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ブルゲリの実生栽培(種から育てる方法)とその記録

コノフィツムの中でも特に人気な「ブルゲリ」、栽培難易度が高いことでも知られこれまで敬遠してきましたが、メセン実生も4年目となるこの秋、実生に挑戦してみようと思いました。このページでは最初に実生方法を解説、後半で栽培記録を公開しています。

ブルゲリを種まきから育てる

ブルゲリの種子のサイズ

ブルゲリの種子

植物を種から育てることを実生(みしょう)といいます。実生は管理が成株より面倒、大きくなるまでに時間がかかる、などのデメリットがありますが、ブルゲリを株分けで育てるのは難しいため、種まきから育てることになります。

特に栽培12ヶ月目までは気が抜けず手間もかかりますが、発芽の瞬間やだんだんとブルゲリらしくなっていく姿を見ていると本当に感動し、種まきならではの楽しみ・喜びを感じることができます。

管理人は毎年何らかのメセン類の種を蒔いて育てていますが、育て甲斐がありとても楽しいものです。リトープスよりコノフィツムは難しく、コノフィツムの中でもブルゲリは特に難易度が高いですが、リトープスや通常のコノフィツムの実生に慣れてきたら、ぜひ挑戦してみてください。

これは他サイトからお借りしてきたブルゲリの成長の様子です。
ブルゲリの実生の成長の様子

https://jp.mercari.com/item/m61343667270

正しいやり方は存在しない?

実生方法は絶対こうしなければならないという方法はなく、人それぞれやり方が異なります

たとえば土の配合ひとつ取っても色々で、フカフカ系用土を使う方もいれば、硬質の用土を使う方もいます。1種類の土を単用する方、複数の土を混ぜる方、何層かに分けて土の種類も変える方や、上から下まで全部同じ土を使う方もいます。

管理人にも実生のやり方は多少違う点がありながらも基本的なことは同じです。このページでは、基本的なやり方をオフタルモフィルム(玉形メセン類)に合わせて少し改良したやり方を紹介します。

(ただ、土や用具の消毒だけは面倒ですが徹底的に行ってください)

このサイトに書いてあるやり方が唯一ではありません。あくまでも参考にしていただければ幸いです。みな、自分のやり方で試行錯誤を繰り返しながらだんだんと上手になっていきます。

実生(種まき)に必要なもの

用意するもの

  • 種子
  • 種を蒔く鉢
  • 鉢を浸ける容器
  • プラスチックのラベル
  • 種まき用の土
  • 通常多肉植物用土
  • 土を混ぜる厚手の袋
  • 殺菌剤(オーソサイド)
  • 殺菌剤を溶かすペットボトル
  • 霧吹き
  • 消毒用のお湯

鉢の用意

プレステラ 実生

ここではホームセンターなどで入手しやすく安価な「プレステラ90」というプラスチック鉢を使いました。この鉢に土を入れて種を蒔きます。他の鉢をお持ちの方はそれでも良いですし、鉢がない場合は、百均などにあるプラスチックトレイでもよいですし、カップ麺や食品の空き容器に蒔く方もいます。

そして鉢を水に浸けるための大きめの容器が必要です。ここでは家にあった空きのプラスチックケースを使いました。適当な入れものがない場合は、百均に売っているプラスチックケースや、家にあるもので済ませたい場合は、2Lのお茶や水のボトルを切って加工したものでも代用可能です。

また土の消毒にお湯を使いますが、プレステラ鉢は土をいれてその上から熱湯を注いでも変形しないことを確認しています。

土の配合と種類

土は様々な意見があり、赤玉土を単用する方もいれば、何種類も混ぜてこだわる方など様々でこれといった正解はないようです。ただ、腰水(底面吸水)をするため肥料を入れないという点は共通のようです。

今回の配合
今回土は2層にしました。

まずプレステラ90の深さを3等分し、下から3分の2までメセン土 ※下で解説 を入れます。そして上3分の1に花ごころ さし芽種まきの土を3mmのふるいでふるったものを入れました。

ブルゲリの種はものすごく小さく、荒い土だと根が簡単に潜り込めません。そこで表土には極小さな粒の土を使います。一方中間から底の部分ではやや水はけがよく根をしっかり張らせたいため、細かめのメセン土 ※下で解説 を使ったらよいと思いました。

