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古い土の再利用と処分方法

多肉植物を育てて日が経つと、使用済みの土が溜まってきてしまいます。細かくなってしまった土、コケが生えてしまった土、肥料がなくなってしまった土など。できるだけ再利用する方法と、実際のリサイクル方法、土の処分の方法を紹介しています。

ある程度はリサイクルできる

土 つち実は使い終わった古い土は一部を除いてはリサイクルすることができます。

土が古くなる(劣化する)のは水やりなどで土が硬くなってしまうことや、土が持っている有機物や微生物、植物に必要な微量元素が使われて、土の力が失われたもの、こすりあわさって細かくなってしまったなどが原因です。

それであれば、足りないものを補ったり、小さい粒(みじん)だけ取り除くことで土は再利用することができます

ただ再利用できない土もあります。それは病気が発生してしまった土や害虫の卵などで汚染されている場合です。植物の病気のほとんどはカビ菌が原因ですが、カビ菌は胞子になって土の中に住んでおり死滅はしていません。そのため新しい植物を植えて水やりしていると再び増殖して病気が再発してしまいます。このような土は廃棄するか、ベンレートなどの農薬で処理または、太陽光で日干しにして殺菌する必要があります。

再利用方法

具体的にどのように再利用するのでしょうか?

リサイクル手順

鉢から多肉植物を抜き取る

まず多肉植物の根に負担をかけないように、作業の前1週間は水やりせず土を乾燥させておきます。

植わっている鉢から多肉植物を取り出します。取り出すときは根を切らないように鉢をもんでやわらかくし、鉢底から棒をさすなどして絡んだ根が取り出しやすいようにします。そして茎の根元を手で押さえながら鉢を裏返してトントンたたき本体を取り出します。

表面の土を取り除く

次に植わっていたとき表面になっていた所の土はゴミが多いので取り除きます。枯れた下葉や虫などからいれば取り除きます。この土(表面の土)は使えないので処分するしかありません。

新聞紙を広げて土を全部ひっくり返す

新聞紙を数枚敷いた上に全部ひっくり返します。

ゴミを取り除く

枯れ葉や置き肥の残骸、ゴミ、雑草などを取り除きます。根が絡んでブチブチ切れた根が残ってしまう場合はその分も取り除いて捨てましょう。

ふるいにかける

マス目が大きめのふるいを用意して新聞紙を広げ、その上でふるいにかけます。ここでは古い根やゴミを取り、こしたものを再利用します。次にマス目(1~2mm)が小さいものを用意し、先ほどふるった土をふるい直します。こうするとみじんだけが下に溜まるので、みじんを捨ててふるいに残った大きめの土を再利用します。(ふるいがない場合は7番を参照)

1~2週間天日干しする

先ほどこしとった大きめの土を新聞紙の上に広げ、夏は1週間、冬は2週間程度日なたで乾燥させます。できれば日差しが非常に強い7~8月が適期です。

再利用手順

再利用する

ふるいがない場合は、大きめのビニール袋に先ほど乾かした土を入れ、何度かふったり地面に軽く落としたりして、下の方にみじんを集めます。そして上部の土だけを使うようにします。

苦土石灰を入れる

みじんを取り除いたら、苦土石灰を混ぜ合わせます。苦土石灰は古い土1Lあたり小匙1杯程度で充分です。石灰は眼に有毒なので、作業時は目に入らないようにゴーグルをするなどして十分に注意しましょう。

リサイクル材を入れる

次に市販している、「土がよみがえる、古い土のリサイクル材」などの名前で販売されている、古い土のリサイクル材を適度に混ぜ合わせます。これで古い土に不足している有機成分や微量要素などを補うことができます。

新しい土1:リサイクル土1の割合で混ぜる

新しい赤玉土や腐葉土などを、植えたい多肉植物に合わせて、1:古い土1の割合で混ぜあわせます。このとき種類に応じてマグアンプなど元肥をいれても良いでしょう。

土を捨てるには

病気に罹ってしまったなど、土を捨てなければいけない時はどうしたらよいのでしょうか?

その場合土も処分することになります。これは自治体によってルールが決まっているので、まずは自治体のホームページなどで処分方法を調べてみましょう。例えば福岡市のように燃えないゴミとして捨てられる自治体もありますが、そうでない場合もあります。実際には少しずつ家庭用の燃えるゴミに混ぜて捨てている人もいるようです。

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