目次
ドルステニア属の写真
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※写真は全てWikipediaから引用
ドルステニア属(Dorstenia)の特徴
科 | クワ科 |
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属 | ドルステニア属 |
生育型 | 夏型 |
育てやすさ | 種類により普通~育てやすい |
成長速度 | 種類により普通~速い |
増やし方 | 種まき |
原産地 | アラビア半島、東部アフリカ |
※4段階評価
育てやすい–普通–やや難しい–難しい
成長が早い–普通–遅い–とても遅い
特徴
ドルステニア属は東アフリカ、アラビア半島などにおよそ30種類ほどが知られているコーデックスです。茎と花に特徴があり、花びらを持たない花を咲かせ、塊根から葉を出します。冬には落葉しその後に葉の付け根が点々と残りそれが魅力のひとつでもあります。ドルステニアは様々なタイプがあり、直射日光を好むものから強い日差しに弱いものがあります。
代表種はフォエチダ
フォエチダはその代表種で、5cm~10cmの緑色の茎にたくさんの葉を付けます。直径2cm程度の花びらのない平たい星形の花を咲かせます。他にバルニミアナは3~4cm程度の塊根が地下にでき、ここから葉が出てきます。花は細い三日月状で変わった姿が楽しめます。
育て方
春から秋にかけての生育期は高温多湿で肥料を多く与えるとよく生長します。冬は休眠し落葉して塊根だけになります。落葉し始めたら水やりを減らし、最低越冬温度は5℃を保つようにします。春になって葉が出てきたら水やりを再開します。もし春になっても新芽が出ない場合、冬の間に寒さに当てた可能性があります。ドルステニアは高温の地帯に自生するため、日本の冬は室内でしっかり保温する必要があります。
育て方のコツ
- 寒さに弱いので5℃以下にならないよう、室内の暖かい所に取り込む
- 生育期の夏は高温多湿で肥料多めに栽培するとよく育つ
- 日光量は種類に合わせて調節する
- 春になって葉が出てきたら水やりを再開する
年間栽培カレンダー
生育型 | 夏型 |
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生育期 | 4~9月 |
休眠期 | 11~2月 |
緩慢な時期 | 3月、10月 |
水やり |
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置き場所 |
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植え替え |
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増やす |
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肥料 |
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開花 |
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主な種類名
フォエチダ | Dorstenia foetida |
ギガス | Dorstenia gigas |
ギプソフィラ | Dorstenia gypsophila |
ラブラニー | Dorstenia lavrani |
バルニミアナ | Dorstenia barnimiana |
ベングエレンシス | Dorstenia benguellensis |
ビリンクマニアナ | Dorstenia cuspidata |
エレンベキアナ | Dorstenia ellenbeckiana |
ヒルデブランデー | Dorstenia hildebrandii |
ホルウッデー | Dorstenia horwoodii |
ベルデッキー | Dorstenia veerdickii |
ザンジバリカ | Dorstenia zanzibarica |
コルデータ | Dorstenia cordata |
ペティオラリス | Dorstenia petiolaris |
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育て方のポイント
水やり
コーデックスの水やりについての夏型の項目を参照ください。
コーデックスの水やり
置き場
コーデックスの置き場所についての夏型の項目を参照ください。
コーデックスの置き場所
耐暑性と最高気温・夏越しの方法
コーデックスの夏越し方法についてを参照ください。
コーデックスの夏越し方法
越冬最低温度と冬越し方法
コーデックスの冬越し方法についてを参照ください。
コーデックスの冬越し方法
増やし方
コーデックスの殖やし方についてを参照ください。
コーデックスの殖やし方
種まき方法については以下のページを参照ください。
パキポディウム グラキリウスの実生方法
植え替え
コーデックスの植え替え方法についてを参照ください。
コーデックスの植え替え方法
土と鉢と肥料
コーデックスの土と鉢についてを参照ください。
コーデックスの土と鉢
病害虫
コーデックスの病害虫対策についてを参照ください。
コーデックスの病害虫対策