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コチレドン属(Cotyledon)の特徴と種類・育て方

コチレドン属の写真

熊童子熊童子 ペンデンスペンデンス 銀波錦銀波錦
福娘福娘 だるま福娘(ふっくら娘)だるま福娘(ふっくら娘) 白美人白美人
熊童子錦(白斑)熊童子錦(白斑) 子猫の爪子猫の爪

コチレドン属(Cotyledon)の特徴

ベンケイソウ科
育てやすさ:
生育型:主に夏型・春秋型もあり
成長速度:△~〇
殖やし方:葉挿し× 挿し穂〇 株分け〇
原産地:南アフリカなど


※育てやすさ(4段階評価)
◎育てやすい–〇普通–△やや難しい–×難しい

※成長速度(4段階評価)
◎早い–〇普通–△遅い–×とても遅い

コチレドンはこんな植物
コチレドンは夏をメインに春から秋も長期間成長する夏型と春秋に成長して夏は休む春秋型の2種がある。夏型の品種は20℃~35℃の夏も休まずすくすく成長する。春秋型の熊童子や銀波錦などは春秋型で夏は休眠期なので注意する。どちらも冬は休眠する。もともとはアラビア半島や南アフリカに生息している。

コチレドンは白い粉や光沢、もふもふの毛が美しい種類が多いので雨ざらしではなく丁寧に育てる。大きさは最大でも50cm以下、普通は10cm程度。長く育てていると根元が幹のようにがっしりしたり、子株が育ってきたり、ベルのような美しい花が咲く。

年間栽培カレンダー

水やり どの型も4月~10月頃まで土が乾いたらたっぷり与える
7~8月は水を控えるが断水まではしない
11月~3月は休眠するので月1回程度の水やりに
置き場所 7~8月を除いて4月から10月までは日なたに置く
7~8月は日差しが強すぎるので明るい日陰に置くか遮光する
11月~3月は5℃以下になりそうな時は室内の直射日光のあたる所に
植え替え 4~6月と9~10月が適期
殖やす 4~6月と9~10月頃に挿し穂か株分けする
肥料 あまり要らないが成長期の春、秋に薄い液肥を与えても良い
開花 品種により春~秋に咲く

主な種類名

詳細ページと育てレポ掲載予定 2019.8
熊童子 (クマドウジ) : Cotyledon ladismithensis
福娘 (フクムスメ) : Cotyledon orbiculata var.oophylla
ペンデンス: Cotyledon pendens
銀波錦 (ギンパニシキ) : Cotyledon undulata
子猫の爪 (コネコノツメ) : Cotyledon ladismithensis ‘Konekonotsume’

詳細ページなど掲載予定なし 2019.8
エリサエ : elisae
オルビキュラータ: orbiculata
パピラリス : papilaris
モンキーネイル : ‘Monkey Nail’
旭波の光 (キョクハノヒカリ) : undulata f.variegata
旭波錦 (キョクハニシキ) : orbiculata ‘Kyokuhanishiki f.variegata’
嫁入り娘 (ヨメイリムスメ) : orbiculata cv.
熊童子錦 (クマドウジニシキ) : ladismithensis
紅覆輪 (ベニフクリン) : macrantha
白眉 (ハクビ) : orbiculata cv.

育て方のポイント

水やり
基本通りで生育期の春・秋には土が乾いたらたっぷり与える。夏は少なめに少し葉がしなしなしてきたらやる。冬は休眠するのでかなり控える(月1回程度)か断水する。根は細いタイプ。美しく保つためには、水をやるときは葉にかけずに根元に。やりすぎは根や葉の腐れの大敵なので、土が3日以上鉢が濡れていないようにする。

置き場
本来は日光を好むので、直射日光の当たるところで風通しの良いところに置く。しかし7~8月だけは日が強すぎるので明るい日陰に置く。斑入り種は普通の種類より日に弱く葉焼けしやすいので様子を見て遮光する。雨にあてると粉がとれたり毛が黒くなったりするので、雨のかからないところに置くのが美しく育てるポイント。

越冬最低温度
寒さに少し弱い。カランコエほどではない。ぎりぎり3℃、可能なら5℃以上に保ちたい。霜に当たったり凍結してしまうと枯れてしまう(が地中の根が生きていれば春に復活できることもある)。安全に冬越しさせるためには、水やりを極限に控えると耐寒性が増す。

殖やし方
コチレドンは葉に成長点がないので葉挿しで殖やすことは極めて難しい。通常は挿し穂や株分けで殖やしていく。根の出る速さは遅め。殖やしたい時は成長期(4~6月と9~10月まで)に行う。7~8月の酷暑は根が出づらく冬は休眠しているので難しい。


土はカランコエやエケベリアと同じく水はけのよい土で、赤玉土をベースに鹿沼土、軽石、腐葉土なども混ぜる。また、苗の大きさと比較して大きすぎる鉢に植えないように。鉢(土)の量が多いと乾きが悪く、根腐れしやすくなってしまう。また鉢選びでは素焼きは乾燥しすぎるので避ける。苗のサイズに丁度いい大きさのプラスチック鉢で育て、1~2年経ち鉢が狭くなったら大きい鉢に植え替える。

病害虫
軟腐病やさび病などのカビが原因の病気に注意する。下葉がカビの原因になるので枯れたら早めに取り除く。さび病は葉に茶色の変色が現れる。こうなるとベンレートなどを葉に撒くしかない。害虫はカイガラムシやアブラムシ、芋虫に注意。白い粉が美しいので農薬を葉にかけづらいが、害虫はオルトランDXなど粒剤があるので葉が汚れない。

育て方のコツ

  • 夏に葉がポロポロ落ちてしまう→暑さのためで、ある程度は仕方無い。水のやり過ぎ、また控え過ぎに気をつけるのみ
  • 熊童子の爪が黒くならない→水のやり過ぎ。水と肥料を控えると爪が現れる
  • 挿し木がうまくいかない・根が出ない→酷暑の時期や冬は生育を休んでいるので根が出づらい。挿し木は春秋に。
  • 茎がひょろひょろになる→肥料と水のやりすぎ、日照不足も原因
ワンポイント

  • 葉の白い粉は再生しないので雨や植え替えなどでこすらないよう注意
  • うぶ毛に土がゴミがかかると取り除きづらいので雨や土埃をかけないように
  • 成長がゆっくりなので水やりのコツをつかめば育てやすい

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