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ベニカXネクストスプレーの効果・成分と他との比較

農薬プロフィール

ベニカXネクストスプレー ベニカXネクストスプレー
タイプ <スプレー式>
■殺菌剤(病気)
予防(〇)、治療(〇)、浸透移行性(〇)
■殺虫剤(害虫)
速効性(〇)、持続性(〇)、浸透移行性(〇)
成分
  • 還元澱粉糖化物(0.6%)→病気・害虫
  • クロチアニジン(0.008%)→害虫
  • ピリダリル(0.01%)→害虫
  • ペルメトリン(0.01%)→害虫
  • マンデストロビン(0.02%)→病気
多肉植物での主な用途 ◆害虫:アブラムシ類、アオムシ、アザミウマ類、コガネムシ類、コナジラミ類、ハモグリバエ類、カイガラムシ類、ケムシ類、カメムシ類、テントウムシダマシ類、ウリハムシ、コナカイガラムシ、ハダニ、ヨトウムシなど
◆病気:うどんこ病、黒星病、灰色かび病など
希釈倍率 そのままスプレーする
適用作物 観葉植物への適用があります。(多肉植物に使えます)
その他
危険性 海産動植物への影響:不明
眼への刺激:なし
皮膚への刺激:なし
ポイント 2019年に発売された殺虫殺菌剤です。ベニカXファインスプレーの後継品として市販されました。ベニカXファインスプレーとの主な違いは、病気に対して予防だけでなく罹ってしまった場合の治療にも効果がある点です。またベニカマイルドスプレーの成分も取り入れられ、薬剤耐性がついた病害虫にも対処できるようになっています。観葉植物への適用があり、多肉植物にも使いやすいです。(観葉植物への適用はベニカXファインスプレー、ベニカXスプレーにもあります。)退治しにくいアブラムシ、ハダニ、コナジラミ、カイガラムシや病気ではうどんこ病、灰色かび病に対応しているので、これ1本で病害虫の対策ができます。
販売店 Amazon

配合されている成分とその対象と効果

成分名 対応 効果
還元澱粉糖化物 害虫・病気 水あめを使った化学薬品とは異なる機序で効果を発揮する成分で、アブラムシ類、ハダニ類、コナジラミ類に速効性があり、うどんこ病を治療する効果があります。物理的防除とよび昆虫の気門を塞いで殺虫、ウドンコのカビを覆って治します。
クロチアニジン 害虫 アブラムシ類、アオムシ、アザミウマ類、コガネムシ類、コナジラミ類、ハモグリバエ類、カイガラムシ類、ケムシ類、カメムシ類、テントウムシダマシ類、ウリハムシ、コナカイガラムシ、アゲハ類など広い範囲の害虫を退治する効果があり、浸透移行性(植物全体に広がる)と残効性(効果が長続きする)があります。
ピリダリル 害虫 アオムシ、ヨトウムシ、ハスモンヨトウ、アゲハ類、オオタバコガ、スズメガ、コナガ、アザミウマ、ハモグリバエ類などに効果があり、速効性と持続性があります。
ペルメトリン 害虫 天然除虫菊の成分で、アブラムシ類、ハダニ類、ケムシ、カミキリムシ、ツツジグンバイ、チュウレンジハバチなどの害虫に、速効性と残効性があります。
マンデストロビン 病気 うどんこ病、黒星病、灰色かび病、灰色腐敗病、フザリウム立枯病、菌核病、炭疽病、紫斑病、つる枯病、萎凋病、もち病、網もち病、落葉病、灰星病、輪紋病、胴枯病などに効果があり、浸透移行性(植物全体に広がる)、予防効果と治療効果があります。

ベニカXスプレーとベニカXファインスプレーとの違いは?

それぞれ重なる成分と異なる成分があり、効果と対象の病害虫が少しずつ違います。

成分の比較

まず成分について比較します。

商品名 害虫対策成分 病気対策成分
ベニカXネクストスプレー
  • 還元澱粉糖化物
  • クロチアニジン
  • ピリダリル
  • ペルメトリン
  • 還元澱粉糖化物
  • マンデストロビン
ベニカXファインスプレー
  • クロチアニジン
  • フェンプロパトリン
  • メパニピリム
ベニカXスプレー
  • ペルメトリン
  • ミクロブタニル

このように、いずれも殺虫剤・殺菌剤成分が含まれていますが、種類や配合されている数が異なるのが分かります。

効果の比較

それでは、効果はどのような違いがあるのでしょうか?

