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コノフィツムの種まきからの育て方(実生)と栽培記録

9月~10月は多肉植物「メセン類」の1年に1回の蒔き時です。コノフィツムもこの時期が蒔き時です。このページでは、コノフィツムの種まきからの育て方を詳しく解説し、実際に栽培してレポートしています。

コノフィツムの種まきは1回目の2021年9月バージョンと、2回目の2022年10月バージョンがあります。

2021年は初めてのコノフィツム実生でしたが、2022年は昨年度の反省点を見直し改良して再度挑戦しています。必要に応じてジャンプしてお読みください。

実生(種まき)の方法を読む
1回目(2021年9月)のレポートを読む
2回目(2022年10月)のレポートを読む

コノフィツムを種から育てる

コノフィツム mix種子

コノフィツムの種子

植物をタネから育てることを実生(みしょう)といいます。コノフィツムやリトープスといった玉形メセン類では分頭して増やすこともできますが、分頭しにくい、育つまでに長い時間がかかるなどのデメリットがあり、種まきから増やすことが多いです。

種から育てるのは水のやり方や日光の調節など、成株より管理が面倒、大きくなる(開花する)まで数年かかるなどのデメリットがありますが、メリットもたくさんあります

種まきだと一つの親から採取した種でも、色々な顔(模様や色など)が出てくるので楽しい、好きな株を集められる、蒔いた数だけたくさん育てられる、種から育ててしかみれない成長過程を観察できるなど...

管理人は毎年何らかの多肉植物の種を蒔いていますが、育て甲斐があり、とても楽しいものです。もしかすると最初のうちは失敗してしまうかもしれませんが、これも経験でだんだんコツが掴めてきます。

多肉植物の栽培経験にかかわらず、ぜひチャレンジしてみてください。

以下は成長したときのイメージ写真です。

ウィッテベルゲンセウィッテベルゲンセ(Conophytum wittebergense)

出典:趣味の園芸より

Conophytum limpidumリンピダム(Conophytum limpidum)

出典:llife.com

ウィッテベルゲンセは美しい模様が入る品種で、リンピダムは旧オフタルモフィルム属でもあり、緑色が基調で透明な窓を持つ種類です。

2021年に蒔いた苗の実際の1年後の様子です。

正しいやり方は存在しない?

実生方法は絶対こうしなければならないという方法はなく、人それぞれやり方が異なります

たとえば土の配合ひとつ取っても色々で、フカフカ系用土を使う方もいれば、硬質の用土を使う方もいます。1種類の土を単用する方、複数の土を混ぜる方、何層かに分けて土の種類も変える方や、上から下まで全部同じ土を使う方もいます。

管理人にも実生のやり方は多少違う点がありながらも基本的なことは同じです。このページでは、基本的なやり方をコノフィツム(玉形メセン類)に合わせて少し改良したやり方を紹介します。

コノフィツムの実生で大切なこと


大切なことの基本は、リトープスなどの玉型メセン類と変わりません。

大切なことは

  • 秋にある程度涼しくなってから蒔くこと
  • 土をちゃんと殺菌してから使うこと
  • 極小さな種に合う細かい土を使うこと
  • 肥料は気をつける
  • 種まきから2ヶ月程度は腰水(底面吸水)にすること
  • 直射日光下はダメで半日陰で管理すること
  • 覆土しないこと
  • 硬質ポットに植えること
  • 成株とは異なる育て方をすること

です。

蒔き時
発芽の適温が15~20℃程度のようで、あまり暑い秋(8月下旬~9月上旬)だと発芽しにくいです。できれば寒冷地を除き10月頃蒔くのがよいです。温度的には秋だけでなく春も蒔けますが、あっという間に温度が上がって適温でなくなるので、秋まきを強くおすすめします。

土の殺菌
土は必ず新品のものを使いましょう。病気や虫などがいる可能性がある古い土は避けたほうがよいです。また新品であっても使う前に必ず熱湯で消毒し、さらに殺菌剤をスプレーしておく必要があります。

土の細かさ
コノフィツムの種はごくごく小さく爪楊枝の先っぽ程度しかありません。そのため芽も根も細く小さいので、それに合う細かい細粒の土が適しています。

肥料のやり方
種まきからごく初期(3ヶ月以内)は、肥料をやるとカビや藻が出やすいので与えないようにします。またもともと無肥の土(肥料が入っていない土)を使います。4ヶ月後以降は希釈した液肥を時々水やり代わりに与えて成長を促進させます。また有機肥料はカビの元となるので、必ず化成肥料(化学肥料)を使うようにします。

腰水(底面吸水)
表土が乾くと芽が出ないばかりか出た芽も枯れてしまうので、2ヶ月程度は底面吸水で絶えず水を供給します。これを腰水(こしみず)といいます。腰水の水は腐らないように時々交換します。

管理場所
直射日光下に置くと強い日光で芽が枯れるので、必ず半日陰か50%遮光ネットを張ったところで管理します。

硬い素材のポット
腰水の交換などポットを移動させることが多いので、持ち上げても形が崩れないプレステラなどの硬質ポットが適しています。薄いビニールポットは持ち上げたとき形が変わり、土がぐちゃぐちゃになってしまうため適していません。

種まきから1~2年の苗の管理
コノフィツムは冬型の多肉植物なので夏は水をやってはいけないと思いがちですが、小さく弱い芽で保水性も少ないため、真夏でも月に1~2回の水やりを続けます。特に1回目の夏は休眠期がない(成長を続けている)ようです。

コーデックスやサボテンの種まきとの違いとして

  • 種の鮮度は全く問わないこと
  • 蓋は不要なこと

の点が挙げられます。

種の鮮度
種は古いものでも全く問題ありません。むしろ1年冷蔵庫で寝かせたような種が発芽が良く早いことさえあります。コーデックスとは逆になっています。

蓋は不要
コーデックスやサボテンなどは蓋をして湿度を100%近くまで上げる必要がありますが、コノフィツムでは土に蒔くだけでラップも蓋も要りません。メセン類は発芽までに時間がかかり個体によってばらつきがあるため、全部が出揃うまで1~2ヶ月かかることもあります。そういう場合に蓋をしたままだと、逆にカビなどのリスクが高くなってしまいます。

