目次
モンソニア属の写真
emarginata | ||
モンソニア属(Monsonia)の特徴
科 | フウロソウ科 |
属 | モンソニア属 |
生育型 | 冬型 |
育てやすさ | やや難しい |
成長速度 | 遅い |
増やし方 | 種まき |
原産地 | 南アフリカ・ナミビア、アンゴラ |
※4段階評価
育てやすい–普通–やや難しい–難しい
成長が早い–普通–遅い–とても遅い
特徴
みずみずしい茎というギリシャ語の由来を持つ「サルコカウロン」は、現在ではモンソニア属に分類されているフウロソウ科のコーデックスです。南アフリカ・ナミビアなど冬期降雨地地帯におよそ30種類が知られています。そのため日本では冬に生育し夏は落葉し休眠する冬型です。自生地では日差しや乾燥が激しく、霧も貴重な水分です。そのため硬い表面で覆われゆっくりと生長していきます。
種類紹介
モンソニア属では竜骨扇(バンデリエチアエ)、竜骨城(ヘレイ)、ムルチフィダ(月界・黒羅摩仏)などが知られています。大きさは高さが10cm程度のものから50cmほどの大きさになるものなど様々です。砂礫の多い平原や山の斜面、岩が露出する砂地などに自生しています。花の色は白やクリーム色、薄いピンク色などが多いようです。枝がよく分岐し、無棘の種類も棘が生えているものもあります。
育て方
根張りが弱く、日本の蒸し暑さは苦手なため栽培難易度はやや難しいです。涼しい時期に生育し、春から夏にかけて落葉して休眠します。夏越しには夜間の温度を下げること、風通しをよくすること、半日陰に移動することがポイントです。高温多湿の上、水やりをしすぎると間延び(徒長)してしまいます。7~8月は休眠期でもあり、全く水を与えない断水を行います。また冬も生育期ながら水のやりすぎには注意し、風通しを良くすることが大切です。また寒さに強いですが暖かくした方が良く生長して夏越しも楽になるようです。
育て方のコツ
- 生育期でも水のやりすぎには注意する
- 夏は全く水を与えない断水をする
- しっかり日に当てないと徒長する
年間栽培カレンダー
生育型 | 冬型 |
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生育期 | 10~3月 |
休眠期 | 5~8月 |
緩慢な時期 | 4月、9月 |
水やり |
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置き場所 |
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植え替え |
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増やす |
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肥料 |
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開花 |
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主な種類名
パターソニー | Monsonia pattersonii |
クラシカリウス | Monsonia crassicaulis |
ヘレイ | Monsonia herrei |
ムルチフィドウム | Monsonia multifidum |
竜骨扇(バンデリエチアエ) | Monsonia vanderietiae |
カンデボエンシス | Monsonia camdeboensis |
エキナタム | Monsonia echinatum |
フラベッセンス | Monsonia flavescens |
イネルミス | Monsonia inermis |
パーソニー | Monsonia patersonii |
ペニクリナ | Monsonia peniculina |
サルモニフローラム | Monsonia salmoniflorum |
バンデリエチアエ | Monsonia vanderietiae |
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育て方のポイント
水やり
コーデックスの水やりについての冬型の項目を参照ください。
コーデックスの水やり
置き場
コーデックスの置き場所についての冬型の項目を参照ください。
コーデックスの置き場所
耐暑性と最高気温・夏越しの方法
コーデックスの夏越し方法についてを参照ください。
コーデックスの夏越し方法
越冬最低温度と冬越し方法
コーデックスの冬越し方法についてを参照ください。
コーデックスの冬越し方法
増やし方
コーデックスの殖やし方についてを参照ください。
コーデックスの殖やし方
冬型のコーデックスの種まきについては以下のページを参照ください。
アフリカ亀甲竜の実生方法と種まき実践記録
植え替え
コーデックスの植え替え方法についてを参照ください。
コーデックスの植え替え方法
土と鉢と肥料
コーデックスの土と鉢についてを参照ください。
コーデックスの土と鉢
病害虫
コーデックスの病害虫対策についてを参照ください。
コーデックスの病害虫対策