アマゾンやその他通販サイトでは様々な多肉植物の土を取り扱っています。管理人は土は作る派ですが、手軽に多肉用土で始めたい人も多いと思います。
そこで実際に価格や評価、配合成分、用途などで数種類を取り寄せてみました。
目次
普通の多肉用土
①花ごころ「さぼてん 多肉植物の土」
製品名 | 「さぼてん 多肉植物の土」 | サブタイトル | ~根が傷まないゼオライト配合(細粒)~ | メーカー | 花ごころ | 酸性土調節 | pH調節済み 7.0±0.5 | 肥料の有無 | なし | 成分 | (上位4品目)軽石、バーミキュライト、木質堆肥、ゼオライト | Amazonの参考価格 | <2L(256円)、5L(455円)、12L(1,191円) |
---|
軽石やバーミキュライトなど多肉植物向きの土がメインになっていて、粒の大きさもちょうど良いです。また肥料なしなので必要な時自分で施肥できます。pHが中性に調整済みなので偏りなく使えます。重さも同メーカーの種まき用土よりそこそこ重く、作った多肉植物もだいたいこのくらいになり、適度な重さがある点がよかったと思います。
②プロトリーフ「サボテン・多肉植物の土」
製品名 | 「サボテン・多肉植物の土」 | サブタイトル | 「サボテン、多肉植物はこの土だけでOK!!」 | メーカー | プロトリーフ | 酸性土調節 | pH調節済み | 肥料の有無 | 初期肥料入り | 成分 | 赤玉土/鹿沼土/バークたい肥/木炭/パーライト/軽石 等(メーカーページより) | Amazonの参考価格 | 2L(332円)、5L(666円)、14L(1,320円) |
---|
赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥など、個人でブレンドする時もよく使う土が配合されていて、「多肉植物用」という感じの土です。粒の大きさはちょうどよく、ややみじんがありますが、許容範囲だと思います。肥料は配合済みということですが、何をどのくらいかは不明です。phも調節済み(詳細なpHは不明)。こちらも重さがそこそこあり、軽すぎずちょうどよいです。
さし芽・種まき用土
①花ごころ「さし芽 種まきの土」
製品名 | 「さし芽 種まきの土」 | サブタイトル | ~芽が出る!根が伸びる ビギナーでも簡単・安心~ | メーカー | 花ごころ | 酸性土調節 | あり(pH6.5±0.5) | 肥料の有無 | なし | 成分 | バーミキュライト、パーライト、ピートモス、鹿沼土 | Amazonの参考価格 | 2L(263円)、5L(542円)、12L(1,109円) |
---|
こちらはバーミキュライト、パーライト、ピートモスという無菌の素材が使われ、細粒で軽く種まきさし芽にぴったりという印象です。挿し木の根や芽を出すのには肥料はいらないのでなしで問題ありません。アルカリ性は微酸性で多肉植物が好む酸性土に調節済み。細粒にもかかわらず軽いので種まき用土はよいと思います。
②大宮グリーン「種まき さし芽の土」
製品名 | 「種まき さし芽の土」 | サブタイトル | ~このまま使えます 緩効性肥料入り~ | メーカー | 大宮グリーン | 酸性土調節 | 不明 | 肥料の有無 | 緩効性肥料配合(発酵海藻土入り・貝化石入り) | 成分 | 焼成土、バーミキュライト、ピートモス、鹿沼土、ゼオライト、ヤシ殻炭、化石貝、発酵海藻土、緩効性肥料 | Amazonの参考価格 |
---|
種まき用土だが、結構色々な材料が入っている土で緩効性肥料も入っています。かなり大きな塊も入っており粒ぞろいが良くない印象です。種まき用には少し不向きかもしれません。重さは種まき・さし芽用としてもかなり軽めで、成分がピートモス+バーミキュライトのためでしょう。大きな粒に関してはふるいにかければ取り除くことはできます。