実生(種まき)に必要なもの

用意するもの

  • 種子
  • 種を蒔く鉢
  • 鉢を浸ける容器
  • プラスチックのラベル
  • 種まき用の土
  • 土を混ぜる厚手の袋
  • 殺菌剤(オーソサイド)
  • 殺菌剤を溶かすペットボトル
  • 霧吹き
  • 消毒用のお湯

鉢の用意

ここではホームセンターなどで入手しやすく安価な「プレステラ90」というプラスチック鉢を使いました。この鉢に土を入れて種を蒔きます。他の鉢をお持ちの方はそれでも良いですし、鉢がない場合は、百均などにあるプラスチックトレイでもよいですし、カップ麺や食品の空き容器に蒔く方もいます。

そして鉢を水に浸けるための大きめの容器が必要です。ここでは家にあった空きのプラスチックケースを使いました。

また土の消毒にお湯を使いますが、プレステラ鉢は土をいれてその上から熱湯を注いでも変形しないことを確認しています。

土の配合と種類

土は様々な意見があり、赤玉土を単用する方もいれば、何種類も混ぜてこだわる方など様々でこれといった正解はないようです。ただ、腰水(底面吸水)をするため肥料を入れないという点は共通のようです。

今回(2022年度)の配合
2022年度の土は2層にしました。

まずプレステラ90の深さを3等分し、下から3分の2までメセン土 ※下で解説 を入れます。そして上3分の1に花ごころ さし芽種まきの土を3mmのふるいでふるったものを入れました。

コノフィツムの種はものすごく小さく、荒い土だと根が簡単に潜り込めません。そこで表土には極小さな粒の土を使います。一方中間から底の部分ではやや水はけがよく根をしっかり張らせたいため、細かめのメセン土 ※下で解説 を使ったらよいと思いました。

コノフィツムの苗は小さくやわらかいため、蒔いたら1年間程度は植え替えできません。そこで、中間の土には幼苗を育てられる土がよいと思います。

市販でも充分可能
ただしこれはやり方の一例に過ぎず、市販の種まき用土や多肉植物の土を代用するのもOKです。大切なのは表土には3mm程度のふるいでふるった極細かい土を敷き、底から中程に入れる土は5mm程度のふるいでふるった細かめの土を使うことです。ふるいは100均やホームセンターなどで販売されています。

また、肥料は腰水の間はないほうがよいため、最初から肥料入りになっているのは避けた方が良いと思います。(腰水が終わってから与えます。)

また硬質の土を使う方もいてそれでもうまく育っていると聞いているため、ご自身で別な実生用の土を用意している場合は、もちろんそれを使っても構いません。

なお2021年度の土の配合はピートモス3:鹿沼土2:ボラ土2:赤玉土3:バーミキュライト1:くん炭1でした。

土の種類解説

花ごころさぼてんの土
花ごころ さぼてん多肉植物の土
花ごころの市販用土で軽石・バーミキュライト・ゼオライトなどが入っている土で、肥料が入っていない土です。水はけと根腐れ防止に重点を置いています。

花ごころさし芽種まきの土
花ごころ さし芽種まきの土

花ごころの市販用土で、バーミキュライト・パーライト・ピートモス・鹿沼土でできており、肥料が入っていないものです。さぼてんの土より細かく細粒で、ピートモスが多くフカフカとしており、メセン類の種まきにちょうど良いです。

通常の培養土(自作)
通常の多肉植物用土

自作の土で、細粒~小粒の赤玉土・日向土・ピートモス・パーライト・くん炭を1:1:1:1:0.5で混ぜたものです。多肉植物の成株に使っている土で、適度な水はけと水持ちがあります。

メセン土(造語・自作)
メセン土 道具

メセン土とは自作の土で正式名称ではありません。通常の培養土に、フカフカしたピートモスを多めに加えたものです。普段は通常の培養土にピートモスを加えたものを使っていますが、今回は比較的入手しやすいよう、ピートモス1:赤玉土1:花ごころさぼてんの土:2の割合で配合したものをメセン土としました。

もしピートモスや赤玉土単体が手に入らない場合は、花ごころサボテンの土1:花ごころさし芽種まきの土2をブレンドしても代用可能です。

必要なものと費用


種をまく鉢 鉢をすっぽりいれられる容器 殺菌剤
プレステラ 実生プレステラ90
1個30円
ホームセンター
実生 道具プラスチックケース
家にあったもの
オーソサイドオーソサイド
1箱 800円
Amazon
細粒の土(表面用) 細かい土(中間用) 通常多肉用土
花ごころ さし芽種まきの土花ごころのさし芽・種まき用の土
5L 600円程度
Amazon
花ごころ さぼてん多肉植物の土花ごころのさぼてん多肉植物の土
5L 600円程度
Amazon
実生通常の培養土
赤玉土・日向土・バーミキュライト・ピートモス・パーライトを同率で混合
メセン用土 ふるい(5mm) ふるい(3mm)
メセン土メセン用土
赤玉土:ピートモス:花ごころさぼてんの土を1:1:2で配合したもの
実生 道具中間の土を作るためのふるい(5mm程度)
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実生 道具表面の細かい土を作るためのふるい(3mm程度)
Amazon
殺菌剤スプレー 消毒用の湯1L~ スコップ
実生 道具オーソサイド用のスプレー容器
800倍に薄めたオーソサイド用のスプレー容器
Amazon
実生鍋で沸騰させたお湯1L程度
自宅
-円
実生 道具土入れスコップ
大小で300円程度
ワンポイント

種を蒔く鉢には土を入れて種を蒔き、それを水を張った容器に浸けます。これを腰水(こしみず・底面吸水)といいます。→解説ページ

オーソサイドは殺菌剤で種子のカビを防ぐためのものです。ベンレートでもよいのですが、オーソサイドのほうが藻や青ゴケを防ぐ効果が高いので、最近はオーソサイドを使うようにしています。

