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花ごころ 多肉植物&ミニ観葉の土の詳細とレビュー

花ごころの「多肉植物&ミニ観葉の土」は多肉植物に向いているでしょうか?他の土との比較や水やり時の重さ、粒の大きさ、土の乾き具合など詳しく調査しています。

花ごころ 多肉植物&ミニ観葉の土のプロフィール

花ごころ 多肉植物&ミニ観葉の土
花ごころ 多肉植物&ミニ観葉の土
原料 赤玉土、鹿沼土、パーライト、ゼオライト
容量と価格 0.5L=221円、1L=306円(Amazon価格)
1Lの価格 306円から
メーカー 花ごころ
ph(酸性度)調節 ph7.3 +- 0.5
肥料の配合 緩効性化成肥料
適応植物 多肉植物、ミニ観葉など
メーカー説明
  • 根に安全な元肥入りで、そのまま使えます。
  • 水の腐敗を防ぐゼオライトを配合しました。
  • 排水性が良く、根腐れを防止します。

→土袋より

販売 Amazon
ホームセンター

パッケージの写真

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花ごころ 多肉植物&ミニ観葉の土 花ごころ 多肉植物&ミニ観葉の土 花ごころ 多肉植物&ミニ観葉の土

他の土との比較など

花ごころ 多肉植物&ミニ観葉の土メジャーとの比較 花ごころ 多肉植物&ミニ観葉の土プレステラ105に入れた場合 花ごころ 多肉植物&ミニ観葉の土1Lの重さは411g
花ごころ 多肉植物&ミニ観葉の土土の構造 花ごころ 多肉植物&ミニ観葉の土乾燥時と水やり後の比較(右が乾燥時)

メーカー説明と検証

  • 根に安全な元肥入りで、そのまま使えます。
  • 水の腐敗を防ぐゼオライトを配合しました。
  • 排水性が良く、根腐れを防止します。

→土袋より

検証
メーカー説明(パッケージ表示)が正しいか検証していきます。

  • →種類は分かりませんが、緩効性化成肥料が入っており、緩効性のため根を傷めにくくまたカビが生えずに清潔です。
  • →確かにゼオライトは根腐れ防止剤として水耕栽培などにも使われています。
  • →水が染みこみにくくなかなか鉢底から流れ出ず、排水性がよいとは感じられませんでした。

詳細情報

価格(コスパ) おすすめ度 総合評価
★★ ★★
水はけ・通気のよさ 土の重さ 粒の大きさ
あまりよくない 軽め~ちょうど良い 細粒~小粒
保水量(保水性) 水の乾きやすさ 素材の数
少ない(弱い) しっかり乾く(20g中40g乾く) 良い(3種類以上)
みじんの量 水の抜け方 流れ出た水のにごり
ややあり 染みこまずに水が溜まってしまう 濁り無し
1Lの重さ 乾燥時(プレステラ105) 保水量(プレステラ105)
411g 128g 鉢の重さを除き20g
水やり直後 3日後 5日後 7日後
148g 124g 112g 108g
  • 価格(コスパ)は5段階評価(★が多いほどコスパがよい)
  • おすすめ度は5段階評価(★が多いほどおすすめ)
  • 総合評価は4段階評価(×、△、〇、◎)

※みじんとは、粉状になってしまった土のことで、植物にとってあまりよくない土のことです。これが多いと、水はけ・通気が悪くなってしまいます。
※プレステラ105とは多肉植物によく使われるプラスチック鉢(アップルウェアー社製)のことで、サイズは直径9cm程度で、線まで土をいれるとおよそ0.30Lになります。

メリット

  • 4種類以上の素材が使われている
  • 細かめの土で小さな鉢の多肉植物に向いている
  • 土が軽いので扱いやすい
  • ゼオライト配合で根腐れしにくい

デメリット

  • 1L袋なのに0.8Lしか入っていない
  • 水が染みこみにくく排水に数分かかる
  • 保水性が弱く与えた水がほとんど流れ出てしまう

使った感想

重さ
重さは1L=411gと今回調査した土の中で一番軽かったです。(0.8L=329gしか入っていなかったため、1Lに換算しています)全体的にふわふわしており、ピートモスが多く使われているように感じましたが、原材料には記載されていませんでした。

粒のサイズ
粒のサイズは花ごころ さぼてん多肉植物の土と似ており、細粒~小粒で大きな粒は見当たりませんでした。

保水性
残念ながら保水性が弱く与えた水がほとんど鉢底から抜け出てしまいます。今回調査した中で一番保水性が弱く0.3Lの土が20gの水分しか保持しませんでした。多肉植物は水はけが大切ですが、これはちょっと抜けすぎるのではないかと感じました。

向いている鉢
向いている鉢は2号鉢~4号鉢(直径6~12cm)の小さな鉢です。大きな鉢だと素材が細かすぎて、通気が悪くなる可能性があります。

水のしみこみ具合
水の染みこみが悪く水を注いだら鉢の上の方に溜まってしまい、排水に数分かかりました。これはピートモスが使われている土がカラカラに乾燥してしまった場合に起こりやすいのですが、こうなるとなかなか染みこませることができません。

コスパ(価格)
0.5Lと1Lの2種類がありますが、1Lで300円と割高でした。今回調査した中で一番高い土になります。

総合的
保水性と水の染みこみが悪く、またコストパフォーマンス(価格)も割高のため、△とさせて頂きました。こちらを買うのであれば、同社のさぼてん多肉植物の土のほうが保水性、排水性共に優れており、また価格も安く、同じく小さな鉢に使うことができるのでそちらをおすすめします。