ブルゲリの苗は小さくやわらかいため、蒔いたら1年間程度は植え替えできません。そこで、中間の土には幼苗を育てられる土がよいと思います。

市販でも充分可能
ただしこれはやり方の一例に過ぎず、市販の種まき用土や多肉植物の土を代用するのもOKです。大切なのは表土には3mm程度のふるいでふるった極細かい土を敷き、底から中程に入れる土は5mm程度のふるいでふるった細かめの土を使うことです。ふるいは100均やホームセンターなどで販売されています。

また、肥料は腰水の間はないほうがよいため、最初から肥料入りになっているのは避けた方が良いと思います。(腰水が終わってから与えます。)

また硬質の土を使う方もいてそれでもうまく育っていると聞いているため、ご自身で別な実生用の土を用意している場合は、もちろんそれを使っても構いません。

土の種類解説

花ごころさぼてんの土
花ごころ さぼてん多肉植物の土
花ごころの市販用土で軽石・バーミキュライト・ゼオライトなどが入っている土で、肥料が入っていない土です。水はけと根腐れ防止に重点を置いています。

花ごころさし芽種まきの土
花ごころ さし芽種まきの土

花ごころの市販用土で、バーミキュライト・パーライト・ピートモス・鹿沼土でできており、肥料が入っていないものです。さぼてんの土より細かく細粒で、ピートモスが多くフカフカとしており、メセン類の種まきにちょうど良いです。

通常の培養土(自作)
通常の多肉植物用土

自作の土で、細粒~小粒の赤玉土・日向土・ピートモス・パーライト・くん炭を1:1:1:1:0.5で混ぜたものです。多肉植物の成株に使っている土で、適度な水はけと水持ちがあります。

メセン土(造語・自作)
メセン土 道具

メセン土とは自作の土で正式名称ではありません。通常の培養土に、フカフカしたピートモスを多めに加えたものです。普段は通常の培養土にピートモスを加えたものを使っていますが、今回は比較的入手しやすいよう、ピートモス1:赤玉土1:花ごころさぼてんの土:2の割合で配合したものをメセン土としました。

もしピートモスや赤玉土単体が手に入らない場合は、花ごころサボテンの土1:花ごころさし芽種まきの土2をブレンドしても代用可能です。

必要なものと費用


種をまく鉢 鉢をすっぽりいれられる容器 殺菌剤
プレステラ 実生プレステラ90
1個30円
ホームセンター
実生 道具プラスチックケース
家にあったもの
オーソサイドオーソサイド
1箱 800円
Amazon
細粒の土(表面用) 細かい土(中間用) 通常多肉用土
花ごころ さし芽種まきの土花ごころのさし芽・種まき用の土
5L 600円程度
Amazon
花ごころ さぼてん多肉植物の土花ごころのさぼてん多肉植物の土
5L 600円程度
Amazon
実生通常の培養土
赤玉土・日向土・バーミキュライト・ピートモス・パーライトを同率で混合
メセン用土 ふるい(5mm) ふるい(3mm)
メセン土メセン用土
赤玉土:ピートモス:花ごころさぼてんの土を1:1:2で配合したもの
実生 道具中間の土を作るためのふるい(5mm程度)
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実生 道具表面の細かい土を作るためのふるい(3mm程度)
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殺菌剤スプレー 消毒用の湯1L~ スコップ
実生 道具オーソサイド用のスプレー容器
800倍に薄めたオーソサイド用のスプレー容器
Amazon
実生鍋で沸騰させたお湯1L程度
自宅
-円
実生 道具土入れスコップ
大小で300円程度
ワンポイント

種を蒔く鉢には土を入れて種を蒔き、それを水を張った容器に浸けます。これを腰水(こしみず)といいます。
解説ページ

オーソサイドは殺菌剤で種子のカビを防ぐためのものです。ベンレートでもよいのですが、オーソサイドのほうが藻や青ゴケを防ぐ効果が高いので、最近はオーソサイドを使うようにしています。

種の購入方法

多肉植物植物ワールド 種子
ブルゲリの種子は主にネット通販で入手します。自分で成株を育てて受粉し種を採取している場合はそれが一番よいですが、無理な場合はヤフーショッピング、ヤフオク、メルカリなどで入手します。

また種を大量に購入する場合は、海外のオンライン通販ショップ(ケーレスなど)で購入する方法もありますが、検疫の費用などを考えるとよほどたくさん買わない限り割高になってしまいます。