種の購入方法

多肉植物植物ワールド 種子
コノフィツムの種子は主にネット通販で入手します。自分で成株を育てて受粉し種を採取している場合はそれが一番よいですが、無理な場合はヤフーショッピング、ヤフオク、メルカリなどで入手します。

また種を大量に購入する場合は、海外のオンライン通販ショップ(ケーレスなど)で購入する方法もありますが、検疫の費用などを考えるとよほどたくさん買わない限り割高になってしまいます。

種を購入するとき一番大切になるのが、「種の信頼性」です。信頼が置ける販売業者か、メルカリやヤフオクでは出品者が信頼できるかをしっかりチェックしましょう。

特にメルカリやヤフオクでは偽物(コノフィツムではない種子が届く)を掴まないよう、また採取年月が分かっており、交配親の写真などが載せられている、検疫証明書の画像が載せられているかなどの点が大切です。

以下ではいくつかの入手方法を解説しています。

ヤフーショッピングの多肉植物種子の専門店
多肉植物ワールド
プラントブラザーズ
seed stock
メルカリでの購入
メルカリでも多肉植物の種を多数取り扱っています。 メルカリで新規登録する方は、お友達紹介コードの入力で、メルカリの購入で使える500円分ポイントがもらえます。 よろしければ、下記のコードをお使いください。
※PCからの申し込みでは適用にならないので、スマホアプリから申し込みください。
メルカリ新規登録友達紹介コード:UTFXGC
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種の蒔き時(適期)

一般的に玉形メセン類の種の蒔き時は8月下旬から10月上旬とされています。

しかし近年の猛暑は大変きつく8月では末頃になっても35℃に達することがしばしばです。そのため8月は蒔かないほうがよいです。続いて9月ですが、9月も残暑が厳しく関東以南では、連日30℃超えが続きます。コノフィツムやオフタルモフィルムはこの温度だと発芽しづらいです。(リトープスは25℃程度でも発芽可能です。)

とはいってもあまり遅くなるとすぐに冬が来て生育が鈍ってしまうので、遅ければ良いというわけではありません。

そこでコノフィツムの発芽温度15~25℃程度となる時期関東以南では9月末から10月中旬辺りがよいのではないでしょうか?10月下旬以降は充分大きくなれずに冬が来るため、避けたほうがよいでしょう。

また気温は地域により差があります。寒冷地ではもっと早く蒔くことになります。管理人は福岡(暖地)のため、9/28と10/16に蒔きました。

こうして考えてみると、一番最適な蒔き時というのは結構短く、計画的に種などを入手し、てきぱき蒔いていくことが必要だということが分かります。

コノフィツムの種まき方法

準備

まずラベルを作ります

実生 道具

用意したプラスチックラベルに蒔く種の名前と日付などを書いておきましょう。他にも色々種をまくとどの鉢がどの苗だったか分からなくなってしまいます。

実生 道具

カビや腐敗、雑菌の防止に用具や鉢、鉢を浸ける容器などをしっかり洗っておきましょう。理想をいうと、種を蒔く鉢は新品のものが望ましいです。

次にオーソサイド800倍希釈液を作ります
オーソサイド

ペットボトルのような細い口の容器に入れる場合は、折った紙を使うとこぼしにくいです。

オーソサイド

オーソサイドはかなり沈殿しやすいので、使うごとに必ず振ってください。

オーソサイド

土をふるう

土はあらかじめふるって粒サイズを小さく均一にしておきましょう。ここでは3mmのふるいでふるった土を表土(一番細かい)にし、中間の土は5mmのふるいでふるいました。

実生 道具

実生 道具

さし芽種まきの土も同様にふるっておきます。

実生 道具

実生 道具

日当たりを考えて、土は鉢の上から5mm~1cmほどの深さまで目いっぱい入れたほうがよいです。

土の消毒をする

土の消毒方法はいくつかありますが、ここではプレステラ90に土を入れ、その上からお湯を充分に注ぐ方法にしました。更に殺菌剤のオーソサイドを800倍に薄めたものを土に注ぎ、表土にはくまなくスプレーしました。

実生

土は階層を作っているので注いだ時に構造が崩れないよう、慎重にお湯を注ぎます。

実生 道具

鉢底から充分お湯が流れ出てきたら底面吸水用のプラスチックケースに鉢を並べ、土の上からオーソサイド800倍液を注いでいきます。

腰水

腰水に使う水は鉢が1cm~1.5cm程度浸かる程度の量で問題ありません。

種をまく

土の煮沸消毒をして6時間以上たってから、土が冷えたのを確認しタネを蒔きます

実生 道具
(上の写真は流用しています)

コノフィツム mix種子

コノフィツムの実際の粒サイズ

コノフィツムの種は小さいので、蒔く時は白い皿に中身を出して、殺菌剤で湿らせた爪楊枝で1粒ずつ土に乗せていきます。

実生 道具

数が多いと一気にバラバラと蒔きたくなりますが、くっついて生えてくるとその後の成長が著しく悪くなりまた間引きが必要で種の無駄になってしまうため、一粒ずつ蒔くことを強くおすすめします。

コノフィツムは種が小さいため、保湿用のラップなどはせずそのまま戸外の半日陰に設置して大丈夫です。

発芽までの日数は?

発芽までの日数は差があり、昨年度産で充分涼しい所で寝かせておいたものは1週間で発芽することもあります。採りまき(今年度に採取した種)では発芽が始まるまで2週間、発芽が揃うまで1~2ヶ月かかることもあります。

昨年度コノフィツムを蒔いたとき、3ヶ月近くかかって発芽したものもあったので、気長に待つ必要がありそうです。傾向としては秋が深まり急速に25℃→20℃などに下がってきた時が、たくさん発芽してくるようです。

置き場(遮光環境)と水やり(腰水)

置き場所

実生 道具

実生 道具

鉢は9月の場合は60%以上の遮光ネットの上に更に白いネットをかけ、10月以降は60%遮光、11月からは無遮光で栽培できるようになります。

もともとコノフィツムはオフタルモフィルムと同じく、リトープスより強い光を必要としないので、リトープスより遮光率を高めたほうがよいです。

無遮光にできるのは翌年2月まで、3月に入ったら速攻で薄い白い遮光ネットや50%遮光ネットなどをかけるようにします。

植物育成ライトでの多肉植物の栽培

また室内でも植物育成LEDライトがあれば育てることができますが、その場合、風通しによほど気をつけないとカビが出ますので、ミニ扇風機などを当てるようにしたほうがよいです。

