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オルトランDX粒剤の詳細と多肉植物への使い方

農薬プロフィール

オルトランDX粒剤 オルトランDX粒剤
タイプ <そのままばらまく>
■(害虫)
速効性(なし)、持続性(あり)
成分 アセフェート(2.5%)、クロチアニジン(0.25%)
多肉植物での主な用途 ◆害虫:アブラムシ類、アオムシ、アザミウマ類、コガネムシ類幼虫、コナジラミ類、ハモグリバエ類、カイガラムシ、バラゾウムシ、ハバチ、クロケシツブチョッキリ、チュウレンジハバチなど

※ただし成分的には
アセフェートにはアブラムシ類、アザミウマ類、ヨトウムシ類、ネキリムシ類、ハモグリバエ類、コガネムシ類幼虫、コナガ、アオムシ、などに効果がある。
クロチアニジンには、アブラムシ類、アオムシ、アザミウマ類、コガネムシ類、コナジラミ類、ハモグリバエ類、カイガラムシ類、ケムシ類、カメムシ類、テントウムシダマシ類、ウリハムシ、コナカイガラムシ、アゲハ類などに効果がある。

希釈倍率 そのまま土の上にばらまく
適用作物 観葉植物への適用があります。
その他 におい:あり
色:白色
沈殿:-
展着剤の要不要:不要
危険性 海産動植物への影響:不明
眼への刺激:不明
皮膚への刺激:不明
ポイント 葉を汚したくない多肉植物ですが、この薬なら土の上にばらまけば効果があるので、薬剤を葉に吹きかけなくて済みます。多肉植物で困る多くの害虫に対応しています。ただ多肉植物は通常の植物に比べて水やりの回数が少ないため効果が出るまでも効果の出るタイミングが遅く、また効果が続く期間も長くなります。その点を留意して使用しましょう。
販売店 Amazon
ホームセンター、園芸店

パッケージの写真

オルトランDX粒剤 オルトランDX粒剤 オルトランDX粒剤粒剤
オルトランDX粒剤拡大

特徴

※原文まま

  • 浸透移行性の殺虫成分を2種類配合。土にばらまくだけで植物に吸収され、植物全体を害虫から守る予防的効果※が約1ヵ月(アブラムシ)続きます。(※殺虫効果の長い残効性を指す)
  • 使いやすく手軽な散粒ボトル入りなので、ばらの鉢植えなどの害虫対策におすすめです

使い方

水で薄めたりせず、顆粒をそのまま土にばらまく。栽培本数が多い場合は1平方メートルあたり40gを超えないようにする。

散布時の注意点・安全上の注意点

公式サイト(https://www.sc-engei.co.jp/guide/detail/1400.html)より引用しています。

※原文まま

効果・薬害などの注意点

  • ばらのアザミウマ類、コガネムシ類幼虫、クロケシツブチョッキリ、チュウレンジハバチには、鉢植え以外で使用した場合、効果が劣ることがある。
  • 栽培本数が多い場合には、1㎡当たり40gを超えないように適用の範囲内で1株当たりの単回使用量を調整する。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意してください。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種にはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所または販売店等と相談することが望ましい。

安全使用上の注意点

  • 体調のすぐれない時は散布しないでください。
  • 散布中及び散布当日は小児、ペットなどが近付いたり立ち入らないように注意してください。
  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
  • ミツバチに対して影響があるので、ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにしてください。マルハナバチを利用する場合、本剤使用後 20 日目ごろより後に導入すること。ただし、影響日数は環境条件により多少変動する場合があるので注意してください。
  • 使用後の空容器、空袋は良くたたいて中身を完全に出してから処理してください。

保管上の注意

  • 飲食物・食器類やペットの餌と区別し、直射日光をさけ、密封して小児の手の届かない所に保管する。他の容器に移し替えて保存しない

多肉植物に効果的か?

オルトランDX粒剤は観葉植物(多肉植物)に適用があり、幅広い害虫の殺虫効果があります。

多肉植物も普通の植物と同じように、イモムシやカイガラムシ、アブラムシなどの被害に遇うことがあります。通常の植物なら殺虫剤を噴霧すればよいですが、多肉植物の場合、白い粉を落としたくない、葉を汚したくない、撥水効果で薬液が落ちてしまう、などの心配があります。

しかしオルトランDX粒剤は土にまいて根から多肉植物の体全体に薬剤が浸透するため、そういった心配が無くなります。この農薬の主成分はアセフェートとクロチアニジンですが、浸透移行性・持続効果があり、アブラムシでは1ヶ月程度効果が続きます。

残念なことに速効性はなく、害虫に葉を囓られた後にまいても効果がありません。そのため害虫が多くなる季節の前に予防的にまいておく必要があります。

今は簡易ビニール温室を防虫ネットで覆っているので使っていませんが、防虫ネットを使用していなかった時代は、この粒剤を定期的に撒いて害虫対策していました。

ちなみにこの粒剤に入っている有効成分の「アセフェートとクロチアニジン」はオルトランCスプレーやオルトラン水和剤、ベニカ水和剤などにも入っているものです。

防虫ネットを使っていない場合や張っても中に害虫が侵入してしまう、葉を汚したくないという時におすすめできます。

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