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多肉植物の1月の状態と育て方・するべきこと

このページでは多肉植物の1月の状態と育て方、するべきことについて解説しています。

寒さが一番厳しい1月

1月1月は平均気温、最低気温ともに一番低く寒さの厳しい月です。暖地でも寒さ対策が必要となり室内に取り込んだり外に出したりと、温度管理が大変になる時期です。寒冷地では終日室内に置いているので、日光不足が気になります。

一方多肉植物が一番美しくなる時期でもあり、紅葉種はきれいに染まり、そうでない種類も株がぎゅっと締まって見応えがあります。この時期は日光が弱いので、外に置ける種類はしっかり日に当ててたくさん光合成させることが大切です。

またこの時期はカランコエやリトープスなどが花芽を付けて開花し、エケベリアやプレイオスピロスなども小さな花芽が確認できるようになります。

作業的には寒さ対策がメインで、夏型種や春秋型種はもちろんのこと、冬型種も繁殖や植え替えなどは控えておきます。水やりできる種類も少なくなり、若干葉にシワがよったりハオルシアでは葉が痩せたりしますが、枯れる心配はないので気長に2月を待ちましょう。


気象と環境 東京
(関東)
  • 最高気温:10.1℃
  • 最低気温:1.9℃
  • 平均気温:5.7℃
  • 9年最低気温:-4.0℃
  • 降水量:61mm
  • 湿度:51%
  • 日照時間:6.4時間
  • 日射角度:31度
福岡
(暖地)
  • 最高気温:10.8℃
  • 最低気温:4.2℃
  • 平均気温:7.3℃
  • 9年最低気温:-4.0℃
  • 降水量:76mm
  • 湿度:65%
  • 日照時間:3.6時間
  • 日射角度:33度
宮城
(寒冷地)
  • 最高気温:5.7℃
  • 最低気温:-1.3℃
  • 平均気温:2.0℃
  • 9年最低気温:-7.0℃
  • 降水量:43mm
  • 湿度:65%
  • 日照時間:5.1時間
  • 日射角度:29度
気象について
  • ※1.「最低気温」はその月の最低気温の平均の9年平均です。(2012~2020年)。毎年その月は1日の気温が平均的にこの温度まで下がります。
  • ※2.「9年最低気温」は過去9年に実際にあったその月の9年間の観測史上の最低気温です。(2012~2020年)。数年に一度ですが、ここまで下がることがあります。
  • ※3.「最高気温」「9年最高気温」についても同様です。

耐寒性別の置き場所

マイナス5℃まで戸外に置けるもの:
センペルビウム・オロスタキス・ヒロテレフィウム
比較的強い種類(1℃まで戸外):
エケベリア・グラプトペタルム・セデベリア・グラプトベリア・ダドレア・セダム・パキフィツム・パキベリア・リトープス・プレイオスピロス
比較的弱い種類(3℃まで戸外):
クラッスラ・コチレドン・アドロミスクス・アエオニウム・セネシオ・アナカンプセロス・ハオルチア

エケベリアなど主に春秋型

グループ1 主な種類
エケベリア属
エケベリア、アドロミスクス、オロスタキス、春秋型のクラッスラ、グラプトペタルム、グラプトセダム、グラプトベリア、コチレドン、シノクラッスラ、セダム、ヒロテレフィウム、セデベリア、センペルビウム、ダドレア、パキフィツム、パキベリア、ロスラリア、春秋型のセネシオ、アナカンプセロス、アプテニアなど
生育状況 株が締まって形も整い一番見応えがある時期です。気温は一番低い月となり、エケベリアやクラッスラなど多くの春秋型種が生育緩慢になっています。エケベリアは比較的低温に強いですが、クラッスラやアドロミスクスといった種類は室内への取り込みが忙しくなります。
置き場所 それぞれの最低越冬温度を守って戸外または室内で育てます。センペルビウム・エケベリア・オロスタキス・ヒロテレフィウム以外は3℃以下で取り込みした方が安全です。暖地や関東以南では、暖かい日の昼の間はできるだけ戸外に出した方がきれいに育ちます。
日当たり(遮光) どの種類も日当たりの良い所に置きます。斑入り種は強い日差しを好みませんが、1月はしっかり直射日光に当てて問題ありません。室内ではなるべく半日日の当たる所に置きます。
水やり 種類にもよりますが、月2回程度鉢の3分の1程度が濡れるくらい与えます。土が乾いていなければ、休眠して水が要らないというサインなので、乾くまで与えないようにします。
作業 増やす 新たな作業は行いません。葉挿ししているものは引き続き室内などの半日陰で育てます。
植え替え 根腐れなど緊急時以外は、植え替えは一切行いません。
肥料 与えません。
病害虫対策 乾燥の激しい室内で育てているとハダニが付くことがあります。その場合は殺ダニ剤を散布します。他の病害虫の被害はほとんどありません。