水やり
水やりは腰水ですが、腰水の量や土の乾燥のさせ方は、何ヶ月目かによって異なります。

まず1ヶ月目は完全な腰水で、1.5cmの水を常に張っておきましょう。2ヶ月目もほとんど同じです。

3ヶ月目からは常時張っている水位を5mm程度に落とし、4ヶ月以降は底がカラカラに乾く日もあるようにします。しかし上からジョウロで与えると苗が流れるので、10日に1回程度腰水容器に水を張って吸水させます。

コノフィツム実生の記録(1回目:2021年度)

0ヶ月目(2021.10)

コノフィツムの実生というとブルゲリやラツム種子などが人気のようですが、透明で見るからに難しそう(溶けてしまいそう)なので定番をまずは挑戦してみます。

2021年度の土の配合はピートモス3:鹿沼土2:ボラ土2:赤玉土3:バーミキュライト1:くん炭1です。

今回の種はメルカリで入手しました。種類はリンピダムとウィッテベルゲンセで合計50粒です。

コノフィツムの種子

コノフィツムの実際の粒のサイズ

リンピダム・ウィッテベルゲンセの実生

  • 2021/9/30(0日目) 50粒を蒔きました。覆土なしです。
  • 2021/10/1(1日目) 本日発芽無し
  • 2021/10/2(2日目) 本日発芽無し
  • 2021/10/3(3日目) 本日発芽無し
  • 2021/10/4(4日目) 本日発芽無し
  • 2021/10/5(5日目) 本日発芽無し
  • 2021/10/6(6日目) 本日発芽無し
  • 2021/10/7(7日目) 本日発芽無し
  • 2021/10/8(8日目) 本日発芽無し
  • 2021/10/9(9日目) 本日発芽無し
  • 2021/10/10(10日目) 本日発芽無し
  • 2021/10/11(11日目) 本日発芽無し
  • 2021/10/12(12日目) 本日発芽無し
  • 2021/10/13(13日目) 本日発芽無し
  • 2021/10/14(14日目) 本日発芽無し
  • 2021/10/15(15日目) 本日発芽無し
  • 2021/10/16(16日目) 初めて1つが発芽しました!コノフィツムの葉の見た目はリトープスと同じような感じでした。とにかく本日は発芽が確認できてよかったです。
  • 2021/10/17(17日目) 本日発芽無し
  • 2021/10/18(18日目) 本日発芽無し
  • 2021/10/19(19日目) 計4個発芽しました。
  • 2021/10/20(20日目) 計6個発芽しました。
  • 2021/10/21(21日目) 計9個発芽しました。
  • 2021/10/22(22日目) 計12個発芽しました。 発芽が始まるまで時間がかかりましたが、コノフィツムの発芽にはある程度の低温が必要だということです。それまで最高気温30℃、最低20℃程度だった気温が、10月16日頃から急に最高が23℃、気温が15℃くらいになってきためかもしれません。夜が冷え込むようになって球に発芽してきました。
  • 2021/10/23(23日目) 計15個発芽しました。どんどん発芽しています。今日も23℃/15℃と寒いです。発芽時の見た目リトープスそっくりですが、0.8mm程度でしょうか、やや大きい印象を受けます。
  • 2021/10/24(24日目) 計16個発芽しました
  • 2021/10/25(25日目) 計19個発芽しました
  • 2021/10/26(26日目) 本日発芽なし
  • 2021/10/27(27日目) 本日発芽なし
  • 2021/10/28(28日目) 計21個発芽しました。だいぶ芽が大きくなって数えやすくなってきました。現時点で発芽率は40%です。
  • 2021/10/29(29日目) 本日発芽なし
  • 2021/10/30(30日目) 本日発芽なし
  • 2021/10/31(31日目) 本日発芽なし。発芽は落ち着いてきたようです。

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1ヶ月目(2021.11)

  • 2021/11/1(32日目) 発芽なし
  • 2021/11/2(33日目) 
  • 2021/11/3(34日目) 久しぶりに覗いてみたら計29個発芽していました。大きくなった芽は円筒形(筒のよう)な形です。
  • 2021/11/4(35日目) 
    コノフィツム 種まき 1ヶ月目

    以下35日目の発芽の様子です。やっと写真の上でも確認できるくらいになりました。

    コノフィツム 種まき 1ヶ月目

    コノフィツム 種まき 1ヶ月目

    コノフィツム 種まき 1ヶ月目
    35日目の写真です。

  • 2021/11/5(36日目) 計37個発芽しました(発芽率37÷50=74%)。現在は遮光なしで直射日光下においています。溶けたりなどせず問題ないようです。日が当たるようになってからコケ(藻)の生え方が酷くなりましたが、悪影響はないようです。
  • 2021/11/6(37日目) 
  • 2021/11/7(38日目) 
  • 2021/11/8(39日目)リトープスにカビが生えたので、こちらのコノフィツムもかび防止にベンレート1000倍水をたっぷり散布、腰水の半分をベンレート1000倍水にしました。隣に置いているのでカビがうつらないとよいのですが。 
  • 2021/11/9(40日目)久しぶりに覗いてみると42個発芽していました。発芽率は42÷50=84%です。 
  • 2021/11/14(45日目)
  • 以下は2021/11/14(45日目)の写真です。
    コノフィツム実生45日目

    コノフィツム実生45日目

    コノフィツム実生45日目

    コノフィツム実生45日目

  • 2021/11/17(48日目) 腰水を終了しました。

以下は2021/11/26(57日目)の写真です。
コノフィツム実生2021/11/26 (57日目)の写真

コノフィツム実生2021/11/26 (57日目)の写真

コノフィツム実生2021/11/26 (57日目)の写真

2ヶ月目(2021.12)

