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ハティオラ属(ハチオラ属)・猿恋葦の特徴と育て方

このページでは、サボテン科の「ハチオラ属(ハティオラ属)」のサルコイアシについて育て方の基礎や種類を丁寧に解説しています。

ハティオラ属の写真

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ハティオラ属(Hatiora)の特徴

サボテン科
ハチオラ属(Hatiora)
生育型 夏型
育てやすさ 育てやすい
成長速度 遅い
増やし方 挿し木
原産地 ブラジル

※4段階評価
育てやすい–普通–やや難しい–難しい
成長が早い–普通–遅い–とても遅い

ハティオラ属:猿恋葦はこんな植物
ブラジルに数種類が見つかっている小さなグループです。リプサリス属と似ていますが異なります。普通の多肉植物と思われがちですが、サボテン科の多肉植物で、葦サボテン(アシサボテン)といわれています。猿恋葦(サルコイアシ)は日本でも流通していて、棘がなく棒状の枝でできたサボテンで、長くなってくると下に垂れ下がます。茎の先端に赤黄色の花をつけます。

棘もなく育てやすいサボテンですが、休眠期間が10月から3月上旬とほぼ1年の半分あり、その間は水を控えます。夏の直射日光は強いため多少の遮光が必要になります。サボテンは水が要らないと思われがちですが、生育期はたっぷりの水分が必要なので3~5日に1回の水やりが必要です。

育て方のコツ

  • 10~3月の休眠中は水やりを控えめに
  • 7~8月は遮光するか半日陰に移す
  • その他の季節は直射日光によく当てる
  • 1年を通して雨の当たらない所に置く

年間栽培カレンダー

生育型 夏型
生育期 4~9月
休眠期 11~2月
緩慢な時期
水やり
  • 4~6月は土が乾いたら5日に1回の水やり
  • 7~8月は土が乾いたら7日に1回とやや控えめ
  • 9~10月は土が乾いたら5日に1回
  • 11~3月は月に2回程度に減らす
置き場所
  • 年間を通して雨の当たらない風通しのよい所に
  • 4~6月は直射日光の当たる屋外
  • 7~8月は半日陰(50%遮光)
  • 9~10月は直射日光のあたる屋外
  • 11~3月は日当たりの良い窓辺に
植え替え
  • 5~7月頃が適期
増やす
  • 7~8月頃に挿し木
肥料
  • 植え付け時に緩効性肥料、5~6月頃に月1回液肥を与える
開花
  • 3~5月頃

※栽培カレンダーはあくまでも目安です。実際は土や鉢の種類、地域によって大きく異なります。地域や使っている土、置き場所によって適宜読み替えて下さい。

主な種類名

猿恋葦(サルコイアシ) Hatiora salicornioides
休眠期とは?
多肉植物の日本での栽培は自生地の環境と異なります。そのため日本の寒さや暑さに耐えられなくなると生育が鈍ったり成長が止まったりします。その時期のことを「休眠」といいます。時期は種類によって異なり、夏に休眠するタイプと冬に休眠するタイプがあります。休眠期は生育が鈍るので肥料や水やりを控え、挿し木や株分けなど株へ負担をかける作業を控えます。

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育て方のポイント

水やり

水やり生育期はかなりの量の水やりが必要で、他の多肉植物に合わせて1週間に1回などにしているとカラカラに乾いてしまっています。そのため5日に1回程度必要ではないかと感じます。生育期は4月頃から10月頃で、夏に土がよく乾く印象です。水やりを忘れるとシナシナになってしまいます。水不足で枝が下がってきたら早めに与えましょう。

休眠期はほとんど水を吸わなくなり、水やり間隔も2~3週間に1回程度で良くなります。この時期無理に水をやっても育たずいつまでも土が湿っているので、根腐れの危険があります。しかし全く与えないと(断水)シワシワになってしまうので、断水はしないようにします。

置き場

置き場強い直射日光が苦手のようでしわしわになってしまいます。5月頃から9月頃までは50%程度遮光してやったほうがよいようです。10月から4月は直射日光に当てて問題ありません。森林性サボテンで耐陰性があり、少々くらい所でも育ちます。

耐暑性と最高気温・夏越しの方法

夏越し夏の暑さには強いほうです。半日陰に置いて通気をよくすれば40℃程度は耐えられます。シルバー色の50%遮光ネットを使うと、遮光もでき温度もさがるのでおすすめです。

越冬最低温度と冬越し方法

冬越し最低越冬温度は2℃以上を守るようにしています。サボテンですが3℃では何度も経験していますが全く問題ありません。しかし凍結させたり霜に当てたら無事か分かりませんので、それで2℃にしています。

増やし方(挿し木)

殖やし方
猿恋葦は挿し木で殖やします。夏型のためか冬に挿し木しても発根まで3ヶ月かかったりします。必ず適期(5~9月頃)行うようにしましょう。上に載せている写真は左が2021年1月真ん中が2021年10月の写真です。葉の量なども夏の生育期中にかなり増えました。もともとは2~3枝に分岐している1本の挿し穂からこれだけ増えたので、繁殖力は強いと思います。

植え替え

最初に小さい鉢サイズで、生長して鉢が小さくなったら抜き出して一回り大きな鉢に植えるという「鉢増し」の方法で植え替えていけば根詰まりなどの心配もないようです。

鉢増しは根鉢(根が土にからみあって塊になっている所)を崩さずすっぽり抜き取って土を浅く入れた鉢に株を置き、その周りに土を入れます。

土と鉢

土
土は少々水持ちのよいものがよいようです。水はけの良すぎる土だと夏場の水やり頻度が上がりやや面倒です。市販している多肉植物の用土に赤玉土か鹿沼土を入れると水持ちが少し良くなります。

鉢は苗のサイズに合うもので小さいものから、だんだん生長して一回りずつ大きな鉢に植え替えていきます。

肥料

肥料
4~5月と9~10月に月2回ずつ液肥を与えればスムーズに生長します。サボテンなので大量の肥料は不要です。与えすぎるとヒョロヒョロと徒長するので、普通の植物の3分の1以下と考えれば良いと思います。

病害虫

病害虫
病害虫は特に心配ありません。

属ごと(サボテン科)
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