スポンサーリンク

大型銀月の育て方

育てレポへジャンプ

基本情報


■キク科
■セネシオ属
■大型銀月(雪化粧)


学名:Senecio hawortii
原産地:南アフリカ(標高900-1200m)
大きさ:高さ20cm程度
耐暑性:弱め
耐寒性:弱め
温度:5℃-38℃


育てやすさ:△やや難しい
管理場所:春秋-屋外、夏-日陰、冬-室内
増やし方:挿し穂〇・葉挿し×
水やり:やや多め
トラブル:根腐れ・葉の傷み
成長スピード:やや遅い


特徴

真っ白のフェルトに覆われているような美しい多肉植物です。最大で20cmから30cm程度の大きさまで成長することがあります。夏の高温多湿に弱く特に蒸れている状態に弱いです。意外と栽培が難しく慣れるまで水やりや土選びなどが難しいです。基本は明るい日向で風通し良くすること、春と秋は多めに水を与えます。

詳しい育て方

水やりのポイント

春と秋は土が乾いたらたっぷりと水を与えます。夏は土が乾いてから2-3日後に与えます。冬は1ヶ月に1回程度です。根腐れを起こしやすいので水のやりすぎに注意しましょう。しかし完全に根が乾いた状態は良くないので、休眠期の断水時にも完全に根を乾かさないようにします。

日当たり・置き場・通風・温度

基本は日光を好むので春秋冬は直射日光の下で管理しますが、強い日差しは苦手なので夏は明るい日陰に置きます。葉が痛むのが怖いからといって室内に取り込んでおいたままにすると風通し不足で根腐れを起こすので、扇風機を回したり工夫します。

高温多湿に弱いといっても高温には比較的耐えることができ、湿気(蒸れ)に弱いです。38°ぐらいの夏でも外の日陰であれば育てられます。冬の寒さには比較的強いですが、根や茎が凍ってしまうと溶けてしまうので雪をかけない・霜が降りないようにカバーなどをかけます。または5度以下になりそうな日はあらかじめ室内に取り込んでおきましょう。

植え方と増やし方

冬型なので植え替えは9月から11月頃行います。また挿し木で増やすことができます。セネシオなので葉挿しはできません。

普通、多肉植物は挿し穂で増やす時、切り取った茎を乾かして乾いた用土にさしますが、銀月は根の乾きに弱いので切った後乾かさずに、すぐ濡れた用土に挿します。

土の種類・鉢

水はけの良い多肉用の土、または多肉用の土と挿し穂用の柔らかい土をブレンドすると根が伸びやすくなります。固い土だとなかなか根が張れません。鉢はすぐ乾いてしまう素焼きは不向きで、乾きがゆっくりしているプラスチック鉢などが最適です。

肥料

冬型なので9月から11月に月1回ほど与えます。

病害虫

よくあるトラブル

しわしわになる

夏の直射日光に当ててしまったり乾かしすぎる事ですぐにシワシワになってしまいます。また根腐れさせることで十分に水分を与えていても水を吸い上げられなくなり、しわしわになってしまうことがあります。しわがよってきたら掘り上げて根の状態を確認しましょう。休眠期や夏は多少のしわしわは仕方がないです。

茶色くなる

銀月は特に下葉が黒くなる、茶色くなるといったトラブルがあります。白さを保つためには絶対に雨ざらしにしないことを心がけましょう。また土をかけてしまうと汚れが落ちにくくなるので植え替え時や挿し穂の際、土がつかないように注意します。

育てレポへジャンプ

品種ごとの育て方
スポンサーリンク
れのみをフォローする
~多肉ちゃんこんにちは~多肉植物の育て方サイト