以下はコノフィツム実生2021/12/8 (69日目)の写真です。
コノフィツム実生2021/12/8 (69日目)の写真

コノフィツム実生2021/12/8 (69日目)の写真

コノフィツム実生2021/12/8 (69日目)の写真

コノフィツム実生2021/12/8 (69日目)の写真

  • 2021/12/8(69日目) まだ一度も肥料を与えていないせいか、あまり大きくなりません。藻が生えてしまって緑色になっているため、肥料を与えるのも気がひけます。しっかり日光に当てて育てています。水持ちのよい土に植えているので、水やりはじょうろで10日に1回程度です。
  • 2021/12/22(83日目) 12/14にカビが出たため、表面の土を全て除去しました。この作業の時数個は知らずにダメにしてしまったと思います。カビはその後は再発していません。冬に室内に置いたままにしているとカビが出やすいようです。

以下はコノフィツム実生2021/12/22 (83日目)の写真です。

現在生き残っている数は、50個中40個です。

3ヶ月目(2022.1)

この間も室内に置いていたためカビが生えてカビを土ごと撤去する作業をしました。室内では風通しが悪いので、昼間の暖かい時間だけ戸外に出して、夜に室内に入れるということを繰り返しています。

水やりは10日に1回ほど鉢の3分の1が濡れるくらいを与えています。まだ5mmもない小さな苗なので、土をカラカラに乾かさないように気をつけています。

以下の4枚の写真は種まきから97日目(2022/1/5)に撮影したものです。

以下の4枚の写真は種まきから116日目(2022/1/24)に撮影したものです。

4ヶ月目(2022.2)

コノフィツムのウィッテベルゲンセとリンピダムを種まきして満4ヶ月(5ヶ月目)、133日目になりました。

今のところこの2種類の区別はできず、また脱皮の兆候もありません。サイズは少し大きくなっているようですが、リトープスの実生に比べるとまだ小さいです。この差は肥料を与えなかったことが原因かもしれません。

また帝玉と比べるとリトープス・コノフィツムは徒長しづらいようで、今のところヒョロヒョロにはなっていません。

環境は基本的には戸外の日の当たる雨よけのあるところです。最低気温は2℃、最高気温は12℃、平均気温は8℃程度です。1℃を下回る日は室内に入れていますが、カビやすいのでなるべく外に置いています。

水やりは10日に1回程度、鉢の3分の1が湿るぐらいで、量的には少なめです。日差しは弱いのでもちろん直射日光下に置き、しっかり光合成させています。

以下5枚の写真は2022/2/10に撮影した実生133日目の写真です。

コノフィツム 実生133日目

コノフィツム 実生133日目

コノフィツム 実生133日目

コノフィツム 実生133日目

リトープスとコノフィツムの実生
これはリトープスの実生と比べた写真です。

5ヶ月目(2022.3)

コノフィツムのリンピダムとウィッテベルゲンセを種まきして5ヶ月経ちました。

冬の間室内に取り込み、何度となくカビに悩まされましたが、3月に入って完全に戸外に出せるようになり、そのような心配もなくなりました。外気温は最高気温は15℃程度、最低気温は5℃程度とかなり暖かくなってきています。

戸外栽培に切り替えてまず行うことは、肥料をやることです。室内だとカビが出やすくなるため、水での栽培のみでしたが、これからは肥料を与えることができ、生長が期待できます。

戸外に置くと土が乾燥しやすくなるので、水やりの回数や量が少し多くなり、1週間に1回、土の深さ2cmが濡れる程度を与えます。このくらい小さな苗は鉢底まで湿らせるといつまでも乾かず、病気の元になるためこれくらいの水やりがちょうど良いです。

帝玉のように強い光は好まないようですが、今の時期はまだ遮光などせず、しっかり日に当てて育てています。3月3日に晴天下に置いていたところ、2苗が溶けてしまったため、急遽半日陰環境に置きました。

以下は2022/3/1(152日目)に撮影したコノフィツムの写真です。サイズはあまり大きくなっていないようです。

コノフィツム実生5ヶ月目

コノフィツム実生5ヶ月目

コノフィツム実生5ヶ月目

コノフィツム実生5ヶ月目

6ヶ月目(2022.4)

コノフィツム「ウィッテベルゲンセ」「リンピダム」の実生を開始して6ヶ月目になりました。

コノフィツムはリトープスと異なり春には脱皮しないので、そのまま栽培を続けています。姿形も3月と変わりませんが、少しぷっくりしてきたような感じはします。相変わらず、リンピダムとウィッテベルゲンセの区別が付きません。

コノフィツムはもともと3鉢に50粒しか蒔かなかったので、間引きの必要性はありませんでした。やはりばらまくのでは無く、最初から数をしっかり数えて蒔くことが大切ですね。

もうずっと戸外で栽培しています。現在の温度は最高気温が18℃程度、最低気温が7℃程度です。

置き場所は50%遮光環境です。遮光ネットを張っています。これは3月に苗を一部溶かしてしまったためです。コノフィツムは軟光線を好むようで、暗くても徒長するようすを見せません。

水やりは2週間に1回くらいになっています。あまり土が乾かず、カビが生えそうになったため鉢の上部2cmが湿るぐらいにしています。リトープスや亀甲竜と同じくリキダスとハイポネックス水を与えています。今度お湯に溶かしたマグアンプKを与えてみるつもりです。

以下は2022/4/1(183日目)に撮影したコノフィツムの写真です。

コノフィツムの実生6ヶ月

コノフィツムの実生6ヶ月

コノフィツムの実生6ヶ月

コノフィツムの実生6ヶ月

4/7追記
マグアンプKをお湯に溶かしてみました。しかしマグアンプKはなかなか溶けず、丸2日たった現在もつぶつぶがそのままです。すぐに溶けると思っていたので意外でした。お湯は冷めすっかり水になっています。マグアンプ水は透明で濁り一つありません。しかしここに成分が溶けているかもしれないと思い、じょうろの水に希釈して流し込み、与えました。つぶつぶ自体は与えていません。効果はまだ分かりませんので5月に追記します。

7ヶ月目(2022.5)

