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ユーフォルビア オベサの実生記録!種まきからの育て方

ユーフォルビア オベサ(Euphorbia obesa)を種まき(実生)から育てている実践ページです。まき時や腰水管理、発芽までの日数なども紹介しています。

オベサを種まきから育てる

ユーフォルビア オベサの種子

オベサは雌雄がある多肉植物です。そのため雌株と雄株を人工授粉して種を採ります。オベサはユーフォルビアですが、サボテンのような姿をしており、成長速度もサボテン並みに遅いです。

それでも種から数年育てて花を付け、種が採れるようになるまで育てれば喜びもひとしおです!

当サイトでは2023年5月から種まきを開始、気長に栽培していきたいと思います。

オベサの実生のポイント

以下は既にオベサの実生を行って成功されているブログから参考にさせて頂きました。ありがとうござます。

  • 発芽率アップには鮮度が大切
  • 発芽率はとてもよい
  • まき時は3~6月頃で冬になる前になるべく大きく育てるとよい
  • 蒔く前に半日~1日ほど水につける
  • 水やりは当面腰水(底面吸水)で行う
  • 用土は消毒は不要だが使い回しはしない
  • 発芽日数は2日~1週間、長くて2週間程度
  • 発芽後暗すぎると徒長してしまう
  • 発芽には光が必要(好光性)との情報あり
  • 植え替えはある程度大きくなってから

新鮮であれば発芽率はとてもよい
その年度に採れた種をすぐに蒔く「採りまき」であれば発芽率は90%以上あるとのことです。コーデックスと同じく鮮度が重要で、古くなると発芽率も低下するようです。

※今回の発芽率は現在検証中です。→2023/6/1現在発芽率は10粒中8粒で、発芽率は80%でした。残りの2つは数日前から水に浸けて最後の発芽チャンスを待っています。

まき時は3~6月
手元の本では、まき時は3~5月と書いてありましたが、ネットの情報では6月も蒔けるとのことです。ただ遅くなると冬までに大きくできず冬越しが難しくなってしまうので、遅すぎず早すぎずがよいようです。

蒔く前に半日~1日ほど水につける
オベサの種を蒔く方は、半日ほどベンレート水に浸ける、24時間ほど水につけるという方や、種が割れるまで水につけておく方もいらっしゃいました。

水やりは当面腰水(底面吸水)で行う
発芽したての苗は水切れに弱いため、当面は底面吸水で水やりを行うとのことです。苗がしっかりして上からジョウロでやれるようになれば腰水は終了です。

用土は消毒は不要だが使い回しはしない
これは人によって分かれるようですが、土をオーソサイドやベンレートなどの殺菌剤で消毒する方、熱湯消毒のみ行う方もいらっしゃるようです。用土が新品で使い回しでなければ、消毒はいらないとの意見もありました。

発芽日数は2日~1週間、長くて2週間程度
発芽日数はかなり早いほうで、最短2日間からで1週間ほどで出揃うようです。長くても2週間以内に芽が出るとのことです。

発芽後暗すぎると徒長してしまう
発芽後は明るい所(戸外なら半日陰、室内なら育成ライト下など)におかないともやしのように徒長してしまうそうです。一度伸びてしまうと元には戻せないため、発芽初期から徒長に気をつけた方がよさそうです。

発芽には光が必要(好光性)との情報あり
種子には発芽に光が必要な好光性種子と、深く植えるなどして暗い状態で芽を出す嫌光性の種子があります。オベサは好光性との情報がありました。

植え替えはある程度大きくなってから
発芽後は根が繊細なのですぐには植え替えはできません。そのためばらまきせずに1粒ずつ間隔を空けて播種することが大切です。また無肥料で栽培を開始しますが、途中からは液肥や緩効性肥料などを与えれば、植え替えせずにすみます。

多肉植物の種まき全般で大切なポイント

  • 堆肥や有機肥料はカビの原因になるため使わない
  • 使い回しではなく新品の用土を使う
  • 移動しても土が崩れない硬質ポットを使う

有機肥料はNG
種まきで使う土は肥料分がない土かごく少ない土にします。特に堆肥やぼかし肥料などの有機肥料は大量のカビが生える恐れがあるので絶対に使わないようにします。また発芽するまでの期間などは絶対に肥料を与えません。発芽から数ヶ月たったら徐々に緩効性化成肥料を与えるのはOKです。