商品名 害虫対策成分 病気対策成分
ベニカXネクストスプレー 速効性(〇)
持続性(〇)
浸透移行性(〇)
予防(〇)
治療(〇)
浸透移行性(〇)
ベニカXファインスプレー 速効性(〇)
持続性(〇)
浸透移行性(〇)
予防(〇)
治療(×)
浸透移行性(〇)
ベニカXスプレー 速効性(〇)
持続性(×)
浸透移行性(×)
予防(〇)
治療(〇)
浸透移行性(〇)

ベニカXスプレーは殺虫剤の速効性があるものの持続性がない、病気に対しては予防・治療・浸透移行性があることが分かります。

ベニカXファインスプレーは殺虫剤の速効性・持続性・浸透移行性があるものの、病気に対しては治療効果がないことが分かります。

ベニカXネクストスプレーはベニカXスプレーとベニカXファインスプレーの両方の欠点を補い、病気に対しても害虫に対しても万全の対策ができることが分かります。

効果がある病害虫の比較

それではどのような病気・害虫に効果があるのか、ないのか、各スプレーのデメリットをチェックしていきましょう。※多肉植物に使うため、観葉植物・花卉類に取得している効果で比較しています。

商品名 害虫対策成分 病気対策成分
ベニカXネクストスプレー アブラムシ類、アザミウマ類、ハダニ類、ハスモンヨトウ うどんこ病
ベニカXファインスプレー アブラムシ類、アザミウマ類、コナジラミ類、ハダニ類、ハモグリバエ類、ハスモンヨトウ うどんこ病、灰色かび病
ベニカXスプレー アブラムシ類 うどんこ病

上は観葉植物への適用がある病害虫ですが、成分的には以下の病害虫にも効果があります。

商品名 害虫対策成分 病気対策成分
ベニカXネクストスプレー アブラムシ類、アオムシ、アザミウマ類、コガネムシ類、コナジラミ類、ハモグリバエ類、カイガラムシ類、ケムシ類、カメムシ類、テントウムシダマシ類、ウリハムシ、コナカイガラムシ、アゲハ類、ハダニ類、コナジラミ類など うどんこ病、黒星病、灰色かび病、灰色腐敗病、フザリウム立枯病、菌核病、炭疽病、紫斑病、つる枯病、萎凋病、もち病、網もち病、落葉病、灰星病、輪紋病、胴枯病、
ベニカXファインスプレー アブラムシ類、アオムシ、アザミウマ類、コガネムシ類、コナジラミ類、ハモグリバエ類、カイガラムシ類、ケムシ類、カメムシ類、テントウムシダマシ類、ウリハムシ、コナカイガラムシ、アゲハ類、ハマキムシ類、ミノガ類、シンクイムシ類、モモハモグリガ、ハスモンヨトウ、チャノキイロアザミウマ、ナミハダニ、リンゴハダニなど うどんこ病、褐斑病、灰色かび病、小菌核腐敗病、黒星病、斑点落葉病、紫かび病など
ベニカXスプレー アブラムシ類、ハダニ類、ケムシ、カミキリムシ、ツツジグンバイ、チュウレンジハバチなど さび病、すすかび病、葉かび病、うどんこ病、白さび病、黒星病

それぞれの特徴

特徴は以下の通りです。

商品名 害虫対策成分 病気対策成分
ベニカXネクストスプレー (〇)アブラムシ、アオムシ、アザミウマ類、コガネムシ類、コナジラミ類、カイガラムシ、カメムシ類、ハダニ類など幅広い害虫に速効性・持続性・浸透移行性がある (〇)うどんこ病、黒星病、灰色かび病などに予防・治療効果がある
ベニカXファインスプレー (〇)アブラムシ、アオムシ、アザミウマ類、コガネムシ類、コナジラミ類、カイガラムシ、カメムシ類、ハダニ類など幅広い害虫に速効性・持続性・浸透移行性がある (△)うどんこ病、灰色かび病、黒星病などの予防効果はあるが、なってしまった病気への治療効果はない
ベニカXスプレー (△)アブラムシ類、ハダニ類、ケムシ、カミキリムシなどに速効性があるが、持続性がない (〇)うどんこ病、灰色かび病に加え、さび病に治療・予防効果がある成分が含まれている

比較のまとめ

まとめると以下のようになります。

ベニカXネクストスプレー ベニカXファインスプレー ベニカXスプレー
ベニカXネクストスプレー ベニカXファインスプレー ベニカXスプレー
害虫 速効性・持続性があり〇 速効性・持続性があり〇 速効性のみで△
病気 予防・治療効果があり〇 予防効果のみで△ 予防・治療効果があり〇
実勢価格※1 1,470円 980円 790円
発売年 2019年 2010年 2003年
販売 Amazon Amazon Amazon

※1 実勢価格は変動があります。

ベニカXネクストスプレーは効果面では一番優れているのですが、価格がネックです。1本1,000mlが1,500円近い(定価は1,760円)とベニカXファインスプレーとベニカXスプレーの1.5倍ほどになってしまいます。

そのため、求める効果に応じて適切なものを選択するのがよいと思います。

選び方のコツ

例えば、病気や害虫を1本で対処したいという場合なら、どちらにも対応できるベニカXネクストスプレーが適しています。一方、害虫をメインに対処したい場合はベニカXファインスプレーで充分です。また、うどんこ病や灰色かび病以外にサビ病にも対処したいという場合は、ベニカXスプレーがよいと思います。

また害虫でベニカXファインスプレーとネクストスプレーはハダニへの効果がありますが、ベニカXスプレーはハダニへの効果はありませんので注意が必要です。

病害虫対策
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