グリーンネックレスの葉(玉)がポロポロ落ちてしまう、それも下葉(根元に近い方)から腐って取れてしまい、だんだんそれが茎の先端に近づいてきた。さらに根元の茎が細くなって枯れてきた・・・そんなときの原因と対策を解説しています。
グリーンネックレスの葉(玉)がポロポロ落ちてしまう原因は何なのでしょうか?それも下葉(根元に近い方)から腐って取れてしまい、だんだんそれが茎の先端に近づいてきました。さらに根元の茎が細くなって枯れてきてしまいました。
- グリーンネックレスに深刻な根腐れが起こっているかもしれない
- 夏場など室内に置きっ放しにして蒸れている可能性が高い
- 戸外の場合は根詰まりを起こしている可能性あり
- すぐに掘り上げて乾いた土に植え替えるか、挿し木に回す対処方法を
- 下葉がポロポロ落ちてきたらなるべく早めに対応したほうがよい
- 茎が枯れて細くなってきたら回復できない可能性大
まグリーンネックレスの玉が下葉のほうからポロポロ落ちてきたら、放置していると枯れてしまう重要なサインです。根腐れや通気不足、土の中のカビ、水のやり過ぎ、鉢の中で根が一杯になる根詰まり、などが原因で起こります。茎が枯れてきたら株全体が弱っていて挿し木用にしても枯れてしまうなど、回復できない可能性が高いです。よく観察して早めに対処するのが大切です。
目次
グリーンネックレスの玉が落ちる原因
- 根腐れを起こしている
- 水のやり過ぎ
- 通気不足
- 根詰まりしている
根腐れを起こしている
グリーンネックレスは根腐れしやすいです。根腐れすると復旧できないこともあります。まず鉢から掘り出し土を落とし、枯れている茶色い根を捨てて白い根だけを残します。そして乾いた土に植え戻し、水をやらずにそのまま風通しのよいところで見守りましょう。うまくいけば茎の先から新しい葉が出てきます。うまくいかなかった場合、残念ながらだんだんと茎が枯れて玉が潰れて枯れてしまいます。
水のやり過ぎ
セネシオは他の多肉植物よりこまめに水やりしないといけないといわれています。しかし水をやりすぎると根が腐ってしまいます。常時土が湿っているというのは水やりのしすぎなので、鉢が軽くなり土が乾いて数日経ってから水やりをするようにしましょう。
通気不足
グリーンネックレスはインテリアとして室内の窓辺などに飾られることも多いです。しかしこの場合長期間になると風通し不足になり、枯れてしまうことが多いです。室内に飾るなら一日の何時間かは窓を開けて空気を当てましょう。それができない場合は、週の半分は程度は外に出したほうがよいですね。特に6月以降室内に置きっ放しだと、高温多湿でカビなども生え、枯れてしまう可能性が高いです。
根詰まりしている
小さい鉢にずっと植えたままにしていると、いつの間にか根が成長して鉢の中が根で一杯になり根詰まりという現象を引き起こしてしまいます。グリーンネックレスの成長に合わせて、1年に1回程度は一回り大きい鉢に植え替えたほうが安全です。
要注意の画像や腐ってしまったグリーンネックレスの写真
枯れ始めたグリーンネックレスは挿し木で復活できる?
玉が落ちる、下葉が枯れてくる、茎が腐る、根が腐る、などトラブルを起こしてしまったグリーンネックレスは復旧がかなり難しいです。普通根がだめになってしまった多肉植物は根を切り捨て、枝を挿し木として使えば再生できますが、グリーンネックレスは成功率が低いです。健康な株の茎でないと挿し木がうまくいかないようです。
また、室内で育てられたグリーンネックレスをいきなり外に出すと枯れてしまいます。ずっと外で育てたものは強健になっているのですが、室内に飾っていたものを慌てて外に出しても、激しい環境の変化になじまず、強い太陽光に日焼けするなどしてうまくいきません。そのためだんだんに日に当てて強い光に慣れさせるようにしましょう。