清潔な用土
用土は新品で清潔なものを使います。他の株を植えていたものや庭の土、病気が出た土、虫の卵や雑草の種などが混入している恐れのあるものは使いません。

硬質ポット
種まきするポットはなんでもよいのですが、移動が多いのでできれば持ち上げたときに形の変わらない硬質ポットが適しています。プレステラというプラスチック鉢を使う方が多いようです。

実践環境例

まき時

ユーフォルビア・オベサのまき時は3~6月月頃とされています。

あまり早いと寒すぎますが、遅くなりすぎると冬になるまでに大きくさせることができません。そこで今回は室温20~25℃程度の5月上旬に蒔くことにしました。

土の配合について

今回の土の配合は、至って簡単なものにしました。といっても手抜きではなく、色々な種子を蒔いてみてこれがよいのではないかという土が見つかったためです。

土は市販の花ごころ「さし芽・種まきの土」と「さぼてん・多肉植物の土」を振るいに掛けたあと同量を混ぜるというものです。

これまでは赤玉土やピートモス、パーライトなどを毎回別な配合で変えて蒔いていたのですが、水をやったとき土が浮く、鉢底からすぐ抜け出て染みこまない、藻が大量に発生する、根が張りにくい、水はけが悪いなどさまざまな問題点がありました。

今回は鉢の高さを3等分して中~上にさし芽・種まきの土とさぼてん・多肉植物の土をそれぞれ3mmのふるいに掛けて同量を混ぜたものをいれます。下3分の1については、さきほど振るいに掛けて残ったさぼてん・多肉植物の土を5mmのふるいにかけたものを入れます。

この配合だと藻が発生しにくい、土に水が染みこみ適度に保水性と排水性がある、細かいので根が張りやすい、また水分を多く含んでいるためタネに水が染みこみやすく硬い種子にもしっかり水が浸透する、などのメリットがあります。

もちろんもっとよい配合をもっている方はそちらでもよいですし、市販の土では別メーカーのものを使ってもOKです。

土やタネの消毒について


今回土は熱湯消毒・殺菌剤消毒し、タネは殺菌剤消毒のみ行いました。

まず土はプレステラ90の鉢に入れて熱湯を充分にかけます。鉢底から流れ出したら終了です。その後土の表面にたっぷりオーソサイドスプレーを吹きかけました。

またタネはタネだけを直接殺菌するのではなく、殺菌した土に蒔いて上からオーソサイドスプレーをする、という方法で行いました。

蒔く環境のセッティング

今回種まきの環境は以下の通りに行いました。

  • 腰水容器は空きペットボトル(2L)を使用
  • タネをまく鉢はプレステラ90を使用
  • 播種は室内で植物育成ライトを使用
  • 育成ライトは8,000ルクスほどに調節
  • 腰水は2cm程度

※これはあくまで一例ですので、参考程度にお願いします。

必要だったもの


種をまく鉢 鉢をすっぽりいれられる容器 殺菌剤
プレステラ 実生プレステラ90
1個10~20円
Amazon
実生 道具プラスチックケース(腰水用)
家にあるもの、ペットボトル容器、100均のプラスチックケースなど
オーソサイドオーソサイド
1箱 800円
Amazon
細粒の土(表面用) 細かい土(底~中間用)
花ごころ さし芽種まきの土花ごころのさし芽・種まき用の土
5L 600円程度
Amazon
花ごころ さぼてん多肉植物の土花ごころのさぼてん多肉植物の土
5L 600円程度
Amazon
YTA植物育成ライト ふるい(5mm) ふるい(3mm)
GREENSINDOOR 植物育成ライトLED 400W照度の強い植物育成ライト
Amazon
実生 道具底の土を作るためのふるい(5mm程度)
Amazon
実生 道具表面の細かい土を作るためのふるい(3mm程度)
Amazon
殺菌剤スプレー 消毒用の湯1L~ スコップ
実生 道具オーソサイド用のスプレー容器
800倍に薄めたオーソサイド用のスプレー容器
Amazon
実生鍋で沸騰させたお湯1L程度
自宅
-円
実生 道具土入れスコップ
大小で300円程度
用具の解説
  • 種をまく鉢は、土をいれて種をまきます。
  • 鉢をすっぽり入れられる鉢は腰水(鉢を水に浸ける)のために用意します。
  • 解説ページ

  • 土は種まき用などの細かい粒の土を用意します。普通の多肉植物・サボテン用の土では目が粗すぎで小さな芽が育ちません。そして土は清潔である事が大事です。古い土の使い回しではなく必ず新品のものを使いましょう。
  • 爪楊枝は小さな種をひとつひとつまくときに使います。
  • ラップは土を入れた鉢を乾かないように上から覆うために使います。
  • オーソサイドは殺菌剤で種子のカビを防ぐためのものです。ベンレートでもよいのですが、オーソサイドのほうが藻や青ゴケを防ぐ効果が高いので、最近はオーソサイドを使うようにしています。
  • 霧吹きは種まきの途中で土の上から水やりをするために準備します。