コノフィツム「ウィッテベルゲンセ」「リンピダム」の実生を開始して7ヶ月目になりました。

コノフィツムは春に脱皮しないと思っていたのですが、知らぬ間に新葉が出た個体があるようで、リンピダムとウィッテベルゲンセの区別ができるようになってきたものがあり、リンピダムはオフタルモフィルムらしいみずみずしい窓が出現しました。

まだ動きを見せないものも多いので、最終的にはどうなるか分かりませんが、緑の窓が顔を出したときは育ててきた甲斐を感じました。ウィッテベルゲンセの模様も見てみたいと思いました。

4月一杯戸外で栽培しました。今後も戸外での栽培を続ける予定です。

気温は最高気温が22℃程度、最低気温が13℃程度です。

水やり回数は減ってきています。4月は3回くらいだったかと思います。5月はもっと減ると思います。

置き場所はほとんど日が当たらない、簡易ビニール温室の奥です。それでも徒長しないので、その環境があっているのだと思います。

帝玉に濃厚なマグアンプK水を与えて失敗しましたが、コノフィツムは与えたにもかかわらず、弊害は発生しませんでした。でも徒長すると困るのでもう与えません。地道に育てて日に当て、その多肉植物が持つ生育スピードで育てることが基本であると感じさせられました。

以下は5月のコノフィツムの写真(正確には4/28撮影)です。

8ヶ月目(2022.6)

コノフィツム「ウィッテベルゲンセ」「リンピダム」の実生を開始して8ヶ月目になりました。

昨月始まった脱皮は順調に進み、ほとんどが脱皮を終えて始めての模様がみえてきました。ウィッテベルゲンセは背が低めで斑点があり、リンピダムは背が高めで緑色の窓に斑点が少しでています。

ずっと双方を区別できない状態が続いてきたので、この変化は嬉しいです。

5月いっぱいも戸外で栽培しました。コノフィツムはこの時期直射日光が当たらなくても徒長しません。しかし簡易ビニール温室の奥ではなく一番前の列に出しています。

戸外の温度は最高気温が28℃、最低気温が20℃程度で平均気温は25℃程度になっています。水やりは月に2回のみ、1鉢当たり大さじ1~2杯を与える程度です。根張りが浅いのでこれで充分なようです。

以下は2022/6/1に撮影したコノフィツムの播種8ヶ月目の写真です。

9ヶ月目(2022.7)

コノフィツム「ウィッテベルゲンセ」「リンピダム」の実生を開始して9ヶ月目になりました。

リトープスほどではありませんが、コノフィツムも少しずつ成長し、それなりに大きく育ってきているように思います。やっと古皮が完全に剥けてすっきりしました。

今年は梅雨が短く6/28にほぼ全国的に梅雨空けしてしまいました。雨もあまり降らず、晴れ・曇りの日ばかりが続いています。メセン類にとってはじめじめしていないほうが溶けなくて安心ですが、今度は高温のほうが気になってきます。(直近では最高気温が33℃、最低気温も28℃前後と猛暑日が続いています。)

水やりは6月と同じくらいで、2週に1回1鉢当たり大さじ1杯ほど与えています。(雨天が少なく水の蒸発が早いです。)ですが7月1日以降に水やりをするのかは迷っています。ごく少量を与えて土が乾くまで室内で管理して、また戸外にだすという方法も考えています。

戸外で直射日光に当てないように60%遮光ネットを張って日よけをしています。

以下は2022/7/1のコノフィツムの写真です。

コノフィツムの実生9ヶ月目

コノフィツムの実生9ヶ月目

コノフィツムの実生9ヶ月目

コノフィツムの実生9ヶ月目

コノフィツムの拡大写真
(拡大写真)

10ヶ月目(2022.8)

コノフィツム「ウィッテベルゲンセ」「リンピダム」の実生を開始して10ヶ月目になりました。

今年の猛暑はいつになく厳しいですね。連日36℃などの気温でヒトだけでなくメセン類にも厳しいものになっています。

しかし戸外の簡易ビニール温室の38℃にも上昇する場所で生育を続けています。例外として水やり直後は蒸れの危険性があるので、4日ほど室内に取り込みミニ扇風機で風を当てています。

大きさが5mm程度しかないため全く水やりをしないでいるとカラカラになってしまうためです。10日に1回ほど土の表面から深さ1.5cm程度が湿るぐらいの量を与えています。

同じメセン類である帝玉は水をやらなくても気がつくと、ある日潰れているのですが、コノフィツムに関してはほとんど枯れないようです。

リトープスは生育に大きな差が出ていますが、コノフィツムはほとんど同じサイズに揃っています。

以下は2022/8/11のコノフィツムの写真です。

11ヶ月目(2022.9)

コノフィツムの種まきから11ヶ月になります。本日9/7は台風が去り最高気温も30℃程度と涼しくなりました。

これまでもコノフィツムは戸外に置くことが多かったですが、水やりから数日は室内にいれて風を送っていました。この間帝玉は大分溶けてしまいましたが、コノフィツムはほとんど溶けなかったように思います。

最近また脱皮をしたようなあとがある個体もいます。水をやった後はリンピダムの窓が美しく透明に透き通っています。ウィッテベルゲンセは何かで押しつぶしたような平たい形になってきました。コノフィツムは成長速度が遅いですが、少しずつ着実に成長していると感じます。

9/5以降は水やり後も戸外に置いたままにする予定です。直射日光は当たらず暗めの所に置きます。

以下は2022/9/5のコノフィツムの写真です。

12ヶ月目(2022.10)

コノフィツムの種まきから満1年になります。最高気温も下がってきて、25℃程度に下がる日もでています。メセンの季節ですね。

リンピダム・ウィッテベルゲンセも暑さが過ぎ、水やり直後も完全に外で栽培できるようになりました。数えてみると生き残ったた苗は26個、50個蒔いたのでちょうど半分ぐらいですね。

現在は60%遮光した簡易ビニール温室の中ほどに置いており、強い光は当たらないようにしています。水やりは10日に1回ほどで、小さな苗のため鉢底から流れ出るほどは与えないようにしています。

