スポンサーリンク

アストロフィツム(有星類)の種類・特徴と育て方

アストロフィツム属の写真

兜丸(カブト) Astrophytum asterias兜丸(カブト) 兜丸(カブト) Astrophytum asterias 花兜の開花 瑞鳳玉(ズイホウギョク)瑞鳳玉(ズイホウギョク)
瑞鳳玉(ズイホウギョク)の花瑞鳳玉の花 四角鸞鳳玉(シカクランポウギョク)四角鸞鳳玉(シカクランポウギョク) 四角鸞鳳玉(シカクランポウギョク) 花四角鸞鳳玉の花
般若(ハンニャ)般若(ハンニャ) アストロフィツム 種まき種まき(実生)の様子

※いずれの写真もWikipediaから引用

アストロフィツム属(Astrophytum)の特徴

サボテン科
アストロフィツム属
生育型 夏型
育てやすさ やや難しい
成長速度
殖やし方 実生(種まき)
原産地 メキシコ、アメリカ

※4段階評価
育てやすい–普通–やや難しい–難しい
成長が早い–普通–遅い–とても遅い

アストロフィツム属はこんな植物
原産国はメキシコからアメリカのテキサス州あたりで原産が数種類と、園芸品種もたくさん産まれています。アストロフィツム属は球体に星をちりばめたような白い点があることから「有星類(ゆうせいるい)」とも呼ばれ、見た目から兜と呼ばれることもあります。春から夏まで主に黄色系の花を咲かせ、また棘がなく模様や色が色々あることから人気のサボテンです。大きく分けて兜系、鸞鳳玉(らんぽうぎょく・ランポー玉)系、瑞鳳玉系(ずいほうぎょく)、般若系(はんにゃけい)の4つに分類されています。

サボテンの中では寒さに弱いタイプで、冬場は3℃以上できれば5℃を保ちましょう。冬に完全に断水すると株にダメージを受ける場合があるので、5℃程度を保って少量の水を与えます。日当たりの良い所に置くのが基本ですが夏場は弱く遮光し、冬は室内や温室に取り込みましょう。マミラリア属やセレウス属に比べるとやや難しい種類です。

育て方のコツ

  • 日当たりと風通しのよいところで育てる
  • 寒さにやや弱いので冬は室内か温室に
  • サボテンだが生育期にはしっかり水やりをする
  • どの季節も雨ざらしにせず、水は株元に注ぐ

年間栽培カレンダー

生育型 夏型
生育期 4~7月と9~11月
休眠期 1~3月
緩慢な時期 8月、12月
水やり
  • 4~5月は土が乾いたら鉢底から流れるまで(週1回程度)
  • 6~7月はやや控えめに
  • 7~9月は春より控えめだが鉢土が乾いたらたっぷり与える
  • 9~10月は寒くならないうちはしっかり水やりを(月2回程度)
  • 11~3月は室内で少量の水やり(月1回)と葉水をする
置き場所
  • 年間を通して雨の当たらない風通しのよい所に
  • 4~5月は風通しのよい日なたで30%程度遮光する
  • 6~9月は風通しのよい半日陰(50%遮光)
  • 10~11月は直射日光のあたる屋外
  • 12~2月の5℃以下の場合は日当たりの良い窓辺に
植え替え
  • 5~9月頃が適期
殖やす
  • 3~8月頃に種まき
肥料
  • 植え付け時に緩効性肥料、4~6月と9~10月頃に月1回液肥を与える
開花
  • 4~9月頃