種を購入するとき一番大切になるのが、「種の信頼性」です。信頼が置ける販売業者か、メルカリやヤフオクでは出品者が信頼できるかをしっかりチェックしましょう。

特にメルカリやヤフオクでは偽物(ブルゲリではない種子が届く)を掴まないよう、また採取年月が分かっており、交配親の写真などが載せられている、検疫証明書の画像が載せられているかなどの点が大切です。

ブルゲリのタネ

なお今回はメルカリでお世話になっている出品者さんから、自家採取されたものを購入しました。

以下ではいくつかの入手方法を解説しています。

ヤフーショッピングの多肉植物種子の専門店
多肉植物ワールド
プラントブラザーズ
seed stock

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種の蒔き時(適期)

ブルゲリは秋から春にかけて成長する「冬型」の多肉植物です。そのため生育期の秋にまきます。具体的には猛暑が終わり、最高気温が25℃ぐらいにさがってくる9月下旬ごろが適しています。

8月猛暑の盛りに蒔いてしまうと高温多湿で蒸れてせっかく芽が出た種が溶けてしまう可能性があります。また冬や休眠直前の春は種から育てることが難しいため、できれば9月下旬から10月中旬までには種まきすることをおすすめします。

また気温は地域により差があります。15~25℃の間が発芽しやすいので寒冷地ではもっと早く蒔くことになります。管理人は福岡(暖地)のため、10月初旬に蒔きました。

また春蒔きという選択もありますが、夏がすぐ来てしまい管理が難しくなるため、初心者のうちは秋まきのほうをおすすめします。

ブルゲリを実際に種まきしたところ、10月に蒔くのでは全く芽が出ないことが分かりました。調べると、ブルゲリは普通のコノフィツムの扱いでは育たず、特殊な種類だと分かりました。

具体的には、通常のコノフィツムの発芽時期とは異なり涼しくなると芽が出ず、球体も大きくなりません。蒔き時はずばり8月下旬から9月上旬程度で、発芽には25℃以上の環境が必要のようです。

管理人は10月11日に播種してしまい、気温は最高20℃/最低13℃程度で低すぎ、10/29の現時点発芽はゼロです。そのため室内で加温器具を使って発芽させることにしました。

加温器具といっても粗末なもので、猫用のホットヒーターにペットボトルを切って作った透明容器に鉢ごと浸けて30℃程度を保つものです。これで芽が出るか実験します。

ブルゲリの実生失敗

管理人はブルゲリは今回が初めてで、まだまだ分からないことがたくさんあるため、詳しい情報は以下のサイトを参考にしてみてください。

NHK趣味の園芸の育レポ

ブルゲリの実生で大切なこと


大切なことの基本は、リトープス、コノフィツムなどの玉型メセン類と変わりません。

大切なことは

  • 他のコノフィツムより暑い時期に蒔くこと
  • 土をちゃんと殺菌してから使うこと
  • 極小さな種に合う細かい土を使うこと
  • 肥料は気をつける
  • 種まきから2ヶ月程度は腰水(底面吸水)にすること
  • 直射日光下はダメで半日陰で管理すること
  • 覆土しないこと
  • 硬質ポットに植えること
  • 成株とは異なる育て方をすること

です。

蒔き時
発芽の適温が25℃以上必要なようで、まだまだ暑い秋(8月下旬~9月上旬)頃蒔くのがよいです。時期を間違えてしまった場合は、温室など加温できる所で栽培する必要がありそうです。

土の殺菌
土は必ず新品のものを使いましょう。病気や虫などがいる可能性がある古い土は避けたほうがよいです。また新品であっても使う前に必ず熱湯で消毒し、さらに殺菌剤をスプレーしておく必要があります。

土の細かさ
ブルゲリの種はごくごく小さく爪楊枝の先っぽ程度しかありません。そのため芽も根も細く小さいので、それに合う細かい細粒の土が適しています。

肥料のやり方
種まきからごく初期(3ヶ月以内)は、肥料をやるとカビや藻が出やすいので与えないようにします。またもともと無肥の土(肥料が入っていない土)を使います。4ヶ月後以降は希釈した液肥を時々水やり代わりに与えて成長を促進させます。また有機肥料はカビの元となるので、必ず化成肥料(化学肥料)を使うようにします。

