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多肉植物の10月の状態と育て方・すべきこと

このページでは多肉植物の10月の状態と育て方、するべきことについて解説しています。

生育盛んな秋10月

10月秋の生育のピークです。夏に弱った株もゆっくりと再生を始め新芽を出したり株を充実させたりします。紅葉種は寒くなるにつれ赤・ピンク・紫色などに染まり始め色鮮やかになってきます。春に次いで植え替えや挿し木などのシーズンですが、どんどん寒くなるので計画的にてきぱきと作業を進めていきましょう。


気象と環境 東京
(関東)
  • 最高気温:22.5℃
  • 最低気温:15.6℃
  • 平均気温:18.7℃
  • 9年最高気温:32.3℃
  • 9年最低気温:9.1℃
  • 降水量:273mm
  • 湿度:73%
  • 日照時間:4.2時間
  • 日射角度:51度
福岡
(暖地)
  • 最高気温:23.9℃
  • 最低気温:16.5℃
  • 平均気温:19.8℃
  • 9年最高気温:32.8℃
  • 9年最低気温:10.2℃
  • 降水量:137mm
  • 湿度:70%
  • 日照時間:5.6時間
  • 日射角度:53度
宮城
(寒冷地)
  • 最高気温:20.2℃
  • 最低気温:12.2℃
  • 平均気温:16.0℃
  • 9年最高気温:29.3℃
  • 9年最低気温:4.7℃
  • 降水量:185mm
  • 湿度:71%
  • 日照時間:4.9時間
  • 日射角度:47度

エケベリアなど主に春秋型

グループ1 主な種類
エケベリア属
エケベリア、アドロミスクス、オロスタキス、春秋型のクラッスラ、グラプトペタルム、グラプトセダム、グラプトベリア、コチレドン、シノクラッスラ、セダム、ヒロテレフィウム、セデベリア、センペルビウム、ダドレア、パキフィツム、パキベリア、ロスラリア、春秋型のセネシオ、アナカンプセロス、ガステリア、アプテニアなど
生育状況 春に次いで生育季節です。エケベリアは葉の枚数を増やし、グラプトペタルム系は徒長気味だった株を引き締めます。暑さでやられていたコチレドンは生気を取り戻します。
置き場所 日当たりの良い雨の当たらない戸外に置きましょう。夏より蒸れの心配がぐっと減りますが秋雨に当てないようにします。
日当たり(遮光) これまで遮光してきた株も、10月中旬になれば直射日光に当てられるようになります。いきなり当てるのではなくだんだん直射日光に慣らします。多肉植物用棚の奥まで日光が差し込むようになるので、奥に置いていたガステリアが葉やけしないように気をつけましょう。
水やり 鉢の土が完全に乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷり与えましょう。だいたい1週間に1回程度が目安になります。乾いていければ無理に与えません。
作業 殖やす 繁殖の季節です。挿し木、株分け、葉挿しなどが楽に行えるようになります。
植え替え 秋の植え替えに最適な時期です。春秋で良く育った株は根の整理や緩効性肥料の施肥もかねて植え替えるとよいでしょう。
肥料 植え替え時に緩効性肥料を土に混ぜ込んだり、植え替えない場合は液肥を1回の水やり代わりに月2回ほど与えます。
病害虫対策 チョウの産卵の時期なので卵を産み付けられないようネットを張ったり、浸透移行性の殺虫剤をまいたりします。

リトープスやコノフィツムなど

グループ2 主な種類
リトープス
玉形メセン類、コノフィツム、リトープス、ブラウンシア、ギバエウム、ケイリドプシス、プレイオスピロス、モニラリア、アルギロデルマ、フェネストラリア、フォーカリア、チタノプシス、アルギロデルマ、ラピダリア、オドントフィルム、グロッチフィルムなど
生育状況 気温が20℃前半に落ち着いてくると休眠から目覚めます。玉型メセン類は秋が一番の生育期なので冬に向けて株を充実させます。体内に蕾みをつけて開花の準備をするものも現れます。
置き場所 雨の当たらない日の当たる戸外に置きましょう。気温がしっかり下がったら遮光ネットを外して直射日光に当てられます。
日当たり(遮光) しっかり日に当てて光合成させましょう。この時期株を充実させることで冬に花が咲いたり分頭したりと活動が盛んになります。
水やり 鉢が完全に乾いたら、鉢底から流れるまでたっぷり与えます。直根なのでしっかり底まで水やりすることが大切です。だいたい1週間~10日に1回程度与えるようにします。
作業 殖やす 分頭した株の分割やさし芽、株分けが行えます。
植え替え これから成長期にかけてリトープスやコノフィツムの植え替えを行いましょう。水をやってもしぼんだままの株は根腐れしている恐れがあるので抜き取って調べます。
肥料 液肥を1回の水やり代わりに月2回程度与えましょう。植え替え時に緩効性肥料を土に混ぜ込んでもOKです。
病害虫対策 特に心配はいりません。