本当は1回目の植え替えをした方が良いところですが、怖くてできていません。もう少し気温が下がってから植え替えたいと思います。

以下は2022/10/1に撮影の写真です。

1年1ヶ月目(2022.11)

【11/1記】ここ2週間程度の気温は最高が22℃、最低が12℃程度とかなり下がってきています。
ウィッテベルゲンセとリンピダムは10月26日に種まきしてから初めての植え替えを行いました。

土から掘り起こしてみると仰天、根に真っ白い粉がたくさん、根ジラミの被害です。ほとんど全ての苗がそうなっていました。根張りが弱く根も短く細いです。これでは相当生育が阻害されただろうと、もっと早くに抜いて確かめておけば良かったと後悔しました。

根の量はほとんどこの写真通りです。


根ジラミはコナカイガラムシのため、カイガラムシに効果があるベニカXファインスプレーで根と株を殺虫しました。


植え直した結果です。

土は全て捨てました。古い土を使い回すとこのようなことが起こる可能性があるので、再利用する際はしっかり日光や農薬で殺菌・殺虫をしておく必要があると痛感しました。

根張りが2cmもないので水やりは少なめです。表土から2cmほど土を濡らす量を10日に1回程度与えています。またぐらぐらするのでしっかり根が張るまでは簡易ビニール温室の奥の直射日光の当たらない半日陰の所に置くようにします。

1年2ヶ月目(2022.12)

【12/1記】秋のような冷涼さが続いていましたが、この数日で一転し冬の気候となりました。もう最高気温は15℃を超えません。

リンピダムとウィッテベルゲンセもリトープスと同じくよく生育し、植え替え後から一回り大きくなりました。

植え替え後根付くのに時間がかかり、また快晴続きで遮光ネットを張っていましたが、この1週間ほどで曇りの日が増え、やっと直射日光に当てられるようになりました。

撮影日:2022/11/29

1年3ヶ月目(2023.1)

現在はしっかり直射日光の当たる日なたに置いて光合成を促進しています。

気温は例年より少し低いですが、室内の取り込み基準を1℃以下にしたので、外に置ける日が増えました。

コノフィツムは比較的暗い所に置いてもリトープスほど徒長しませんが、それでも徒長しないだけで日を求めていることに変わりはないそうで、冬の間はリトープスと同じ簡易ビニールの一番上の段に置きたいと思います。

撮影日:2022/12/29

1年4ヶ月目(2023.2)

【2/1記】数日前まで日本海側を中心とする日本全体が10年の1度といわれる大寒波が襲っていました。暖地である福岡県福岡市も例外ではなくマイナスを3日連続で記録するなど、強い寒さが続きました。多肉植物は1℃を下回る1/21~1/31まで全部の種類を室内に取り込んでいました。

ウィッテベルゲンセとリンピダムも連続で10日以上室内に入れ、飛び飛びで取り込んだ日も加えると、1月中、15日間も室内へ取り込んでいたことが分かりました。

取り込みの間は弱いながら植物育成ライトを当てていました。

2022年に蒔いた株と同じように、こちらも少しだけ直径が大きくなっていました。リンピダムよりウィッテベルゲンセのほうが横に大きくなっています。リンピダムは少し水をやりすぎたのか脱皮したものがあります。

撮影日:2023/1/31

コノフィツム実生の記録(2回目:2022年度)

1ヶ月目(2022.10)

コノフィツムの種まき(実生)は2021年に続いて2回目となります。今年はコノフィツムの人気種であるブルゲリも蒔いていますが、こちらでは多肉植物植物ワールドで販売されていた「コノフィツムMix種子」を栽培することになりました。

2021年度の分も大きな失敗はなく、まあまあ成長させることができましたが、まだまだ改善点はたくさんあります。昨年度の反省点を踏まえて育てていきたいと思います。

2022年度の改良点は、多すぎる肥料を与えないこと、1粒ずつまくこと、藻の発生を抑えるためベンレートの代わりにオーソサイドを使うことです。腰水している間、10日に1回ほどオーソサイドスプレーをします。

土の配合は、プレステラ90の深さを3等分し、下から3分の2までメセン土(ピートモス1:赤玉土1:花ごころさぼてんの土:2の割合で配合したもの)を入れました。そして上3分の1に花ごころ さし芽種まきの土を3mmのふるいでふるったものを入れました。

種子はヤフーショッピングの→多肉植物植物ワールドで購入しました。コノフィツムMix種子50粒入りで実際にはこのような感じでした。

コノフィツム mix種子

入荷日は2021.12、2022.1、2022.9のいずれかでどれが届いたかは分かりません。(購入者が選ぶことはできません。)メセン類の種は数年経っても全く鮮度は落ちず、むしろ発芽が早くなるので、全く問題ありません。

またミックス種子でコノフィツムの特定の種類ではなく、色々な品種が混ざったものとなります。

今回種を購入した、多肉植物植物ワールドについてはこちらでレビューを行っています。

2022/10/15
種子が到着しました。今回は4つの硬質ポット(プレステラ90)に16粒ずつ程度蒔きました。種のサイズは旧オフタルモフィルムや他のコノフィツム種子と同じ、極小さい種です。

一粒ずつ殺菌剤で濡らした爪楊枝を使って土に乗せていきます。種が小さく、思わず指でつまんでパラパラと蒔きたくなりますが、そうすると種の間隔が取れず混み合って成長が遅れるため、必ず一粒ずつ蒔くようにしてください。

栽培環境は戸外です。60%遮光ネットを張ってさらに白いネットを数枚重ねた所に、水を入れたプラスチック容器にプレステラ90を並べてきます。室内で植物育成LEDライトを使っても良いのですが、それだと通風不足でカビる心配があるため、なるべく屋外に置きたい所です。

ちなみに最近の温度は戸外の最高/最低が25℃/14℃程度、室内が22~20℃程度です。

2022/10/22
発芽を確認しました。

2022/10/24
合計21個発芽しました。

2022/10/28
合計52個発芽しました。

2ヶ月目(2022.11)