多肉植物の12月の状態と育て方・するべきこと
多肉植物の2月の状態と育て方・するべきこと

リトープスやコノフィツムなど

グループ2 主な種類
リトープス
玉形メセン類、コノフィツム、リトープス、ブラウンシア、ギバエウム、ケイリドプシス、プレイオスピロス、モニラリア、アルギロデルマ、フェネストラリア、フォーカリア、チタノプシス、アルギロデルマ、ラピダリア、オドントフィルム、グロッチフィルムなど
生育状況 生育期ですが、寒さが厳しいため若干生育が鈍くなります。水の吸い上げが悪くなったら無理に与えないようにします。リトープスは脱皮の準備を始めています。リトープス、フォーカリアやフェネストラリア、プレイオスピロスなどメセン類のつぼみが付いたり開花したりする時期です。
置き場所 最低越冬温度が0℃の種類も、できれば2℃以下になる前に室内に入れましょう。特に水やり後は1週間程度特に凍りやすいので3℃以下にしないようにします。室内ではできる限り日の当たる窓辺などに置きましょう。
日当たり(遮光) 日差しが弱くなっていますので、種まきから1年以内の実生苗でも直射日光に当てて大丈夫です。もちろんその他の種類も日なたでたっぷり日に当てましょう。室内が暗い場合は植物育成LEDライトなどを使うとよいでしょう。
水やり 10日~2週間に1回程度の頻度で量は鉢底から流れ出るぐらいの量は与えません。(土の種類によりかなりことなりますので、土がカラカラに乾いてから与えてください。)3℃以下では室内で水やりし、戸外では行わないようにします。
作業 増やす 種まきは11月末までに終わらせておき、1月にできることは、分頭と株分け、葉挿し程度になります。根が出づらいので根のない挿し木などは行いません。
植え替え 可能ですが、できれば3月を待ったほうがよいです。
肥料 水やり時に液肥を与えてもよいです。
病害虫対策 室内で育てる場合はハダニに注意します。それ以外の病害虫は特に心配がなく、病害虫対策が楽な時期です。

アエオニウムやセネシオなど主に冬型

グループ3 主な種類
アエオニウム属
アエオニウム、冬型のクラッスラ、冬型のセネシオ、モナンテス、オトンナ(ルビーネックレス)、玉形メセン以外のメセン類(オスクラリア、ベルゲランタス、デロスペルマなど)、冬型のサボテン(ハティオラ(ハチオラ))
生育状況 冬型ですが、寒さが厳しく12月や11月より生育が鈍くなります。15℃~20℃程度を保てる場合は旺盛に生育します。
置き場所 概ね3~5℃以下になったら室内への取り込みが必要です。冬型ですが、凍結に強いというわけではなく寒すぎれば他の型の種類のように凍結や枯れを起こします。寒冷地では室内の窓辺は夜になると冷え込むので、室内の真ん中に移動させたりします。
日当たり(遮光) 種類により最低越冬温度を下回ったら、室内の南向きの窓辺など1日最低4時間日が当たるところに置くようにします。この時期は長くしっかり日に当てることが大切です。
水やり 最低越冬温度ぎりぎりで育てている場合は、土が充分に乾いたらやや少なめの水を与えます。10℃程度が保てる場合はしっかり水やりをします。室内の20℃近くあるところでは徒長防止のため、少なめの水やりにとどめます。
作業 増やす 10℃が保てない場合は、挿し木など繁殖は避けた方が無難です。15℃程度の管理ができるのであれば、挿し木や株分け、葉挿しなどを行えます。
植え替え 10℃を保てない場合は避けたほうがよいでしょう。なるべく11~12月か3月頃の植え替えがおすすめです。15℃保てるのであれば1月でも充分に植え替えできます。
肥料 月1~2回水やり代わりに液肥を与えるか、植え替え時に土に緩効性肥料を混ぜ込んでもよいでしょう。用土が乾かない環境であれば、肥料はやらない方が安全です。
病害虫対策 乾燥でハダニやカイガラムシが付きやすくなっています。時々葉水をしてハダニの発生を抑えたり、殺虫剤をまくようにします。

