スポンサーリンク

セダム属(Sedum)の特徴と種類・育て方

セダム属の写真

ゴールドビューティーゴールドビューティー グラウコフィラムグラウコフィラム
チョコレートボールチョコレートボール 黄金細葉万年草黄金細葉万年 ダシフィルムダシフィルム
丸葉万年草丸葉万年草 トリカラートリカラー 笹姫(覆輪万年草)笹姫(覆輪万年草)
覆輪丸葉万年草覆輪丸葉万年草 万年草万年草 万年草万年草
万年草万年草
トレレアシートレレアシー ブルービーンブルービーン 白雪ミセバヤ白雪ミセバヤ
乙女心乙女心
ビアホップ(新玉つづり)ビアホップ(新玉つづり) 玉つづり玉つづり
虹の玉虹の玉 オーロラオーロラ 春萌春萌
黄麗黄麗 銘月銘月
玉蓮玉蓮 玉葉玉葉 緑亀の卵緑亀の卵

セダム属(Sedum)の特徴

ベンケイソウ科
セダム属(Sedum)
育てやすさ:
生育型:春秋型
成長速度:
殖やし方:葉挿し〇 挿し穂〇
原産地:


※育てやすさ(4段階評価)
◎育てやすい–〇普通–△やや難しい–×難しい

※成長速度(4段階評価)
◎早い–〇普通–△遅い–×とても遅い

セダムはこんな植物
セダムは日本を始め、ほぼ世界中に生息している身近な植物。とても育てやすく、道路のわきや庭などに勝手に自生するくらいで、初心者でも簡単に育てられる。繁殖力が強く成長も早いので、多肉植物というよりは普通の草花の様な感覚で育てやすい。

同じセダムでも種類によって様々な形や大きさ、色があり同じ属とは思えない個性の豊かさがある。たとえば銘月や黄麗、虹の玉などはグラプトペタルムのような肉厚の葉をもつ。いっぽうマンネングサのような「草」の姿をしているものもある。原種は600以上が確認されていて、アジア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカにも分散している。

セダムは10~25℃でよく育ち、日本では生育型が「春秋型」で育てられるものが多い。育てやすいが夏に蒸れて腐ってしまったり、徒長してしまうこともある。そうならないためには、日が良く当たるところで水やりを少なめに、通気も心がけたい。

年間栽培カレンダー

水やり 3~6月、9~10月は生育期なので乾いたらたっぷり
7~8月と11~2月(真夏と真冬)は生育が鈍るので水も控えめ、月2~3回くらいに
置き場所 9~6月は直射日光の当たる外に
耐寒性が弱いものは12~2月は室内か温室に
7~8月は明るい日陰に
植え替え 3~6月、9~11月が最適
殖やす 3~6月、9~11月に葉挿し・挿し木・株分け
肥料 3~6月、9~11月に月1回程度の薄い液肥か緩効性肥料
開花 種類により、2~11月頃

主な種類名

詳細ページと育てレポ掲載予定 2019.8
黄麗 (オウレイ)・月の王子 : Sedum sp.
トレレアシー(天使の滴) : Sedum
オーロラ : Sedum rubrotinctum cv.Aurora
虹の玉 (ニジノタマ) : Sedum rubrotinctum
乙女心 (オトメゴコロ) : Sedum pachyphyllum
春萌 (ハルモエ) : Sedum
松の緑 (マツノミドリ) : Sedum
新玉つづり(ビアホップ) : Sedum burrito
タイトゴメ : Sedum oryzifolium
ダシフィルム : Sedum dasyphyllum
丸葉万年草 (マルバマンネンソウ) : Sedum makinoi
細葉万年草 (ホソバマンネンソウ) : Sedum
森村万年草 (モリムラマンネンソウ) : Sedum
笹姫(覆輪万年草) (ササヒメ(フクリンマンネンソウ)) : Sedum
黄金細葉万年草 (オウゴンホソバマンネンソウ) : Sedum
六条万年草(コーラルカーペット) (ロクジョウマンネンソウ) : Sedum
ツル万年草 (ツルマンネンソウ) : Sedum
ドラゴンズブラット: Sedum spurium ‘Dragon’s Blood’
ブレビフォリウム : Sedum
ワイルドファイヤー : Sedum
パリダム : Sedum
ゴールデンカーペット : Sedum
トリカラー : Sedum
パープルヘイズ : Sedum
ステファニーゴールド : Sedum
ミモザ : Sedum
チョコレートボール : Sedum
グラウコフィラム : Sedum
サルサヴェルデ : Sedum
ゴールドビューティー : Sedum
銘月 (メイゲツ) : Sedum adolphii
サンライズマム : ‘Sunrise Mom’

