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サボテンの成長速度は?実際に1年間育てて比べてみた

サボテンは成長速度が遅いのか速いのか、種類によって1年間でどれだけ成長したかを写真で確認してみましょう!

サボテンは生育がゆっくりでいつまでも変わらない印象ですが、実際に育ててみると結構生長しているのが分かりました。1年でどのくらい生長したのか、写真で比較してみましょう。

※左が2020年3月、右が2021年2月の写真

オプンティア属(銀烏帽子)の場合(ウチワサボテン)
オプンティア属・銀烏帽子 オプンティア属・銀烏帽子・バニーカクタス

まずオプンティア属の銀烏帽子ですが、背景から分かるようにかなり成長しています。1年前は土から生えている部分が1枚と、その上に葉が3枚ついているだけでしたが、その3枚部分がかなり大きくなって高さも5cm長くなっています。その上からそれぞれ1枚ずつ葉がついてちょうど左右対称になりました。

オプンティア属(金烏帽子)の場合(ウチワサボテン)
オプンティア属・金烏帽子 オプンチア属 金烏帽子 ゴールデンバニー

オプンティア属の金烏帽子も同じように葉の枚数が増えて上に伸びています。しかしサビ病にかかって銀烏帽子より生育が悪く、葉も2枚落ちて残った部分からのみ葉が出ています。この株はサビ病のせいか子が吹いても大きくなりきらずに茶色く枯れてしまうことが多いです。しかし1年前は土から生えている部分がメインでしたが、高さも出て大きく育っていると感じました。

マミラリア属(桜月)の場合
マミラリア属・桜月 マミラリア属 桜月

次はマミラリア属の「桜月」、きれいに丸かった球体がそのまま大きく膨らんだように生長しています。棘の量も多くなっていて、1年前は地肌が透けて見えましたが今ではほとんど見えなくなっています。鉢も大分小さくなって生育期になったら植え替えしないといけません。

マミラリア属(金手毬)の場合
金手毬 マミラリア属 金手毬

マミラリア属は球形のものだけではなく、棒状のものもあります。この金手毬は1年前1本の大きな茎に少し子がついている程度でしたが、1年で数も増えそれぞれが長くなりました。体積では2倍くらいになったのではないかと思われます。

マミラリア属(銀手毬)の場合
マミラリア属・銀手毬 マミラリア属 銀手毬

マミラリア属「銀手毬」。子株を出して群生するタイプで、1年前より子の数が増えています。

セレウス(柱サボテン)の場合
セレウス属・セレウス セレウス

柱サボテンの一種であるセレウスも充分比較できるほど生長しました。1年前は柱体が2本でしたが、その後2つ子株が育っています。元々生えていた茎も大分伸び、(背景の石と比較)途中夏に日に当ててしまい表面が茶色くなりましたが、それから秋も順調に生育し、その後伸び部分は緑色になっています。

玉サボテン(エキノプシス属)刺無短毛丸
刺無短毛丸 刺無短毛丸

一番生長がわかりにくかったのが、刺無短毛丸でした。少し見たところではほとんど差が分かりません、しかしよく見てみると鉢に対してほんの数ミリ直径が大きくなったようです。一口にサボテンといっても、成長速度はだいぶ異なることが分かりました。