アエオニウムやセネシオなど主に冬型

グループ3 主な種類
アエオニウム属
アエオニウム、冬型のクラッスラ、冬型のセネシオ、モナンテス、オトンナ(ルビーネックレス)、玉形メセン以外のメセン類(オスクラリア、ベルゲランタス、デロスペルマなど)、冬型のサボテン(ハティオラ(ハチオラ))
生育状況 アエオニウムも冬型セネシオも生育を再開しています。休眠中固く閉じていたアエオニウムも徐々に葉を開き、一番の生育を見せます。冬型クラッスラ・セネシオも水を良く吸って成長します。
置き場所 戸外の雨の当たらない日なたに鉢を移動させます。関西以北は秋雨のシーズンですが、長雨に当てないようにしましょう。
日当たり(遮光) 10月半ば頃から暖地でも遮光シートを剥がして直射日光にあてて良くなります。しっかり日に当てると紅葉がきれいになるほか、株も充実してきます。
水やり 鉢の土が完全に乾いたら、鉢底から流れ出るまでしっかり与えましょう。頻度は週に1度程度ですが、水やりが多いと紅葉が弱くなります。逆に言うと多ければみずみずしい株に育ちます。
作業 殖やす 葉挿しや挿し木、株分けの適期です。寒くなると根が出にくくなるので地域の温度に応じて早めに作業しましょう。
植え替え 10月いっぱいは植え替えの季節です。寒くなりすぎると根などが伸びにくくなるので20℃を切るまでに行ったほうがよいでしょう。
肥料 植え替え時に緩効性肥料を土に混ぜ込むか、液肥を月2回ほど与えます。
病害虫対策 特に心配ありません。

アロエやアガベなど主に夏型

グループ4 主な種類
アロエ
アロエ、カランコエ、夏型のクラッスラ、アガベ、アストロロバ、ポーチュラカリア、ユッカ、ペペロミア、トラデスカンティア、カリシア、サンセベリア、セロペギア、チランジア、夏型のユーフォルビア、クセロシキオスなど
生育状況 寒くなるにつれ生育が緩慢になります。休眠の準備時期に入ります。株の状態を見ながら水やり量と頻度を減らしていき、繁殖などの作業が適さなくなってきます。アガベ・アロエ・カランコエなどは葉をつけたまま生育を停止します。
置き場所 戸外の日差しの当たる雨の当たらない所に置きましょう。
日当たり(遮光) この時期に入れば遮光なしで育てられるようになります。日が短くなり日光が貴重です。たっぷり日に当てましょう。
水やり 回数と量を徐々に減らしていきます。表土が乾かなくなってきたら無理に与えません。
作業 殖やす 行いません。
植え替え 行いません。
肥料 与えません。
病害虫対策 特に心配ありません。

ハオルシアなど

グループ5 主な種類
ハオルシア
ハオルシア(ハオルチア)
生育状況 10月は春に次いで良く成長する時期です。空中湿度を保ちみずみずしく育てましょう。
置き場所 室内の明るい半日陰か、戸外の雨の当たらない日陰に置きます。蒸れが大敵なので風通しを確保しましょう。
日当たり(遮光) まだまだハオルチアには室内でも直射日光は強すぎます。室内でもレースをひくか、屋外では半日陰(50%遮光)から70%遮光に置きます。
水やり 水を良く吸い盛んに成長します。週に1回程度、土が乾いたらたっぷり与えましょう。
作業 殖やす 葉挿し、挿し木、根ざしなど繁殖に最適な時期です。
植え替え 植え替えに最適な時期です。根詰まりした株や春に植え替えなかった株は植え替えを行いましょう。
肥料 薄めの液肥を月に2回ほど、水やり代わりに与えます。
病害虫対策 特に心配はいりません。

