多肉植物の挿し木などをする時、「新芽が動き出す」はどんな状態のことを表すのか?
疑問の答え
- 挿し木のさし芽が根付いて根から水を吸い、生長を始めること
- 挿し木の後、しばらくは先端部分に変化がない
- 活着した状態(根付いたこと)証拠
- 先の葉が緑になり上に伸び始める
新芽が動き出すと・・挿し木に成功した証拠!
挿し木に成功して急速に新芽を伸ばす姿
挿し木が成功したら、先端が生長を始めます。これが新芽が動き出すことで、土の中では根が張り始め根から水を吸い始めた状態です。
さし芽をするといつ根が出るかと毎日、土から抜き取って発根を確認しがちですが、それをすると折角出た根が切れてしまいます。初心者のうちは仕方ないかもしれませんが、挿し木になれてくると、抜き取って確認しなくても、先端の成長具合で根が出たかが分かるので気長に待ちましょう。
新芽が動き出したらするべきこと
新芽(真ん中)の色があせてくる
新芽が動き出すと、だいたい紅葉する種類でも紅葉が冷めて先っぽが緑色になって新しい葉が出てきます。
葉の枚数が増えて茎が伸び始めるので水やりを増やし、今まで日陰で管理していた株を元の置き場所になれさせていく段階になります。この状態ですぐにかんかん照りの所にだすとしおれてしまう可能性が大ですが、2週間程度かけて徐々に外での管理にならしていけば大丈夫です。