タネの入手方法

ユーフォルビア オベサの種子

ユーフォルビア オベサのタネ

オベサの種子は意外と取り扱いが少なく、多肉植物種子専門のネット通販で手に入れるか、親株を育てている方から分けていただくか、それ以外にメルカリやヤフオクでも入手できます。

購入するときの一番大事な点は「種子の信頼性」です。激安のものは選ばないほうがよいでしょう。発芽率が非常に悪かったり、偽物だったり(無関係な植物が発芽します)、割れて届いたりする可能性があります。

なお管理人は、ヤフーショッピングの多肉植物ワールドやフリマのメルカリ、ヤフオクでタネを入手しています。今回はメルカリで親株を交配した出品者の方から購入しました。

タネはこちらで入手できます。

ヤフーショッピングの多肉植物種子の専門店
多肉植物ワールド
プラントブラザーズ
seed stock
楽天市場の多肉植物種子
楽天市場

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オベサの実生記録(2023年春)

作業の流れ

土の準備

土は花ごころ「さぼてん・多肉植物の土」と「さし芽・種まきの土」をそれぞれ3mmでふるい、およそ同量を混ぜ合わせます。ややさぼてん・多肉植物の土を多めにしました。(中間~上部の土)

混ぜ合わせた土です

ふるいの中に残った土は5mmのふるいでふるっておきます。(底用の土)

鉢に土を入れる


以下のように下3分の1に底用の土を入れ、中間~上までの3分の2に中間~上部の土をいれます。土はウォータースペースを1cmほど取りますが、できるだけ上の方までいっぱいに入れます。

ラベルを差す

写真は流用しています

種子の名前と蒔いた日を書いたプラスチックラベルを用意し土に差します。

土を消毒する

土にはグラグラ煮立てたお湯をたっぷり注ぎ、その上からオーソサイド800倍スプレーをかけます。そして腰水を2cm程度張ります。

種子を蒔く

オベサの種は大きいため、指やピンセットでつまんで土に並べられます。なるべく等間隔に重ならないようにして蒔きます。あらかじめ水に浸して種が割れてから植える方は、芽を潰してしまわないようご注意ください。

なお今回は事前に殺菌剤に浸けたりせず、そのまま土に蒔きました。もし芽が出ないようであれば取り出して水に浸けてから蒔こうと思います。

1ヶ月目(2023.5)

2023/5/7
10粒播種しました。

ユーフォルビア オベサの種まき・実生

2023/5/9
2粒が発根を開始しました。

2023/5/10
計3個が発芽を開始しました。

2023/5/11
計6個が発芽を開始しました。

2023/5/12
計8個が発芽を開始しました。(現時点で80%)
オベサの特徴なのか、徒長なのか、もうヒョロヒョロとしているのが気になります。念のため明るさを8,000ルクスの所から12,000ルクスの所に移しました。

撮影日:2023/5/12

2023/5/13
腰水を終了しました。以降は鉢が軽くなってきたら、腰水容器に水を張って底面吸水させる形で水やりします。

2023/5/14
フタを開放してミニ扇風機に当て始めました。

2023/5/21
初めてハイポネックス1,000倍スプレーとマグァンプK小粒を与えました。

2023/5/26
オーソサイドスプレーを行いました。

2023/5/29
初めてヒーターマットに乗せ始めました。20W、30℃程度のマットです。(室内はあまり温度が上がらないので)

2ヶ月目(2023.6)

【6/1記】5月も引き続きずっと室内に置いていますが、室温は22~26℃程度でした。植物育成ライトは1万ルクス程度を9:00~17:00まで照射し、送風は00:00~6:00と11:00~17:00の12時間です。

少しずつ苗が太くなってきています。

また根が地表に出てしまっています。オベサは発芽してすばやく風に当て始めたことと、1万ルクス程度のLEDに当てているので徒長は考えにくいのですが、原因が分かりません。これは他の種類の実生でも起こっており、現在原因を調査中です。

オベサに関しては早めに植え替えて根を埋めないと曲がった形になってしまう可能性があります。

そこで6/1に1鉢のみ植え替えを行いました。根は非常に伸びていました。わずか3週間で6cmほど直根が伸び、3週間と思えないぐらい太い根でした。土は通常の多肉植物の培養土に切り替え、土をいれて水で湿らせて割り箸で穴を空け、根を2cmほどカットして、その穴に埋め込む形にしました。