アロエやアガベなど主に夏型

グループ4 主な種類
アロエ
アロエ、カランコエ、夏型のクラッスラ、アガベ、アストロロバ、ポーチュラカリア、ユッカ、ペペロミア、トラデスカンティア、カリシア、サンセベリア、セロペギア、チランジア、ガステリア、夏型のユーフォルビア、クセロシキオスなど
生育状況 寒さで休眠しています。しかしアロエやクラッスラの一部、カランコエなどは開花し厳冬の中、黄色やピンクの花を楽しませてくれます。
置き場所 耐寒性が強いキダチアロエなどを除いて5℃を切るようであれば室内に取り込みます。カランコエ、セロペギア、ユーフォルビアなど多くが5℃以下の環境に置くと枯れたり著しく弱ったりします。
日当たり(遮光) 室内の直射日光が当たる所に置きます。なるべく1日4時間の日照時間が確保できるところがベストです。遮光はもちろん不要です。
水やり 耐寒性を上げるためにも断水を行います。開花株も体内に蓄えている水分で開花するため、水やりは必要ありません。また、室内で10℃~15℃を保っている場合は緩慢に生育を続けるので、月2回ほど鉢内が湿るくらい与えます。
作業 増やす 行いません。
植え替え 行いません。
肥料 与えません。
病害虫対策 乾燥した室内ではハダニに注意しましょう。葉水など湿度を保つとある程度予防できます。

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ハオルシアなど

グループ5 主な種類
ハオルシア
ハオルシア(ハオルチア)
生育状況 ハオルチアは休眠状態です。水も吸わないので与えず、日に当たるように、また凍らないように置き場所に気をつけて暖かくなるのを待ちましょう。少し窓がしぼむ株も出ますが、心配要りません。また戸外の最低越冬温度ぎりぎりではなく、室内などの10℃程度保てる場所に置いていると完全に休眠はせず半休眠状態となります。その場合は多少生長するため水分も必要となります。
置き場所 室内の窓辺か、戸外の雨の当たらない20%遮光程度に置きます。種類により3~5℃以下になったら室内に取り込みます。ハオルチアの多くは実は0℃まで耐えることができますが、きれいにそして春以降をスムーズに育てるためには、3℃以下にはしないほうがよいです。
日当たり(遮光) 室内では日差しが弱く遮光する必要はありません。ガラス越しにしっかり日に当てましょう。屋外では30%遮光程度をします。12~1月にかけては日照が弱いため、遮光は1年の中で一番少なくて良くなります。
水やり 休眠期です。室内に取り込んでいる場合は10℃程度の室温が保てるため、水分を多少必要とします。根がカサカサにならない程度、月2回軽く水やりします。水の量は鉢が上から3分の1濡れる程度です。戸外の寒いところ(0~3℃以下)で育てている場合は全く水やりをしません。
作業 増やす 行いません。
植え替え 植え替えは行いません。
肥料 肥料は与えません。
病害虫対策 特に心配はいりません。