主にサボテン科の植物

グループ6 主な種類
マミラリア属・桜月
サボテン科の多く(オプンティア、セレウス、テロカクタス、ツルビニカルプス、ロフォフォラ、ギムノカリキウム、エキノカクタス、アストロフィツム、パロディア、メロカクタス、マミラリア、エキノプシス)
生育状況 寒くなってきますが、4月よりは気温が高くまだまだ成長する時期です。涼しい気候を好む種類は特に良く生育します。一方寒冷地では急に冷え込む日も出てくるなど注意も必要になってきます。
置き場所 気温が高い間は雨の当たらない明るい日なたに出します。〇℃を下回るようになってきたら、室内や簡易ビニール温室などに取り込みます。風通しをよくして昼間の温度の上がりすぎに注意しましょう。
日当たり(遮光) アストロフィツムなど日差しに弱いタイプも、そろそろ遮光が不要になってくる時期です。強い種類は日に当てて光合成を促しましょう。
水やり 1回の量と回数を9月より控えめにします。土が乾かなくなってきたら無理に水をやらないようにしましょう。暖地ではまだまだ生育期でたっぷりの水やりが必要です。
作業 殖やす 行いません。
植え替え 植え替えはなるべく早く終わらせましょう。
肥料 薄めた液肥を与えるか植え替え時に緩効性肥料を土に混ぜ込みます。
病害虫対策 サボテンは比較的病害虫に強いですが、完全にないというわけではありません。カイガラムシ・ワタムシ・ネマトーダ・アカダニ・ナメクジ・ヨトウムシなどに気をつけましょう。病気では根腐れやカビが原因の病気に注意しましょう。

主に夏型のコーデックス類

グループ7 主な種類
コーデックス アデニウム アラビクム
夏型コーデックス類(多くのユーフォルビア、アデニア、アデニウム、ヤトロファ、パキポディウム、スタペリア、フェルニア、ディオスコレアの一部(メキシコ亀甲竜)、イポメア、ドルステニア、ホーディア、ブラキステルマ、コミフォラ、キフォステンマ、ディディエリア、ブーフォンの一部、トリコディアデマ、ボウイエア、ブルセラ、フォッケア、フィカス、ラリレアキア(トリコカウロン)、モナデニウムなど)
生育状況 10月はどのグループのコーデックスもそれなりに生育する時期です。夏型は緩慢になり、アデニウムやパキポディウムは葉が枯れて黄色くなってきます。逆に春秋型や冬型は生育が旺盛になり葉を出したりします。
置き場所 風通しのよい戸外の日なたに置きましょう。直射日光に良く当てるようにします。ただ気温が下がってきたら室内や温室に取り込む必要があります。
日当たり(遮光) 遮光は不要です。
水やり 葉が黄色くなるなど生育が緩慢になってきたら、水やりも回数と量を控えめに乾かし気味にしていきます。落葉したら水やりは停止します。落葉しない種類は生育が鈍ってきたか確認して水やりをやめていきます。
作業 殖やす 行いません。
植え替え 行いません。
肥料 与えません。
病害虫対策 根ジラミ、ハダニ、コナカイガラムシ、アブラムシなどを引き続き注意します。ハダニは普通の殺虫剤が効かないので殺ダニ剤を使います。

主に冬型のコーデックス類

グループ8 主な種類
Tylecodon wallichii チレコドン ワリチー画像引用元:Wikipedia
冬型のコーデックス類(オトンナ、チレコドン、ディオスコレアの一部(亀甲竜)、モンソニア(サルコカウロン)、ペラルゴニウム、一部のユーフォルビア、アボニア、フォークイエリア、ケラリア(セラリア)、ブーフォンの一部)など
生育状況 10月はどのグループのコーデックスもそれなりに生育する時期です。夏型は緩慢になり、アデニウムやパキポディウムは葉が枯れて黄色くなってきます。逆に春秋型や冬型は生育が旺盛になり葉を出したりします。
置き場所 日当たりのよい戸外で雨の当たらないところに置きましょう。風通しをよくすることも大切です。
日当たり(遮光) 遮光は不要ですが、急に半日陰からかんかん照りの日なたに出すと葉焼けしますので気をつけましょう。
水やり 用土が乾いたらたっぷりの水を与えましょう。生育しているかをチェックして水を与えることが大切で、それが根腐れの予防になります。
作業 殖やす 種まきや挿し木の季節です。ただ気温が下がりすぎたり寒冷地だったりする場合は、気温を見計らいなるべく中旬までに終えましょう。
植え替え 植え替えの季節です。ただ気温が下がりすぎたり寒冷地だったりする場合は、気温を見計らいなるべく中旬までに終えましょう。
肥料 よく水分を吸って旺盛に生育している株には、置き肥や液肥などを行います。
病害虫対策 根ジラミ、ハダニ、コナカイガラムシ、アブラムシなどを引き続き注意します。ハダニは普通の殺虫剤が効かないので殺ダニ剤を使います。
月ごとの育て方
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