まずプラ鉢(プレステラ90)を3個用意し、30粒をそれぞれの鉢に10個ずつ蒔きます。コノフィツムのタネは小さいのですが、今回初めてということで、一つずつ蒔くことにしました。
プレステラ90が並ぶくらいの適当なサイズのプラケースに入れて、1cmの腰水(水を張ったままにする)を用意します。帝玉を9個のプレステラにまき3個のプレステラが空白になっていたので、そこにコノフィツムを蒔く予定です。
①無遮光 |
②50%遮光 |
③左が50%遮光、右が無遮光 |
左から①無遮光、②50%遮光、③無遮光と50%遮光の比較画像です。
実際の生育の様子0ヶ月目(10月)~
- 2021/9/30 50粒(25粒ずつ)を蒔きました。覆土なしです。
- 2021/10/1(1日目) 本日発芽無し
- 2021/10/2(2日目) 本日発芽無し
- 2021/10/3(3日目) 本日発芽無し
- 2021/10/4(4日目) 本日発芽無し
- 2021/10/5(5日目) 本日発芽無し
- 2021/10/6(6日目) 本日発芽無し
- 2021/10/7(7日目) 本日発芽無し
- 2021/10/8(8日目) 本日発芽無し
- 2021/10/9(9日目) 本日発芽無し
- 2021/10/10(10日目) 本日発芽無し
- 2021/10/11(11日目) 本日発芽無し
- 2021/10/12(12日目) 本日発芽無し
- 2021/10/13(13日目) 本日発芽無し
- 2021/10/14(14日目) 本日発芽無し
- 2021/10/15(15日目) 本日発芽無し
- 2021/10/16(16日目) 初めて1つが発芽しました!コノフィツムの葉の見た目はリトープスと同じような感じでした。とにかく本日は発芽が確認できてよかったです。
- 2021/10/17(17日目) 本日発芽無し
- 2021/10/18(18日目) 本日発芽無し
- 2021/10/19(19日目) 計4個発芽しました。
- 2021/10/20(20日目) 計6個発芽しました。
- 2021/10/21(21日目) 計9個発芽しました。
- 2021/10/22(22日目) 計12個発芽しました。 発芽が始まるまで時間がかかりましたが、コノフィツムの発芽にはある程度の低温が必要だということです。それまで最高気温30℃、最低20℃程度だった気温が、10月16日頃から急に最高が23℃、気温が15℃くらいになってきためかもしれません。夜が冷え込むようになって球に発芽してきました。
- 2021/10/23(23日目) 計15個発芽しました。どんどん発芽しています。今日も23℃/15℃と寒いです。発芽時の見た目リトープスそっくりですが、0.8mm程度でしょうか、やや大きい印象を受けます。
- 2021/10/24(24日目) 計16個発芽しました
- 2021/10/25(25日目) 計19個発芽しました
- 2021/10/26(26日目) 本日発芽なし
- 2021/10/27(27日目) 本日発芽なし
- 2021/10/28(28日目) 計21個発芽しました。だいぶ芽が大きくなって数えやすくなってきました。現時点で発芽率は40%です。
- 2021/10/29(29日目) 本日発芽なし
- 2021/10/30(30日目) 本日発芽なし
- 2021/10/31(31日目) 本日発芽なし。発芽は落ち着いてきたようです。
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実際の生育の様子1ヶ月目(11月)~
- 2021/11/1(32日目) 発芽なし
- 2021/11/2(33日目)
- 2021/11/3(34日目) 久しぶりに覗いてみたら計29個発芽していました。大きくなった芽は円筒形(筒のよう)な形です。
- 2021/11/4(35日目)

以下35日目の発芽の様子です。やっと写真の上でも確認できるくらいになりました。



35日目の写真です。
- 2021/11/5(36日目) 計37個発芽しました(発芽率37÷50=74%)。現在は遮光なしで直射日光下においています。溶けたりなどせず問題ないようです。日が当たるようになってからコケ(藻)の生え方が酷くなりましたが、悪影響はないようです。
- 2021/11/6(37日目)
- 2021/11/7(38日目)
- 2021/11/8(39日目)リトープスにカビが生えたので、こちらのコノフィツムもかび防止にベンレート1000倍水をたっぷり散布、腰水の半分をベンレート1000倍水にしました。隣に置いているのでカビがうつらないとよいのですが。
- 2021/11/9(40日目)久しぶりに覗いてみると42個発芽していました。発芽率は42÷50=84%です。
- 2021/11/14(45日目)