主にサボテン科の植物

グループ6 主な種類
マミラリア属・桜月
サボテン科の多く(オプンティア、セレウス、テロカクタス、ツルビニカルプス、ロフォフォラ、ギムノカリキウム、エキノカクタス、アストロフィツム、パロディア、メロカクタス、マミラリア、エキノプシス)
生育状況 一番寒さの厳しい時期で完全に休眠しています。特に戸外で越冬する場合は水を与えたりせず、ひたすら休眠させましょう。
置き場所 12月に引き続き、室内など5℃以上を保てる明るい場所に置きましょう。室内で育てる場合は最低一日4時間の日照が必要です。温度だけでなく湿度にも気をつけ、乾燥した暖房の空気を当てすぎないようにしましょう。
日当たり(遮光) 遮光はしません。冬は日光が弱く少しでも長く日に当てることが大切です。
水やり 室内などで5℃以上が保てる場合は月1~2回少なめの水を与えます。必要に応じて葉水も行います。夜間の温度が0℃~5℃になる場合や昼間にあまり日が当たらない所に置く場合は断水しましょう。
作業 増やす 行いません。
植え替え 行いません。
肥料 与えません。
病害虫対策

主に夏型のコーデックス類

グループ7 主な種類
コーデックス アデニウム アラビクム
夏型コーデックス類(多くのユーフォルビア、アデニア、アデニウム、ヤトロファ、パキポディウム、スタペリア、フェルニア、ディオスコレアの一部(メキシコ亀甲竜)、イポメア、ドルステニア、ホーディア、ブラキステルマ、コミフォラ、キフォステンマ、ディディエリア、ブーフォンの一部、トリコディアデマ、ボウイエア、ブルセラ、フォッケア、フィカス、ラリレアキア(トリコカウロン)、モナデニウムなど)
生育状況 一番寒さが厳しい時期となり、パキポディウムやアデニウムなどの夏型は休眠しています。一方涼しい気候が好みのオトンナやチレコドンなどの冬型は室内の窓辺でよく生育しています。花を咲かせるものもあります。それぞれの最低越冬温度を保つことが生き延びる上で大切です。
置き場所 寒さに弱いので室内や温室に取り込み続けます。越冬最低気温より余裕をもって育てた方が心配がありません。
日当たり(遮光) 日差しが弱いので窓辺などでしっかり日光を当てます。
水やり 全く水をやらない断水が基本です。特に高温を好むパキポディウムやアデニウムなどは水を与えると弱るため完全な断水をします。
作業 増やす 行いません。
植え替え 行いません。
肥料 肥料は与えません。
病害虫対策 室内に取り込むと暖房の乾燥からハダニが発生しやすくなります。一年を通してみると害虫の少ない季節です。

主に冬型のコーデックス類

グループ8 主な種類
Tylecodon wallichii チレコドン ワリチー画像引用元:Wikipedia
冬型のコーデックス類(オトンナ、チレコドン、ディオスコレアの一部(亀甲竜)、モンソニア(サルコカウロン)、ペラルゴニウム、一部のユーフォルビア、アボニア、フォークイエリア、ケラリア(セラリア)、ブーフォンの一部)など
生育状況 一番寒さが厳しい時期となり、パキポディウムやアデニウムなどの夏型は休眠しています。一方涼しい気候が好みのオトンナやチレコドンなどの冬型は室内の窓辺でよく生育しています。花を咲かせるものもあります。それぞれの最低越冬温度を保つことが生き延びる上で大切です。
置き場所 それぞれの最低越冬温度を確認し室内の窓辺に取り込みます。冬型といっても特別寒さに強いわけではありません。室内では通風をはかりましょう。暖房を直接当てないようにします。
日当たり(遮光) できるだけ光合成できるよう、直射日光があたる窓辺などに置きます。
水やり 至適気温を保っているとすくすく生育し水分の乾きも早いです。しっかり鉢が乾いたのを確認してからたっぷり水を与えましょう。
作業 増やす 暖かい室内(15~20℃)では種まきができす。10℃以上できれば15℃程度保てれば挿し木や株分けも可能ですが、できれば1~2月は避けて秋から12月まであるいは3月以降に行うようにします。
植え替え 10℃以上できれば15℃程度保てれば植え替え可能ですが、できれば1~2月は避けて秋から12月までに行ったほうがよいでしょう。
肥料 生育しているようであれば液肥か置き肥、緩効性肥料を与えます。
病害虫対策 室内に取り込むと暖房の乾燥からハダニが発生しやすくなります。一年を通してみると害虫の少ない季節です。

多肉植物の12月の状態と育て方・するべきこと
多肉植物の2月の状態と育て方・するべきこと

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