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多肉植物の栽培では鉢選びがとても重要

多肉植物は鉢選びが大切な理由

植木鉢多肉植物を栽培するとき、土の種類や水のやり方はとても大切だ。しかしそれと同じくらい重要なのが「鉢選び」。なぜそんなに大切なのか?それは選んだ鉢の種類でその後の成長や育て方がかなり変わってくるため。

育てたい多肉植物の種類によっても選び方は変わってくるので、まず鉢と成長の関係を確認してみよう。

  • 種類によって乾く速度が違う
  • 色によって土の温度が変わる
  • 鉢の大きさで苗の成長が変わる

種類によって乾く速度が違う

まず鉢の種類によって土の乾く速度がかなり異なる。それではどれが乾きやすいのか?

  1. 素焼き鉢
  2. 駄温鉢
  3. ペットボトル鉢
  4. プラスチック鉢
  5. 穴の無い容器

の順に乾きやすい。

素焼き鉢は鉢の材質に無数の小さな穴が空いていて、一番水分が蒸発しやすい。また素焼き鉢は水分が蒸発するとき気化熱で鉢を冷やすので温度にも関係してくる。駄温鉢は素焼き鉢より高い温度で焼いた陶器の鉢で、素焼き鉢ほど乾きは早くないが、プラスチック鉢よりは速い。

次にプラスチック鉢、ペットボトル鉢も同じくらい。そしてプラスチック鉢より乾きが遅いのが、穴の無い容器でブリキやガラスでできたものが多い。

驚くことに早く乾くものと乾きが悪いものでは、同じ品種を育てるのに別の種類か?と思えるほど水やりの量や頻度が変わってしまう。

色によって土の温度が変わる

実は鉢の色で土の温度が変わる。色はそれぞれ熱の吸収率が違って、黒色の鉢が一番熱くなる。その次は茶色・深緑色、一番熱くならないのが白色の鉢。色くらいでそんなに変わるのか?と思いがちだが、実際に黒から白のポットを並べて土をいれて置いておくと、夏に黒い鉢は握れないくらい熱くなり、白い鉢はあまり熱を感じない。それくらい差がある。

どれが一番良い、ということではなく、植えたい多肉植物の種類によって使い分けることが大切で、例えば夏に休眠する暑さが苦手な種がある。リトープスやアエオニウムなど。そんな種類を育てる鉢は、熱くなりにくい白い鉢を使う。また冬に弱い品種で、根を温めたいという場合は黒や茶色などのポットを使う。

鉢の大きさで苗の成長が変わる

苗の大きさが鉢のサイズによって変わってくる点大きすぎる鉢に植えると生育不良を起こす点から、鉢のサイズを選ぶのもとても重要な課題。

まず苗の育ちは鉢のサイズ(土の量)によって変わる。結論は大きい方が苗が大きくなる。小さい鉢に入れっぱなしの多肉植物が、どんどん大きくなることは無い。というのは小さい鉢では根が一杯になってしまい、それ以上大きく成長できなくなってしまうため。逆に大きい鉢に植えるとその鉢の土の量で大きくなれるまで大きくなる。(※もちろん種類によって異なり、小型種は小さいまま)

次が大きすぎる鉢に植えると生育不良を起こす点。植え替えが面倒で6cmくらいの多肉植物を18cmくらいの鉢に植えたとする。そうすると植物の大きさと土の量が不釣り合いになる(多すぎる)。そうすると水やりしたときに根が鉢全部の水を吸い上げられず、古い水が残り常に湿った状態が続いてしまう。そうすると根腐れしたり、水分の多すぎで徒長したり、酸素が行き渡らず根が窒息したりしてしまう。

鉢の大きさ、色、素材はその後の生育を左右するのでぜひ頭に入れておきたい。

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