2021/11/14(45日目)の写真です。

2021/11/14(45日目)の写真です。

2021/11/14(45日目)の写真です。

2021/11/14(45日目)の写真です。
- 2021/11/17(48日目) 腰水を終了しました。

コノフィツム実生2021/11/26 (57日目)の写真です。

コノフィツム実生2021/11/26 (57日目)の写真です。

コノフィツム実生2021/11/26 (57日目)の写真です。
実際の生育の様子2ヶ月目(12月)~

コノフィツム実生2021/12/8 (69日目)の写真です。

コノフィツム実生2021/12/8 (69日目)の写真です。

コノフィツム実生2021/12/8 (69日目)の写真です。

コノフィツム実生2021/12/8 (69日目)の写真です。
- 2021/12/8(69日目) まだ一度も肥料を与えていないせいか、あまり大きくなりません。藻が生えてしまって緑色になっているため、肥料を与えるのも気がひけます。しっかり日光に当てて育てています。水持ちのよい土に植えているので、水やりはじょうろで10日に1回程度です。
- 2021/12/22(83日目) 12/14にカビが出たため、表面の土を全て除去しました。この作業の時数個は知らずにダメにしてしまったと思います。カビはその後は再発していません。冬に室内に置いたままにしているとカビが出やすいようです。

コノフィツム実生2021/12/22 (83日目)の写真です。

コノフィツム実生2021/12/22 (83日目)の写真です。

コノフィツム実生2021/12/22 (83日目)の写真です。

コノフィツム実生2021/12/22 (83日目)の写真です。
現在生き残っている数は、50個中40個です。
実際の生育の様子3ヶ月目(1月)~
この間も室内に置いていたためカビが生えてカビを土ごと撤去する作業をしました。室内では風通しが悪いので、昼間の暖かい時間だけ戸外に出して、夜に室内に入れるということを繰り返しています。
水やりは10日に1回ほど鉢の3分の1が濡れるくらいを与えています。まだ5mmもない小さな苗なので、土をカラカラに乾かさないように気をつけています。
以下の4枚の写真は種まきから97日目(2022/1/5)に撮影したものです。




以下の4枚の写真は種まきから116日目(2022/1/24)に撮影したものです。




実際の生育の様子4ヶ月目(2月)~
コノフィツムのウィッテベルゲンセとリンピダムを種まきして満4ヶ月(5ヶ月目)、133日目になりました。
今のところこの2種類の区別はできず、また脱皮の兆候もありません。サイズは少し大きくなっているようですが、リトープスの実生に比べるとまだ小さいです。この差は肥料を与えなかったことが原因かもしれません。
また帝玉と比べるとリトープス・コノフィツムは徒長しづらいようで、今のところヒョロヒョロにはなっていません。
環境は基本的には戸外の日の当たる雨よけのあるところです。最低気温は2℃、最高気温は12℃、平均気温は8℃程度です。1℃を下回る日は室内に入れていますが、カビやすいのでなるべく外に置いています。
水やりは10日に1回程度、鉢の3分の1が湿るぐらいで、量的には少なめです。日差しは弱いのでもちろん直射日光下に置き、しっかり光合成させています。
以下5枚の写真は2022/2/10に撮影した実生133日目の写真です。





これはリトープスの実生と比べた写真です。
生育の様子5ヶ月目(2022年3月)~
コノフィツムのリンピダムとウィッテベルゲンセを種まきして5ヶ月経ちました。
冬の間室内に取り込み、何度となくカビに悩まされましたが、3月に入って完全に戸外に出せるようになり、そのような心配もなくなりました。外気温は最高気温は15℃程度、最低気温は5℃程度とかなり暖かくなってきています。
戸外栽培に切り替えてまず行うことは、肥料をやることです。室内だとカビが出やすくなるため、水での栽培のみでしたが、これからは肥料を与えることができ、生長が期待できます。
戸外に置くと土が乾燥しやすくなるので、水やりの回数や量が少し多くなり、1週間に1回、土の深さ2cmが濡れる程度を与えます。このくらい小さな苗は鉢底まで湿らせるといつまでも乾かず、病気の元になるためこれくらいの水やりがちょうど良いです。
帝玉のように強い光は好まないようですが、今の時期はまだ遮光などせず、しっかり日に当てて育てています。3月3日に晴天下に置いていたところ、2苗が溶けてしまったため、急遽半日陰環境に置きました。
以下は2022/3/1(152日目)に撮影したコノフィツムの写真です。サイズはあまり大きくなっていないようです。




