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トラデスカンティア属(白絹姫)の特徴と種類・育て方

トラデスカンチア属の写真

※トラデスカンティアはトラデスカンチアとも呼ばれる。

トラデスカンティア 白絹姫白絹姫(シラモンタナ)

※画像は全てWikipediaより引用

トラデスカンティア属(Tradescantia)の特徴

ツユクサ科
トラデスカンティア属(Tradescantia)
生育型 夏型
育てやすさ 育てやすい
成長速度 普通
増やし方 挿し木
原産地 アメリカ大陸

※4段階評価
育てやすい–普通–やや難しい–難しい
成長が早い–普通–遅い–とても遅い

トラデスカンティア/白絹姫はこんな植物
アメリカ~メキシコに数十種類見つかっているものの、多肉化したものは「白絹姫」だけという小さなグループです。シラモンタナの名前で流通していることもあります。夏型で冬に落葉し、春から再び新芽が吹いてくるタイプの植物で、寒さ暑さに強く日本でも栽培しやすいです。ツユクサ科の数少ない多肉植物の一つで、銀毛冠(シアノティス属)、重扇(カリシア属)、ゼブリナ属などと共通点があります。

育て方のコツ

  • 真夏以外はよく日に当たる所に置く
  • 冬場は地上部が枯れてしまうが、根は生きているので捨てないように
  • 日本の草花と似た夏型サイクルで育てやすい
  • 白い毛をきれいに育ててるには、できるだけ雨ざらしにしない

年間栽培カレンダー

夏型
生育期 3~10月
休眠期 11~2月
緩慢な時期
水やり
  • 4~10月は土が乾いたら鉢底から流れるまで(1週間に1回程度)
  • 6月の梅雨時は必ず土がカラカラに乾くまで待つ
  • 11月から水やりを減らす
  • 12~2月は表面を濡らす程度の乾かし気味に
  • 3月は休眠から覚め土が乾いてきたら水を与える
置き場所
  • 年間を通して雨の当たらない風通しのよい所に
  • 4~6月は直射日光の当たる屋外
  • 7~8月は明るい日陰(50%遮光)
  • 9~10月は直射日光のあたる屋外
  • 11~3月は雨の当たらない屋外だが、0℃以下の場合は日当たりの良い窓辺に
植え替え
  • 5~9月頃が適期
増やす
  • 5~9月頃に葉挿し、挿し穂、株分け
肥料
  • 植え付け時に緩効性肥料、5~9月頃に月2回液肥を与える
開花

※栽培カレンダーはあくまでも目安です。地域や使っている土、置き場所によって適宜読み替えて下さい。

主な種類名

白絹姫(シラモンタナ) Tradescantia sillamontana