腰水(底面吸水)
ブルゲリの種や発芽した芽は非常に小さく、ジョウロで上から水をやると簡単に土の中に沈んでしまいます。そのため鉢の底から水を吸わせる「腰水(こしみず)」を行います。また少しでも表土が乾くと芽が出ないばかりか出た芽も枯れてしまうので、2ヶ月程度は底面吸水で絶えず水を供給します。腰水の水は腐らないように時々交換します。苗がしっかり立ってジョウロからの水やりに耐えられるようになったら、底面吸水を終了します。

腰水の解説ページ

管理場所
直射日光下に置くと強い日光で芽が枯れるので、必ず半日陰か50%遮光ネットを張ったところで管理します。ただし暗すぎる所はダメで、室内などに設置すると芽がヒョロヒョロと伸びて倒れてしまう「徒長」を起こします。また室内管理だと風が吹かず高確率でカビが出ます。そのため戸外の半日陰・50%遮光ネットの下に置くようにしましょう。

硬い素材のポット
腰水の交換などポットを移動させることが多いので、持ち上げても形が崩れないプレステラなどの硬質ポットが適しています。薄いビニールポットは持ち上げたとき形が変わり、土がぐちゃぐちゃになってしまうため適していません。

種まきから1~2年の苗の管理
コノフィツムのブルゲリは冬型の多肉植物なので夏は水をやってはいけないと思いがちですが、小さく弱い芽で保水性も少ないため、真夏でも月に1~2回の水やりを続けます。特に1回目の夏は休眠期がない(成長を続けている)ようです。

種の鮮度
また種は古いもの(採取から数年経過したもの)でも全く問題ありません。むしろ1年冷蔵庫で寝かせたような種が発芽が良く早いことさえあります。蒔き時以外に手に入れた種は冷蔵庫の野菜室に入れておきましょう。

蓋は不要
コーデックスやサボテンなどは蓋をして湿度を100%近くまで上げる必要がありますが、ブルゲリでは土に蒔くだけでラップも蓋も要りません。メセン類は発芽までに時間がかかり個体によってばらつきがあるため、全部が出揃うまで1~2ヶ月かかることもあります。そういう場合に蓋をしたままだと、蒸れたりカビが生えるリスクが高くなってしまいます。

ブルゲリの種まき方法

準備

まずラベルを作ります

実生 道具

用意したプラスチックラベルに蒔く種の名前と日付などを書いておきましょう。他にも色々種をまくとどの鉢がどの苗だったか分からなくなってしまいます。

実生 道具

カビや腐敗、雑菌の防止に用具や鉢、鉢を浸ける容器などをしっかり洗っておきましょう。理想をいうと、種を蒔く鉢は新品のものが望ましいです。

次にオーソサイド800倍希釈液を作ります
オーソサイド

ペットボトルのような細い口の容器に入れる場合は、折った紙を使うとこぼしにくいです。

オーソサイド

オーソサイドはかなり沈殿しやすいので、必ず使うたびに振ってください。

オーソサイド

土をふるう

土はあらかじめふるって粒サイズを小さく均一にしておきましょう。ここでは3mmのふるいでふるった土を表土(一番細かい)にし、中間の土は5mmのふるいでふるいました。

実生 道具

実生 道具

さし芽種まきの土も同様にふるっておきます。

実生 道具

実生 道具

日当たりを考えて、土は鉢の上から5mm~1cmほどの深さまで目いっぱい入れたほうがよいです。

土の消毒をする

土の消毒方法はいくつかありますが、ここではプレステラ90に土を入れ、その上からお湯を充分に注ぐ方法にしました。更に殺菌剤のオーソサイドを800倍に薄めたものを土に注ぎ、表土にはくまなくスプレーしました。

実生

土は階層を作っているので注いだ時に構造が崩れないよう、慎重にお湯を注ぎます。

実生 道具

鉢底から充分お湯が流れ出てきたら底面吸水用のプラスチックケースに鉢を並べ、土の上からオーソサイド800倍液を注いでいきます。

腰水

腰水に使う水は鉢が1cm~1.5cm程度浸かる程度の量で問題ありません。

種をまく

土の煮沸消毒をして6時間以上たってから、土が冷えたのを確認しタネを蒔きます

実生 道具
(上の写真は流用しています)

