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ヤフオクで多肉植物のカット苗セット(寄せ植え用の詰め合わせ)を購入!

このページでは、ヤフオクで購入した多肉植物のカット苗セット(おまかせの詰め合わせパック)をレビューしています。どんな苗が入っているのか種類を調べ、苗の状態をチェック、到着後の管理方法や育て方、根が出るまでを写真で解説しています。

※注意 購入日は2019年11月ですが、記事は2020年2月に書いています。

寄せ植え用のおまかせ多肉植物のカット苗を購入

多肉植物はメルカリと思いがちですがヤフオクにも出品されています。今回はヤフオクのカット苗を購入しました。紹介するのは以前購入して良い苗を出品していた同じ出品者さんから購入したものです。おまかせのカット苗詰め合わせパックです。そのときに状態のよいもの、紅葉して色づきが良いものなどを出品者が選んで詰め合わせてくれます

選んだ理由は、色々な種類を自然なサイズの苗で購入できるためです。プラグトレーに乗せてあるタイプは全部同じサイズに揃えられていて、当然サイズの制限があります。そのため種類が限られ、またプラグトレー用の苗は小さく育てられていて本来の姿とちょっと違うことがあります。しかしこの出品者さんの苗セットは普通に育てたままの多肉植物なので大きいものは大きいままの自然なサイズで、そして種類の制限がありませんでした。(ハオルシアなど大きな苗も入っていることがある)

価格は1セット1500円+送料240円程度です(時期によります)。宅急便ではなく、普通の郵便(第四種郵便)で送られてきます。この手の詰め合わせの価格はだいたいパックの大きさで決まっていることが多いです。今回のパックはかなり大きめのパックで15cm以上、重さも200~300gありました。プラグトレータイプは多くても1箱400グラムくらいなので苗の量が多いことが分かります。

セットの内容は?

このような新品の透明容器にキッチンペーパーがしかれていて、中に多肉植物が詰め込まれています。第四種郵便は普通の郵便より安く送ることができる配送方法です。そのため中に植物が入っているか確認するため、容器を一部透明にするか、切れ目を入れるなどの処理をする必要があります。配達するときは厚みがありポストに入らないので、直接手渡しになります。もし不在の場合は不在票が入り、後日受け取りとなります。このため夏は再配達のあいだに蒸れて溶けてしまうこともあるので涼しい気候になるまで待った方が安全です。

なかなかきれいに詰められています。

カット苗のサイズは小さいものは1.5cm程度、大きいものは4cm程度でした。プラグトレーの苗とは違って、ずっしりしていて重みがあります。これが自然に育てた多肉植物の姿ですね。下葉が落とせるくらい十分な茎の長さがあります。

大きめのカット苗を購入したときはいつも、食品トレーに種類ごとに並べるようにしています。今回は3枚分ありました。今回は同じ出品者さんから4回目の購入でしたが、一番色々な種類が入って充実していました。エケベリア属やパキフィツム、ハオルシアまで入れてくれていました。


まず1枚目のトレイ。上の段の左からハオルシア、花月、クラッスラ系、センペルビウム。真ん中の段はグラプトペタルムとパキフィツムなど(ベビーフィンガー、桜牡丹、虹の玉、秋麗など)。下の段はエケベリア5種(不明)


2枚目、上の段の左から星美人?(パキフィツム)、不死鳥、火祭り、胡蝶の舞、もみじ祭り、火祭りの花、ハートカズラ。真ん中の段が左からクラッスラのルペストリス、星の王子、カランコエのミロッティー、オロスタキスの子持ちレンゲ、カランコエのチョコレートソルジャー?。下の段が左からクラッスラ属の青鎖竜、ポーチュラカリア属の雅楽の舞、クラッスラ属エリコイデス、猿恋葦、セネシオ属のアーモンドネックレス、ドルフィンネックレス、ハートカズラ。


3枚目、セダムのミモザ?、万年草、ルビーネックレス、丸葉万年草、桃色カリシア。

大切に育てた多肉植物を選んでカットしてパックに詰めて送り出すとき、出品者はどんな気持ちがするのでしょうか?多肉植物をカット苗から育てるのはそう簡単ではなく、送った相手が枯らさずに育ててくれる保証はありません。悪気はなくても最悪、全部だめにされてしまうかもしれません。そう思いがんばって全部活着(根付かせる)させたいと強く思いました。

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購入後のカット苗の管理方法

このくらいのサイズがある苗は管理がそれほど難しくありません。しかも冬なのでますます手がかかりません。夏のようにすぐ腐ったりせず、根が出るまでじっと待つのみです。ただ春や秋と異なり15℃程度と室温が低いため発根までに春秋の2倍程度の時間がかかりました。

管理方法のまとめ

  • 土に挿せるよう、下葉を数枚取り除く
  • 小さい苗は無理に何枚も取らなくてよい
  • 発根するまでは無理に土に植え上を向けて立てかけて置いても良い
  • 土に植える場合は根が出るまでは水やりはしない
  • 例外としてハオルシア・セダムはすぐに湿った土に挿す
  • 発根を待っているとき下葉がポロポロと枯れてきたら、取り外す

根の出方・成長の仕方のまとめ

  • 全体的に室温が下がるほど根が出る日数が遅くなる
  • カネノナルキ(花月)や火祭り、カランコエなど夏型の種類は特に遅くなる
  • 春秋はグラプトペタルムのほうが早く根が出るが、冬(15℃程度)はエケベリアのほうが先に出やすい
  • 冬型のクラッスラやセネシオ属などは割と早い

実際の成長過程

  • 2019年11月末購入、到着後、下葉を摘み取る。
  • 12月13日(2週間後)からグラプトペタルムなど少しずつ発根が始まる。数枚、下葉が溶けてきて焦る。クラッスラはまだ
  • 12月22日 青鎖竜などが発根
  • 12月28日 クラッスラ星系(星の王子など)も発根する
  • 12月28日(1ヶ月後)エケベリア1つを残しほとんど発根。水やりする。

※細かい発根日時はペットボトル鉢の縁にガムテープを貼ってその上にマーカーで記している。
※後日記載※


ペットボトル鉢に植えてみた(2019年11月29日)

2020年2月20日(2ヶ月後)の様子(無事活着した)

毎日見ていると分からなくなるが、成長したらしい。


発根に時間がかかったグループ


こちらは2週間~1ヶ月と早めだった


発根まで1ヶ月程度(一部今回のパック以外の苗が一緒に植えられている)