スポンサーリンク

タカショー ビニール温室4段(GRH-N03T)を購入!組み立てレビュー

タカショー ビニール温室4段(GRH-N03T)を購入!組み立てレビュー

多肉植物を栽培しているとどうしても欲しくなってくるのはビニール温室です。

ビニール温室がないと雨が降った時にいちいち家の中に取り込まなくてはいけません。そこでここではタカショー ビニール温室4段 型番GRH-N03Tを実際に購入し、組み立てて使い心地をレビューしたいと思います。

商品のスペックサイズなど

タカショーのビニール温室は2段、3段、4段があります。

今回取り上げるのは4段サイズは幅69cm×奥行49cm×高さ157cm
2段と3段はそれぞれ以下のセンチになります。

  • 2段 約幅69cm×奥行49cm×高さ92cm
  • 3段 約幅69cm×奥行49cm×高さ126cm
  • 4段 約幅69cm×奥行49cm×高さ157cm

耐荷重量は1段で15kg以内。材質はパイプ・網棚が金属(鋼)※表面にはポリエステル樹脂粉体塗装。ジョイントはポリプロピレン。ビニールカバーはPVCです。

Amazonで見る

届いたら内容をチェックしよう

まずビニール温室セットが届いたら部品を確認しましょう。万一部品が足りないと組み立てた後では返品返送が大変です。

4段の場合、

  • 網板4枚
  • 短いパイプ16本
  • 長いパイプ12本
  • ジョイント10本
  • 補強棒1本
  • パイプトップ2本
  • ビニールカバー1枚
  • 取扱説明書1枚

全部揃っていたらいよいよ組み立てに取り掛かりましょう。

組み立て方をレビュー

まず最初に組み立ては一個あたり30分程度かかります。

初めての方はもう少し手間取ってしまって45分程度かかるかもしれません。慣れるとに30分で組み立てられるようになります。

ジョイントに長いパイプを3本取り付け

ジョイントの側面の穴に長いパイプを3本取り付けます。

そして反対側のジョイントを取り付けます。

これを4段階ぶん組み立ててください。なお真ん中の穴の下の穴は使わないのでそのままでOKです。

段を組み立てる

次にジョイント同士を組み立てて段を作りましょう。

先ほど組み立てた1段分の上の穴4つに、短いパイプを4本差し込んでください。※ポイント-身長が低い方の場合は下3段まで組み立てて上4段目と最上部は別に細いパイプを組み立てて、最後に下の3段目と上の4段目を短いパイプで接合するとうまくいきます。


下3段


上2段

棚板の取り付け

最後にトップ用パイプの頂点に補強棒を取り付けます。そして4段に棚網を載せます。これで完成です。

ビニールカバー取り付ける

組み立てが全て終わったらビニールカバーを取り付けましょう。

ビニールカバーはファスナーを全部開けて広げた状態にして後ろからかけるようにして取り付けます。そしてビニールカバーを飛ばされないようにパイプの足の下にむすびます。

これで完成です。

スポンサーリンク

失敗しない組み立て方のコツ

  • 作った棚がガタガタしてしまう
  • すぐ外れてしまう
  • 大きさが歪んでしまう

といった場合は以下のポイントに注意して再度組み立て直してみてください。

パイプを奥までしっかり差し込む

手で軽く押した程度では奥までしっかり差し込むことができません。かなり力を入れて少し回転させるようにねじ込むと穴の奥まで入れることができます。

パイプ同士の長さに差が出ないように

パイプを3本、4本を差し込むとどうしても差し込み具合に差ができて、まっすぐ立てた時にぐらぐらしてしまいます。

そこで3本差し込んだら必ずそのパイプが水平かチェックしましょう。

平たいところで組み立てる

棚を組み立てる時は平たいところで組み立てた方が出来上がりが安定します。

結構場所を取りますが、できるだけ床や畳など広いところで建ててひとつひとつのパーツがしっかり取り付けられているかどうかチェックして下さい。

強風で倒れてしまう時は?

4段のビニール温室はどうしても面積の割に高さが高く強風で倒れてしまう場合があります。特にマンションのベランダなどで設置していると強い風で倒れてしまうことが多いようです。

その場合は一番下の段に重さのあるおもりを入れることがおすすめです。

家にあるレンガや石の板などを一番下の段にいっぱいに敷き詰めるとそう簡単には倒れなくなります。もしレンガや石の板などがない場合は満タンにした2リットルのペットボトル水を1段目に並べても良いと思います。

ビニールカバーは消耗品

ビニールカバーがすぐ駄目になってしまう、ファスナー部分が壊れてしまう、ビニールが破れるといったトラブルが報告されています。

実はこのビニールカバーは説明書によると消耗品です。設置期間によって異なりますが、1~2シーズン程度で替えカバーに取り替える必要があります。長く棚を使いたいという場合は替え用カバーをあらかじめ買い置きしておくと良いですね。

使ってみた感想

よかったところ

  • 雨が防げるので室内の取込数が激減する
  • 少ない面積でたくさんの多肉植物を育てられる
  • カバー前面が空いているので風通しがとても良い
  • 値段の割に安っぽくない良いデザイン

やはり一番良かったのが雨よけ効果。これまではたくさんの鉢を室内に雨の度に入れないといけなかったのでとても大変でした。ビニール温室があれば天気予報で雨マークでもファスナーを閉めるだけでとても簡単です。

少ない面積でたくさん多肉を育てられるというのもメリットです。一段あたり70cmかける50cmビートルペットボトルが横に6本並べられさらに後ろに2本ほど並べられます。

ビニール温室で心配していたのは風通しです。前が空いてるだけでは風通しが悪く湿気がたまってしまうのではないかと心配していましたが、前面がオープンなのでそんなことはありませんでした。

また1個3,000円程度と安いながらも、多肉を育てていない家族からも邪魔に思われない(笑)デザイン性がいいですね。

残念なところ

  • 工夫しないと倒れることもある
  • 保温効果は微妙
  • 替えカバーを買い換えないといけない
  • カラーが少し派手

一番下の段に重いものを置いていれば滅多に倒れないですが、何も対策しない場合はやはり倒れてしまうこともあるようです。

また保温効果は微妙なところです。7月現在外の気温は25°であれば温室の中は26~27°程度で、ほとんど一度しか上がりません。そのため冬場凍結防止や保温効果のために使いたい場合は力不足かもしれません。

個人的にはカバーをもう少し強度を高くして欲しい気がしますが、1-2年で交換しなければいけないということなので少し金銭的負担が高いですね。

またとても個人的な要望ですが、緑色よりはブラックの方が目立たずに良かったと思いました。

こんな方におすすめ

タカショー ビニール温室は

  • 雨を避けたい
  • 多肉植物を置くスペースが少ない
  • 多肉植物の蒸れが心配
  • 簡単に組立で簡単に使いたい

という方に最適だと思います。

Amazonで見る