詳細ページなど掲載予定なし 2019.8時点
アラントイデス : allantoides
カメレオン : reflexum cv. ‘Chameleon’
ヒントニー : hintonii
ミクロスタチウム : microstachyum
モシニアナム : mocinianum
ルテア : lutea
玉葉 (タマバ) : stahlii
玉蓮 (ギョクレン) : furfuraceum
小松緑 (コマツミドリ) : multiceps
薄化粧 (ウスゲショウ) : palmeri
八千代 (ヤチヨ) : allantoides
姫玉綴り (ヒメタマツヅリ) : burrito
宝珠 (ホウジュ) : Sedum dendroideum ssp. praealtum
宝珠扇 (ホウジュセン) : dendroideum

育て方のポイント

水やり

セダムは日本では3~6月、9~10月、10℃~25℃くらいで最も良く成長するものが多く、この時期は鉢底の土まで乾いたらたっぷり水を与える。目安は週に1回くらい。雨が続く6月の梅雨時期は水やり回数を減らす。夏に向かって少しずつ水やりを減らしていく。そして30℃を超える7~8月は休眠気味になるので10日に1回くらいの水やりに減らす。また12~2月の厳冬時期も休眠するので水やりは月に2回くらいにする。水やりのコツは夏には涼しくなる夕方に水をやり、冬は暖かくなる朝に水をやること。これで蒸れ腐れや凍結を防ぐことができる。

置き場

7~8月は日差しが強すぎるので直射日光ではなく、明るい日陰におく。9~6月は直射日光の当たる外に。基本は年間通して外で育てるが、耐寒性が弱いものは12~2月の凍るような日は室内か温室に取り込む。万年草のように雨ざらしで育てても大丈夫なもの、毛がはえている種類や斑入り種のもの、日本原産ではないもの(虹の玉や玉つづりなど)は雨ざらしは避けて軒下などに置く。年間を通して風通しのよいところに置くことが大切で、群生しているものは特に蒸れに注意する。また万年草系はあまり紅葉しないが、オーロラや乙女心、銘月など紅葉種は7~8月以外はたっぷり日を当てると良く紅葉する。

耐暑性と最高気温・夏越しの方法

越冬最低温度と冬越し方法

セダムは種類によって耐えられる最低温度が異なる。しかし全般的には3℃程度を守れば安全に育てられる。日本で昔から栽培されているものはマイナスにも耐えられる。寒い冬の間は水やりにコツがある。水分を少なめに断水気味に育てると耐寒性が上がる。セダムは冬に水やりをゼロにすることはできない。しかし水やりは凍りそうな日を避けてなるべく温かい日の朝にすると凍結の危険性が小さくなる。万一凍っても根が無事であれば春先新芽が出てくることもあるので諦めて捨てたりしないこと。

殖やし方

セダムは種類ごとに異なるが、葉挿し、挿し木、株分けで殖やすことが出来る。適期は生育期の3~6月、9~11月頃、気温が10℃~25℃の間。遅れて休眠期の7~8月の真夏や12~2月の真冬にずれないよう、季節が来たらすぐ繁殖作業をする。黄麗や虹の玉、銘月などは葉挿しができる。葉挿しする時は親株の水やりを1週間ほど控えて葉を丁寧にもぎとり、乾いた土の上に転がしておく。根が出たら少しずつ霧吹きなどで水やりする。葉挿しが出来ない万年草(マンネングサ)は挿し木(挿し穂)で殖やす。繁殖期に親株から5cm程度の挿し穂を切り取り、少し湿った用土に挿して5~10日ほどで発根する。そこで水やりを開始する。多肉植物を殖やすときは乾いた用土に挿すのが一般的だが、セダムは例外で少し湿った用土に挿した方が良い。