主な種類名

兜丸(兜)(カブト) Astrophytum asterias
碧瑠璃兜(ヘキルリカブト) Astrophytum asterias ‘var. nudum’
碧瑠璃鸞鳳(ヘキルリランポウ) Astrophytum myriostigma ‘var. nudum’
四角鸞鳳玉(シカクランポウギョク) Astrophytum myriostigma
鸞鳳玉錦(ランポウギョクニシキ) Astrophytum myriostigma ‘f.variegata’
瑞鳳玉(ズイホウギョク) Astrophytum capricorne
般若(ハンニャ) Astrophytum ornatum
スーパー兜(スーパーカブト) Astrophytum asterias ‘Super Kabuto’
白兜(シロカブト) Astrophytum asterias ‘Shiro Kabuto’
ミラクル兜(ミラクルカブト) Astrophytum asterias ‘Miracle Kabuto’

育て方のポイント

水やり

水やりサボテンはあまり水が要らないように思われますが、元気に生育させるためには生育期のしっかりした水やりが必要です。水やりが少なくても枯れませんが、成長速度が遅くなります。生育期は春、夏、秋で冬以外は速度は異なりますが生育します。

具体的には、よく成長する4~5月や9~10月は鉢内がしっかり乾いてから数日経って鉢底から流れ出るまで水を与えます。6月の梅雨時は水が乾きにくく、7~9月は腐りやすいので春秋より水やりを減らします。11~3月の休眠期は月1回程度少量を与えたり球体に霧吹きで水を与える葉水を行います。

置き場

置き場一年を通して雨のかからないところで育てましょう。根腐れを防ぐために風通しのよい所におきましょう。サボテンの中ではそれほど日光に強くないので、夏を中心に日よけを行い強すぎる日差しを和らげます。

具体的には4~5月は風通しのよい日なたで寒冷紗などをかけ30%程度遮光、6~9月は半日陰(50%遮光)におき、10月中旬から11月には直射日光のあたる屋外に置いて大丈夫です。また寒さにそれほど強くないので、5℃を切る秋~冬の12~2月は日当たりのよい室内に取り込みましょう。室内でも一日最低4時間は日の当たるところが望ましいです。冬中同じ方向に置いたままだと、球体が傾いてくるので180度回しながら全体に日が当たるようにします。

殖やし方

殖やし方アストロフィツム属は種まきで殖やすことができます。概ね20℃以上を保てる4~8月が時期で、人工授粉してできた種のその年に蒔くことができます。(採りまきといいます)

土には消毒した1~2mmの細かいものを用い、種は重ならないように蒔きます。覆土はしません。温度は20~30℃の暖かい環境がないと発芽しません。直射日光の当たらない所で管理し、底面給水(腰水)して湿度を保ちます。発芽して1ヶ月程度で肥料のある土に植え替え、発芽から6ヶ月くらいたったら2回目の植え替えをします。

植え替え

用土は水やりを繰り返すことで硬くなってきます。1年に1度は植え替えを行い、用土の更新と根の切り戻しを行います。時期は気温が15℃以上になる4~8月頃が最適です。古い根を整理し傷んだ根を切り落とします。健康な根も3分の1を残して短く切り詰めます。その後4日から1週間ほど根の切り口を乾し元の土に植え直します。

土と鉢

土土は他の多肉植物と同じように水はけがよく適度に水持ちがよい土を選びます。市販のサボテン・多肉植物の土もよいですし、混合する場合は赤玉土6:日向土2:川砂1:ピートモス1などが考えられます。

鉢はその株がすっぽり入って鉢と株の間に指1本くらい入るぐらいのサイズが最適です。大きすぎる鉢や小さい過ぎる鉢は避けましょう。

肥料

肥料植え替え時に土に緩効性肥料を混ぜておくと良いでしょう。また追肥として4~7月と9~10月は薄めの液肥を月1回程度与えます。

病害虫

病害虫3~4月と7月頃に殺虫剤を散布します。

開花

3月頃から生育が始まり蕾をつけて4月頃から花を咲かせます。花は冬を除いて4~9月頃まで長い間咲いてくれます。花の色は白・赤・黄色などが知られています。

属ごと(サボテン科)
スポンサーリンク
れのみをフォローする
~多肉ちゃんこんにちは~多肉植物の育て方サイト

コメント