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ディッキア属(Dyckia)の特徴と種類・育て方

ディッキア属の写真

ディッキア ブレビフォリアブレビフォリア ディッキア ブレビフォリアトゲ ディッキア プラティフィラプラティフィラ
ディッキア プラティフィラの花プラティフィラの花 Dyckia fosterianafosteriana ディッキア

※画像は全てWikipediaより引用

ディッキア属(Dyckia)の特徴

パイナップル科
ディッキア属(Dyckia)
生育型 夏型
育てやすさ 普通
成長速度
増やし方 種まき
原産地 南米

※4段階評価
育てやすい–普通–やや難しい–難しい
成長が早い–普通–遅い–とても遅い

ディッキアはこんな植物
南米の山岳地帯に100ほどが自生する多肉植物。鋭い棘のある硬い葉を放射状に広げていく。春から夏にかけて黄色、オレンジ、赤色などの花をたくさん咲かせる。

日本の暑さも耐えられ育てやすい
日本では毎年猛暑に見舞われるが、南米育ちのディッキア属もそんな日本の夏を耐えられる。夏もよく日に当てるが葉ヤケ防止に30%程度遮光するときれいに育つ。耐寒性はやや弱く0℃までは耐えられる(できれば5℃で取り込む)が、それ以下の場合は室内への取り込みが必須となる。

育て方のコツ

  • どの季節もよく日に当てて育てる
  • 比較的耐寒性が弱く5℃を切ったら室内へ取り込む
  • 夏(6~9月)は毎日水やりが必要
  • 通年雨ざらしにしないようにする

年間栽培カレンダー

生育型 夏型
生育期 4~10月
休眠期
緩慢な時期
水やり
  • 4~5月は週に1回ほど与える
  • 6~9月は生育期手でほぼ毎日水を与える
  • 10~3月はカラカラにしない程度水やりを続ける
置き場所
  • 年間を通して雨の当たらない風通しのよい所に
  • 4~6月は直射日光の当たる屋外
  • 7~8月は少し遮光する(30%)
  • 9~翌3月は直射日光に当てる
  • 0℃以下では室内への取り込み必須。できれば5℃程度では日当たりのよい室内にいれて水やりを続けたほうがよい
植え替え
  • 4~6月頃が適期
増やす
肥料
  • 植え付け時に緩効性肥料、4~5月、9~10月に月1~2回液肥を与える
開花
  • 春から夏頃にピンクや黄色、赤色の花を咲かせる

主な種類名

イエローグロー Dyckia brevifolia ‘Yellow Grow’
プラティフィラ Dyckia platyphylla
縞剣山 Dyckia brevifolia
ダウソニー Dyckia dawsonii
マルニエルラポストレー・エステベッシー Dyckia marnierlapostollei var.estavesii
バールマルクシー Dyckia burle-marxii
レプトスタキア Dyckia leptostachya
休眠期とは?
多肉植物の日本での栽培は自生地の環境と異なる。そのため日本の寒さや暑さに耐えられなくなると生育が鈍ったり成長が止まったりする。その時期のことを「休眠」という。時期は種類によって異なり、夏に休眠するタイプと冬に休眠するタイプがある。休眠期は生育が鈍るので肥料や水やりを控え、挿し木や株分けなど株へ負担をかける作業を控える。