2鉢とも植え替えるのはリスクがあるので、1鉢のみにしておきました。また植え替えない鉢は土を盛り、根を隠すようにしました。

撮影日:2023/5/28

2023/6/8
オーソサイドスプレーを行いました。

2023/6/18
オーソサイドスプレーを行いました。

2023/6/28
オーソサイドスプレー、ハイポネックススプレー(1,000倍)を行いました。

3ヶ月目(2023.7)

【7/3記】6月も引き続きずっと室内に置いています。室温は26~29℃程度でした。植物育成ライトは1万ルクス程度を9:00~17:00まで照射し、送風は6/16まで00:00~6:00と11:00~17:00の12時間、6/17から18時間、6/23から11:00~22:00の11時間にしていました。

オベサはこの間作業などはせず、そのまま育成ライトに当て続け、時々腰水を張って底面吸水させていました。

だいぶ先端が太くなって丸みを帯びてきました。しかしまだオベサの親株の形とはかけ離れています。

撮影日:2023/6/28

4ヶ月目(2023.8)

【8/3記】7月も引き続き室内に置いていました。室温は最低が29℃~最高が32℃(ただし実生苗の表面温度は育成LEDライトの熱さで上が33~35℃程度)でした。外は連日の猛暑日で8/2は38℃を観測するなど厳しい暑さが続いています。植物育成ライトは1万ルクス程度を8:00~17:00まで照射し、送風は7/10から8:00~20:00と0:00~4:00の合計16時間にしています。

オベサは栽培環境に放置したままで、時折水をやるのみです。送風で非常に土が乾くため5日に1回は鉢が重くなるまで水やりを行っています。もうジョウロでの水やりにしています。

だいぶ球体が大きくなり、直径1cmぐらいになりました。しかしまだ茎が長く本当に根元から球形になるのか心配な所です。おそらくかなり前に根が鉢底に到達しているはずなので、深鉢に植え替えないといけないと思っているのですが、なかなか植え替えられずにいます。

撮影日:2023/7/28

5ヶ月目(2023.9)

【8/29記】8月も引き続き室内に置いていました。室温は最低が30℃~最高が32℃(ただし実生苗の表面温度は育成LEDライトの熱さで上が33~35℃程度)でした。屋外は猛暑が続き、連日35℃(気温、完全な日陰の温度)を超え、50%遮光した環境でも43℃と猛烈な暑さが続いています。植物育成ライトは1万ルクス程度を8:00~17:00まで照射し、送風は00:00~5:00と12:00~18:00の11時間行っています。

オベサは少しずつ球体を大きくしています。しかしやはり植物育成ライトでは明るさが足りないのか、日焼けせず緑色のままです。水やりは5日に1回程度と高頻度ですが、一度に与える量は少なく鉢が半分湿るぐらいにしています。

撮影日:2023/8/26

6ヶ月目(2023.10)

【10/10記】9月も引き続き室内に置いていました。室温は最低が26℃程度~最高が29℃程度と8月よりぐっと涼しくなりましたが、相変わらず屋外は暑く32℃以上になる日も珍しくありませんでした。植物育成ライトは1万ルクス程度を8:00~17:00まで照射し、涼しくなったため送風は00:00~2:00と12:00~14:00の4時間程度に短縮しています。

9月は異常に暑く、10月になったら今度は寒く最低気温が10℃台になっています。オベサは寒さに弱いグループなので、もうこのまま室内栽培を続けようと思います。

送風を減らしているので水やり頻度も週に1回程度に低下してきました。

撮影日:2023/9/27

7ヶ月目(2023.11)

【11/9記】10月からは屋外に出して白いネット2枚で遮光した直射日光に当てています。寒さに弱いとはいえまだあと1ヶ月程度は外で管理できそうです。遮光下ではありますが、やはり外の日差しは強いようで、若干日に焼けてきました。

今年は夏も異常に暑かったですが、10月も全体的に暖かくオベサも緩く成長しているようです。水やりは週に1回にしています。

撮影日:2023/10/28

8ヶ月目(2023.12)

【12/5記】11月は暖かかったのですが、12月に入り急に寒くなり平年並みの気温に下がりました。最低気温が5℃を下回る日も出てきたため、11月末から室内に移動させています。(育成ライト1万ルクス程度)11月に一度マグアンプを溶かした水を与えました。