ブルゲリの種子のサイズ

ブルゲリの実際の粒サイズ

ブルゲリの種は初めて見る方にはびっくりしてしまうほど小さいです。鼻息で簡単に飛んでしまうので、取り扱いは慎重に行いましょう。蒔く時は白い皿に中身を出して、殺菌剤で湿らせた爪楊枝で1粒ずつ土に乗せていきます。

実生 道具

上の写真は流用しています。

数が多いと一気にバラバラと蒔きたくなりますが、くっついて生えてくるとその後の成長が著しく悪くなりまた間引きが必要で種の無駄になってしまうため、一粒ずつ蒔くことをおすすめします。

ブルゲリは種が小さいため、保湿用のラップなどはせずそのまま戸外の半日陰に設置して大丈夫です。

発芽までの日数は?

発芽までの日数は差があり、採りまき(今年度に採取した種)では発芽が始まるまで2週間、発芽が揃うまで1~2ヶ月かかることもあります。

昨年度コノフィツムを蒔いたとき、3ヶ月近くかかって発芽したものもあったので、気長に待つ必要がありそうです。傾向としては他のコノフィツムの発芽適温(15~20℃程度)よりかなり高い温度でたくさん発芽してくるようです。

置き場(遮光環境)と水やり(腰水)

置き場所

実生 道具

実生 道具

ブルゲリはリトープスより直射日光に弱いです。そのため適度に遮光してやる必要があります。

鉢は9月の場合は60%以上の遮光ネットの上に更に白いネットをかけ、10月以降は60%遮光、11月からは無遮光で栽培できるようになります。

無遮光にできるのは翌年2月まで、3月に入ったら速攻で薄い白い遮光ネットや50%遮光ネットなどをかけるようにします。

植物育成ライトでの多肉植物の栽培

また室内でも植物育成LEDライトがあれば育てることができますが、その場合、風通しによほど気をつけないとカビが出ますので、ミニ扇風機などを当てるようにしたほうがよいです。

水やり
水やりは腰水ですが、腰水の量や土の乾燥のさせ方は、何ヶ月目かによって異なります。

まず1ヶ月目は完全な腰水で、1.5cmの水を常に張っておきましょう。2ヶ月目もほとんど同じです。

3ヶ月目からは常時張っている水位を5mm程度に落とし、4ヶ月以降は底がカラカラに乾く日もあるようにします。しかし上からジョウロで与えると苗が流れるので、10日に1回程度腰水容器に水を張って吸水させます。

コノフィツム「ブルゲリ」の実生記録

1ヶ月目(2022.10)

2022/10/11
ブルゲリの発芽

種が到着しました。早速土に蒔いてみます。コノフィツムの種は極小さいですが、その中でもブルゲリの種は更に小さい印象で取り扱いに注意が必要です。コノフィツムは冷蔵発芽処理しなくても芽が出るので、常温(最高気温25℃/最低気温14℃程度)で様子を見ています。

プレステラ90を3鉢、19粒・19粒・12粒蒔きました。(種の数の関係で切りが悪くなっています)
2022年6月に採取されたものなので、採りまきとなり発芽に時間がかかることが予想されます。

2022/10/13
戸外の簡易ビニール温室に60%遮光ネットと白いネットを4枚重ねたものを張り、そこに移動させました。戸外に移動させたのは、室内では通風がなく土にカビが出る心配があるためです。今後は寒さで室内に取り込む以外(2℃以下)室内には入れません。

2022/10/15
60%遮光ネット(シルバー)を外しました。これで白い遮光ネット4枚のみになりました。

2022/10/19
白い遮光ネットを3枚重ねにしました。

2022/10/24
同時期に蒔いた他のメセン類は全て発芽が始まっていますが、ブルゲリだけ全く発芽していません。

2022/10/26
白い遮光ネットを2枚重ねにしました。

2022/10/29
気温が低すぎて発芽せず、室内で植物育成LEDライトを付け、猫用ホットカーペットで加温を開始しました。

ブルゲリの実生失敗

2022/11/10
がんばって加温してきましたが、芽はいっこうに出ません。もう少し待ってみますが、今年は厳しいようであれば来年8月に蒔きたいと思います。

2022/11/12
本日でちょうど種まきから1ヶ月です。しっかり加温してきましたが、ひとつも発芽せず、また発芽後の保温が難しいため今年はこれで終了とさせていただきます。来年8月にまたレポートいたします。

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