※色々な種を異なる日付で蒔きましたが、管理を簡単にするために、共通で10月を1ヶ月目として11月は2ヶ月目としてカウントさせていただいています。

2022/10/31
合計54個発芽しました。64個蒔いたので、発芽率は84%と良好です。

ここ2週間程度の気温は最高が22℃、最低が12℃程度とかなり下がってきています。
引き続き1cm程度の腰水管理を行い、22%の白い遮光ネットを3枚重ねにして日よけを行っていきます。

以下は2022/10/31の写真です。4ポットありますが、そのうち1ポットを掲載しています。

2022/11/3
合計56個発芽しました。
2鉢にハイポネックス、2鉢にマグアンプを与えました。

2022/11/6
58個発芽しました。

2022/11/9
合計58個を維持しています。

2022/11/12
合計54個に減ってしまいました。

11月の初めと変わらず暖かく、すくすく育っています。
遮光は色々と迷って白2枚~1枚をその日の天気で変えています。腰水は続けています。

撮影日:2022/11/12

2022/11/13
ハイポネックス500倍を2鉢に与えました。

2022/11/15
合計52個

2022/11/18
合計55個

2022/11/21
合計55個発芽と50個台で足踏みしています。見た感じ新規の発芽は数個で、ほとんど出揃い後の変動は数え間違いのようです。

緑色の芽でしたが、だいぶ茶色くなり日が当たり日焼けしているのが確認できます。ハイポネックスで早く大きくなるのが確認できたので、更にハイポネックス500倍を2鉢両方に与えました。(液肥は1週間程度で効果が切れてしまうためです。)

11月末にもなりますが気温は10月下旬のような感じが続き、最高気温が20℃、最低気温が12℃程度となっています。
腰水管理しており、もうこのぐらいのサイズなら直射日光で大丈夫なのですが、置いているほかの鉢との関係で、22%白遮光ネットをかけたままにしています。

雨の日や曇りの日は無遮光です。腰水は続けており、ほとんどカラカラに近くなったら5mm程度の水位になるように追加しています。

撮影日:2022/11/20

2022/11/21
鉢2つ両方にハイポネックス500倍液をスプレーで与えました。

2022/11/24
合計56個

2022/11/27
合計56個

ようやく22%の白い遮光ネットを完全に外しました。

2022/11/30
藻の防止のため、オーソサイド800倍スプレーを散布しました。

※11月末をもって3日おきの発芽数確認は終了させていただきます。

3ヶ月目(2022.12)

【12/1記】この11月は気候もよく暖かかった(最高気温22℃/最低気温12℃程度)ですが、この2日急に寒くなってきました。今後2週間の予測気温は、最高気温13℃/最低気温8℃となっています。

今年の場合は、10/16に種まきをして10/22から発芽が始まり、ほぼ全部が10/31までに発芽しています。2週間で出揃い、その後は数え間違いで数が変わったり、遅れてきた発芽が数個ある程度でした。

昨年は今年より少し早く蒔きましたが、ハイポネックスを散布しなかったので結果的な成長は同じくらいのようです。肥料は本当に効きますね!今のところ縦に徒長はせず、横に太くなっています。

腰水はまだ行っていますが、腰水容器がカラカラになる日も作るようにしています。ただ表土は常に湿っているようにしています。

去年は今頃カビが生えて大変だったので、なるべく外に置いてかびが生えないようにしたい所です。

撮影日:2022/11/29

2022/12/15
【12/15記】めっきり寒くなりました。この間1℃の予報で1回取り込みし、12/18にかけても1℃の見込みで取り込みを行う予定です。

今年はリトープスが大きくなる速度が遅く苦戦しており、コノフィツムのほうがうまくいっています。リトープスはもう少し高い気温で蒔くべきだったのでしょう。コノフィツムにはよい温度のようで、2~3mm程度の口径に育っています。

このブログには載せていませんが、今年の種まきで一番早い9/28に蒔いた苗はこのページよりもう少し大きく育っています。メセンの種まきでは2週間、1ヶ月の違いが後の生育に差が出るのを体感しました。

育て方は12月初旬と同じで、カラカラになったら腰水を少し足して、後は日なたに放置したままです。

撮影日:2022/12/15

こちらのページに管理人の地域での気温と天気の記録を付けたものを公開しています。お住まいの地域に合わせて読み替えていただければと思います。

管理人の栽培地点での最高・最低気温の実測値を公開(参考情報)
日本は縦横に長いため気候が一つではなく、寒冷地、関東、暖地、または東日本、西日本などに分かれています。それにより多肉植物...

4ヶ月目(2023.1)

【2023/1/4記】12月に入ると気候は急変、前半は最高温度15℃/最低気温5℃程度でしたが、後半には最高が10℃行かなくなったり、下が0℃になったりと急激に寒くなりました。天気も曇り空が多く、雨、雪が降り晴れたのは12日間だけでした。

リトープスは低い気温になると成長を鈍らせてしまいますが、コノフィツムはそこまで鈍らず、春秋のようにはいきませんが、そこそこ成長してくれています。

1℃以下で室内に取り込み、2℃以上なら戸外の直射日光の当たる日なたに置いています。

水やりは3週間に1回程度、底面吸水で腰水容器に水を張って表土まで水を吸わせています。

撮影日:2022/12/29

5ヶ月目(2023.2)

【2/1記】数日前まで日本海側を中心とする日本全体が10年の1度といわれる大寒波が襲っていました。暖地である福岡県福岡市も例外ではなくマイナスを3日連続で記録するなど、強い寒さが続きました。多肉植物は1℃を下回る1/21~1/31まで全部の種類を室内に取り込んでいました。

コノフィツムももちろん室内に入れていました。10日間連続で室内のためカビが心配でしたが、水を控えめにしておいたためか無事でした。またオーソサイドは3週間に1回ぐらい霧吹きしています。(藻が生えないようにするため)

下の写真は1/31のものですが、1ヶ月前と比べてほとんど大きくなっていないようですが、ほんの僅か直径が大きくなっています。リトープスのような脱皮の兆候がないですが、確かコノフィツムは夏に皮を被り、9月頃脱皮したと思います。

水やりは引き続き3週間に1回程度で、1月は2回軽く底面吸水させました。

撮影日:2023/1/31

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