温度の低下に従い土の乾きも遅くなってきたため、水やり頻度も2週に1回程度になってきました。

撮影日:2023/11/28

9ヶ月目(2024.1)

【1/17記】更新が遅れ気味になって申し訳ありません。昨年から引き続き非常に暖かい冬とは思えないような日が続いています。とはいえ、寒さに弱いユーフォルビアは外に出せないので室内で管理しています。

生育が止まっており、先月と比較しても特段変わりはありません。ただ室内のせいか土はまあまあ乾くため、2週間に1回ほど軽く水やりをしています。

撮影日:2023/12/29

10ヶ月目(2024.2)

【1/29記】1月半ばまでは暖かかったですが、下旬に入り急激に気温が低下、毎日0℃まで下がる低温が続いています。多肉植物は明日まで全種類で室内に取り込み中です。

オベサは室温8~15℃程度の室内に置きっ放しです。植物育成ライトでちょっと球体が焼けてしまっています。今回はメジャーと一緒に写真を撮ってみました。正8角形の模様が非常に美しいです。

水やりは10~14日に1回です。

撮影日:2024/1/29

11ヶ月目(2024.3)

【3/14記】今年の2~3月は雨や曇りの日が多く、晴れの日が少ないです。しかし気温は非常に高い日が続いており、厳冬期と思えない暖かさでした。

オベサは一足早く植え替えを行いました。これまで2鉢に8苗が入っていた所、大きい株は2号ポットに1苗ずつ、小さい株は引き続きプレステラ90に植え直しました。根は太根ですっと鉢底に伸びていました。そのためやや先をカットせざるを得ませんでした。

植え替え後はしっかり活着するまで室内の暖かい18℃程度が保てる所に置き、3月末ごろには外に出したいと思います。

撮影日:2024/3/5

12ヶ月目(2024.4)満1年

【3/31記】気温も上がってきたため、オベサは3月半ばから外に出しています。まだ植え替えをして1ヶ月程度なので直射日光に弱いため、22%遮光ネットを3枚かぶせた所に置いています。3/30に場所をちょっと移動して22%ネット2枚の環境になりました。

現在触った感じ株はぐらつかず、しっかり活着したようです。水やりは数日おきに少量をこまめに、から10日に1回程度と通常の管理に戻しつつあります。

球型ユーフォルビアは去年種まきして初めての栽培なので環境作りもまだまだ慣れないのですが、日焼けしない程度でも充分明るい所に置いて速く成長させたいと思っています。

撮影日:2024/3/27

1年1ヶ月目(2024.5)

【5/2記】4/14から他の実生と同じくオベサも外では簡易ビニール温室にて日が当たらなくなってきたため、室内の植物育成ライト下環境に移行させました。

室温は最高が22℃ほど、最低が19℃ほどと昨月に比べ少しだけ暖かくなりました。

取り敢えず1万ルクス程度で焼けなどもなく問題なく生育しています。土にパーライトが多いせいか緑藻が生えてきてしまいました。また2号ポットに植えたのですが、高さが足りないようなので、また植え替えが必要そうです。

水やりは1週間に1回、送風は9:00~15:00とその後は1時間ごとに1時間ずつ、夜は送風なしで行っています。

撮影日:2024/4/28

1年2ヶ月目(2024.6)

【6/12記】5月後半~6月初めの室温は最高が27℃、最低も22℃程度など徐々に暑くなってきました。

オベサは引き続き室内管理しています。管理は育成ライト、水やり、送風の3つで状態をみながら微調整しています。

6cmポットに入れていますが、それと比較してもそれなりに成長していると思います。しかしそれより大きな鉢であるプレステラ90に2苗ずつ植えているほうはあまり大きくならず焦っています。到底根が絡まっているとは思えないので今のところ生育差の出る原因が分かりません。


撮影日:2024/5/29

1年5ヶ月目(2024.9)

【9/9記】更新が3ヶ月もできなくてすみませんでした。今年の猛暑は観測史上初の高値を記録し、多肉植物への影響も大きかったと思います。現在も33℃、34℃などが続き9月一杯も高温注意報が出ています。

オベサは8/11に外に出してから1ヶ月が経ちました。案外丈夫な性質なのか、急に40℃にもなる外の簡易ビニール温室に出しても溶けたり枯れたりはしていません。

遮光はしっかりしており、シルバー1枚と白1枚です。(2万ルクスぐらいのようです。本当はもっと強くしたい所ですが、他の多肉植物の置き場との兼ね合いで暗めの環境になっています。)また水やりは10日に1回ほど、たっぷりを与えています。

撮影日:2024/9/9

その他実生(種まき)
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