植え替え:

また、植え替えも同様に3~6月、9~11月が最適で、根が一杯になったら一回り大きい鉢に植え替える。全般的にセダムは成長速度が速いので年に2回植え替えが必要なこともある。

土は他の多肉植物と同じように排水性がよい土を選ぶ。市販の多肉植物の土を使ったり、自分でブレンドしても良い。自分で土を作る場合は、赤玉土をメインに、排水性の良いくん炭やパーライト、保肥性のよいバーミキュライトやピートモス、改良材としてボラ土や川砂などをブレンドする。

鉢はエケベリアなどと比べてそれほど選ばない。大きい鉢に植えればそれだけ株も大きくなり、小さい鉢に植えればこじんまりと成長する感じ。あばれ系といわれるように繁殖緑臥強く、庭植えなどにすると爆発的な速度ではびこってしまうこともある。

肥料

セダムは基本的に肥料が要らないが、万年草系ではないセダムの生育をよくしたり、土の微量元素が不足している場合は、3~6月、9~11月に月1回程度の薄い液肥か緩効性肥料を施す。

病害虫

残念ながらセダムは他の多肉植物と比べて比較的、病害虫に遭いやすい。4月春先、モンシロチョウやシジミチョウが卵を産んで青虫が湧き、葉っぱが食害される。また梅雨時になるとうどんこ病などカビ病にかかりやすくあっという間に広がり全滅することがある。その他ナメクジ、アブラムシなどが付くことがある。そのため予防が必要になってくる。まずカビ病を防ぐために、6月に入ったらベンレートやサプロールなどの抗菌剤を散布する。そしてアオムシやアブラムシ対策にベニカなどの殺虫剤を散布する。オルトランDX粒剤だと葉を汚さず、害虫の駆除ができる。

育て方のコツ

  • カット苗セットなどを買ってきたらすぐ水やりしていいの?→一般的に多肉植物は根が出るまで水やりはダメだが、セダムの葉っぱ類は異なる。多少湿らせた土にカット苗を挿した方がすぐ根付く。
  • 銘月・黄麗の根が出てこない・・→セダムの中でも銘月や黄麗は根が出るのが遅いので辛抱強く待つ。この2つは発根まで水やりしない方が良い。
  • 虫に食われてしまった→セダムは害虫が付きやすいので、他の多肉植物と異なり予防的に殺虫剤を撒いた方が良い。
  • セダムがひょろひょろに伸びてしまった→多肉植物の中でも日光が必要なタイプで日光が足りないのに水やりを多くしてしまうと土徒長してしまう。7~8月以外はなるべく丸一日太陽の光に当てると徒長を防げる。

失敗してしまう人へ

ワンポイント

  • セダムは多肉植物の中では育てやすいので、初心者におすすめ
  • 草花に近い姿で花も良く咲き、花と葉っぱの両方が楽しめる
  • 馴れてきたら、エケベリアやグラプトペタルムなどときれいな寄せ植えが作れる

管理人コメント

メルカリのカット苗セットで始まった多肉植物ライフは「セダム」が中心の苗セットだった。セダムは育てやすく初心者でも増やしやすい。土に挿しておけばすぐに根が出るし、根が出た後も旺盛に繁殖する。しかしその一方伸びすぎて姿が乱れてしまう「徒長」も起こしやすく、肥料や水をたっぷりやってしまうと収拾が付かない事態も・・・葉っぱのように見えてもしっかり保水性があり、グラプトペタルムやエケベリアなどとの寄せ植えでも、発根するまでシナシナになってしまうこともない。セダムを育てるには、病害虫対策をしてしっかり日に当て、水を少なめにすることが大切だと感じた。

コメント