまったところは、日陰に置いても黒くなったままでもとの緑色には戻りませんでした。現時点では落葉するそぶりはみられません。

水やりは10日に1回くらいで、4月の前半に2回、後半に1回程度です。それほどたっぷりは与えておらず、かろうじて土全体が湿るぐらいです。

以下は5月のアフリカ亀甲竜の様子です。(正確には4/28に撮影した写真です)

亀甲竜の実生9ヶ月目(6月)

アフリカ亀甲竜の種まきから9ヶ月目に入りました。

夏が近づき成長は止まっているようで、塊根の大きさも1ヶ月前とあまり変わりありません。割れ目ができた株もあれば、つるっとした株もあります。しかし葉は枯れてきたものがあり、休眠の兆候を見せ始めています。前回植え替えの時塊根を埋めておいたのですが、知らぬ間に表土から顔を出しています。

水やりは2週間に1回、ほんの少し(20ml程度)です。環境は簡易ビニール温室の奥の暗い所に置いています。マグアンプKの効果はあったのかなかったのかよく分かりませんでした。

最近の気温は最高が28℃程度、最低が20℃程度です。平年値なら6月4日に梅雨入りするのですが、今年はまだです。

栽培はずっと簡易ビニール温室の奥に置きっ放しという感じで、水やりをする以外特に何もしていません。現在は10株ぐらい生き残っていますが、何株がこの夏を越せるのでしょうか?

以下は2022/6/1に撮影したアフリカ亀甲竜の写真です。

亀甲竜の実生10ヶ月目(7月)

アフリカ亀甲竜の種まきから10ヶ月目に入りました。

前回のレポートでは梅雨に入っていなかったのですが、今回7/1は既に夏となり平年比20日早く梅雨明けしました。最高気温は33℃、最低気温は28℃程度と猛暑の盛りです。

アフリカ亀甲竜は夏の休眠期に入ったようで、葉を枯らしている個体が多くなっています。表面はひび割れているものもありますが、土に半分埋まっているので塊根の全容がどうなっているか不明です。

通常なら水やりはしない時期です。しかし塊根の直径が1.3cm程度の小さな苗なので2週間ごとにごく少量の水を与えています。置き場所は簡易ビニール温室の最下段の奥の暗い所で、極力涼しい所に置いています。(最上段は熱くなります)

2週間に1回水を与える以外特に作業はしていません。

以下は2022/6/30に撮影したディオスコレア「亀甲竜」の写真です。

ディオスコレア種まき10ヶ月目

ディオスコレア種まき10ヶ月目

亀甲竜の実生11ヶ月目(8月)

アフリカ亀甲竜の種まきから11ヶ月目に入りました。

冬型のアフリカ亀甲竜は完全に枯れたような様子になり、本当に生きているのか全く区別が付きません。

塊根はそっと触っていると硬く、中の水分を溜めて生きているようです。

完全に水を切るのは怖いので、1ヶ月に1回ほど軽く与えています。連日36℃の猛暑ですが、それでも簡易ビニール温室のなるべく涼しい所(最下段)に置いています。9月、10月になったらまた葉が出てくるのでしょうか?

水やりも低頻度なので何もするべきことはありません。

以下は2022/8/11のアフリカ亀甲竜の写真です。

亀甲竜の実生12ヶ月目(9月)

アフリカ亀甲竜の種まきからとうとう1年になりました。

9月はちょうど目覚める時期なのか、小さな葉をつけたツタを長く伸ばしながら生育を始めたようです。

今年は猛暑でしたが、なんとかほとんどの株が生きて夏を越えることができました。9月に入ってからは一転して最高気温も30度程度と涼しくなっています。(2苗はまだツルが出てきていません。)

8月いっぱいは水やりを少なくしていましたが、今後は成長に応じて水やりを増やしていきます。また少しずつ日光量も増やしていきます。

以下は2022/9/5のアフリカ亀甲竜の写真です。

亀甲竜の実生1年1ヶ月目(10月)

最高気温が25℃~30℃程度と目に見えて下がってきました。

アフリカ亀甲竜はどんどんつるを伸ばして大きな葉を広げています。最初に種蒔きした時も葉が1枚出ましたが、それより遥かに大きく成長も早いです。太陽の方に伸びていこうとしています。

2つ葉が出るのが遅い株がありましたが、それも葉が出てきて結局全部の株が夏越しできたようです。

塊根は大きくなっていませんが、このつると葉の水分はどこから来ているのでしょうか?

現在は60%遮光ネットを張った簡易ビニール温室の最下段に置いています。水やりは夏よりぐっと多めで、10日に1回鉢底から出そうなほどの多めを与えています。

以下は2022/10/1撮影の亀甲竜の様子です。

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