葉が焦げた？多肉植物の葉焼けとは？症状と対策方法を解説

葉焼けはヤケド！対策方法は？

多肉植物を育てていると突然葉に焦げのような痕がつくことがあります。これは葉焼けといわれる生理現象で、植物は日光の強さでやけどをしてしまうことをいいます。一度葉焼けしてしまうと、その部分は治らず葉は枯れたり痕が残ったりしてしまいます。

葉焼けさせない方法として、真夏は直射日光の強い日なたには出さないこと、あるいは遮光ネットをかけておくことがまず予防になります。そして水やりするときは夕方にして葉に水が残った状態で日光にさらさないようにします。特にエケベリアなどの中央に水が溜まっているとレンズのようになって光が集まり中心がやられてしまう場合が多いようです。

葉焼けを起こすのは夏だけではありません。秋や春でも起こります。よくあるのが室内の暗い所に飾っていた多肉植物を急に日なたに出した場合です。植物も人間と同じように「慣れ」が必要で、急に日に当てると本来大丈夫な強さでも葉焼けしてしまうことがあります。そのためだんだん日差しに慣らすことが必要になってきます。

左から、葉に水がついていた部分が焼けてしまった熊童子。暗い所から外に出して焼けてしまった蒼星、だいぶ新葉が出てきている。水滴の部分が焼けてしまった胡蝶の舞、日に当たっていた片側が焼けてしまった星の王子。