実生6ヶ月目(4月)
コノフィツム「ウィッテベルゲンセ」「リンピダム」の実生を開始して6ヶ月目になりました。
コノフィツムはリトープスと異なり春には脱皮しないので、そのまま栽培を続けています。姿形も3月と変わりませんが、少しぷっくりしてきたような感じはします。相変わらず、リンピダムとウィッテベルゲンセの区別が付きません。
コノフィツムはもともと3鉢に50粒しか蒔かなかったので、間引きの必要性はありませんでした。やはりばらまくのでは無く、最初から数をしっかり数えて蒔くことが大切ですね。
もうずっと戸外で栽培しています。現在の温度は最高気温が18℃程度、最低気温が7℃程度です。
置き場所は50%遮光環境です。遮光ネットを張っています。これは3月に苗を一部溶かしてしまったためです。コノフィツムは軟光線を好むようで、暗くても徒長するようすを見せません。
水やりは2週間に1回くらいになっています。あまり土が乾かず、カビが生えそうになったため鉢の上部2cmが湿るぐらいにしています。リトープスや亀甲竜と同じくリキダスとハイポネックス水を与えています。今度お湯に溶かしたマグアンプKを与えてみるつもりです。
以下は2022/4/1(183日目)に撮影したコノフィツムの写真です。




4/7追記
マグアンプKをお湯に溶かしてみました。しかしマグアンプKはなかなか溶けず、丸2日たった現在もつぶつぶがそのままです。すぐに溶けると思っていたので意外でした。お湯は冷めすっかり水になっています。マグアンプ水は透明で濁り一つありません。しかしここに成分が溶けているかもしれないと思い、じょうろの水に希釈して流し込み、与えました。つぶつぶ自体は与えていません。効果はまだ分かりませんので5月に追記します。
実生7ヶ月目(5月)
コノフィツム「ウィッテベルゲンセ」「リンピダム」の実生を開始して7ヶ月目になりました。
コノフィツムは春に脱皮しないと思っていたのですが、知らぬ間に新葉が出た個体があるようで、リンピダムとウィッテベルゲンセの区別ができるようになってきたものがあり、リンピダムはオフタルモフィルムらしいみずみずしい窓が出現しました。
まだ動きを見せないものも多いので、最終的にはどうなるか分かりませんが、緑の窓が顔を出したときは育ててきた甲斐を感じました。ウィッテベルゲンセの模様も見てみたいと思いました。
4月一杯戸外で栽培しました。今後も戸外での栽培を続ける予定です。
気温は最高気温が22℃程度、最低気温が13℃程度です。
水やり回数は減ってきています。4月は3回くらいだったかと思います。5月はもっと減ると思います。
置き場所はほとんど日が当たらない、簡易ビニール温室の奥です。それでも徒長しないので、その環境があっているのだと思います。
帝玉に濃厚なマグアンプK水を与えて失敗しましたが、コノフィツムは与えたにもかかわらず、弊害は発生しませんでした。でも徒長すると困るのでもう与えません。地道に育てて日に当て、その多肉植物が持つ生育スピードで育てることが基本であると感じさせられました。
以下は5月のコノフィツムの写真(正確には4/28撮影)です。




実生8ヶ月目(6月)
コノフィツム「ウィッテベルゲンセ」「リンピダム」の実生を開始して8ヶ月目になりました。
昨月始まった脱皮は順調に進み、ほとんどが脱皮を終えて始めての模様がみえてきました。ウィッテベルゲンセは背が低めで斑点があり、リンピダムは背が高めで緑色の窓に斑点が少しでています。
ずっと双方を区別できない状態が続いてきたので、この変化は嬉しいです。
5月いっぱいも戸外で栽培しました。コノフィツムはこの時期直射日光が当たらなくても徒長しません。しかし簡易ビニール温室の奥ではなく一番前の列に出しています。
戸外の温度は最高気温が28℃、最低気温が20℃程度で平均気温は25℃程度になっています。水やりは月に2回のみ、1鉢当たり大さじ1~2杯を与える程度です。根張りが浅いのでこれで充分なようです。
以下は2022/6/1に撮影したコノフィツムの播種8ヶ月目の写真です。




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