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多肉植物の代表種は?種類ごとに写真で紹介!

多肉植物の代表種にはどんなものがあるでしょうか?ここでは、代表種のグループ(属)や個別の種類を写真も併せて紹介しています。

エケベリア

エケベリア属(Echeveria)
エケベリア属
ラウイラウイ カンテカンテ リラシナリラシナ
花うらら花うらら ブラックプリンスブラックプリンス セトーサ(青い渚)セトーサ(青い渚)
その他の代表種 原種の代表種
アガボイデス
エレガンス
寒鳥巣
錦晃星
銀明色
古紫
コロラータ
シャビアナ
チワワエンシス
ミニマ
ピーコッキー
大和錦
ルンヨニー
交配種の代表種
パールフォンニュルンベルグ
桃太郎
ラウリンゼ
ロメオ
高砂の翁
メキシカンジャイアント
レインドロップス
育てやすさ 育てやすさ:育てやすい
耐寒性:強い
耐暑性:中
成長速度:普通
失敗しやすい点 水のやり過ぎ、日光不足
特徴 エケベリアは中央アメリカからメキシコなどに自生している多肉植物で、およそ180種類の原種が知られています。気温の低い高い山や比較的暑い低地に自生するものなど、特徴がさまざまで好きな環境や苦手な環境も異なります。エケベリアには秋冬にかけて紅葉する紅葉種があり、ピンク・赤・紫色など美しく紅葉します。また春には花も楽しめます。
育て方 春と秋(約10~25℃)によく生育する春秋型として栽培します。寒さ暑さに強くまた繁殖力も強いので、初心者でも比較的簡単に育てることができます。注意点は冬に0℃以下にしないこと、真夏以外はよく日に当てることです。水のやり過ぎで枯れることが多いので、水やりは多くても1週間に1回程度にしましょう。栽培に馴れたら葉挿しや挿し木に挑戦するのもよいですね。
参考ページ エケベリア属の育て方

グラプトペタルム

グラプトペタルム属(グラプトセダム・グラプトベリア)
グラプトペタルム属
朧月の紅葉(2月)朧月 ブロンズ姫ブロンズ姫 秋麗秋麗
薄氷薄氷 白牡丹白牡丹 パープルディライトパープルディライト
その他の代表種 だるま秋麗
アメジスティヌム
菊日和
ペンタンドルム
淡雪
初恋
デビー
シルバースター
シテリナ
蒼星
育てやすさ 育てやすさ:育てやすい
耐寒性:強い
耐暑性:強い
成長速度:早い
失敗しやすい点 水のやり過ぎ、日光不足
特徴 グラプトペタルム属はアメリカからメキシコにかけて20種類ほどが自生している多肉植物です。エケベリア並に耐寒性・耐暑性が強く、雨ざらしにできる種類もあります。グラプトセダム属とグラプトベリア属はグラプトペタルム属とセダム、エケベリアのかけ合わせで、グラプトペタルム属と同じような注意点で栽培できます。種類数は少ないものの、ブロンズ姫や秋麗、白牡丹など有名な種類が多く、秋には美しく紅葉する紅葉種も多いです。
育て方 日本では春秋(約10~25℃)によく生育する春秋型として育てます。このグループはとても育てやすく初心者向きです。強くて繁殖力も旺盛で葉挿しや挿し木などでどんどん増えます。反面、日光不足や水やりで徒長(ヒョロヒョロになる)しやすいため、しっかり日に当てて水やりは週1回程度に抑えましょう。冬、0℃以下にしなければ戸外でも栽培できます。
参考ページ グラプトペタルムの育て方

ハオルチア(ハオルシア)

ハオルチア属(ハオルシア・Haworthia)
ハオルチア属(ハオルシア属)
ハオルシア 万象万象 ハオルシア 玉扇玉扇 ハオルシア 十二の巻十二の巻
その他の代表種 軟葉系の代表種
オブツーサ
トランシエンス
ベイエリー
ピクタ
硬葉系の代表種
星の林
プミラ
マキシマ
瑠璃殿
錦帯橋
コールマニオルム
育てやすさ 育てやすさ:普通
耐寒性:弱い
耐暑性:中
成長速度:やや遅い~遅い
失敗しやすい点 強い日光、冬の寒さ
特徴 ハオルチアは南アフリカに200種類以上が自生している多肉植物です。ハオルチアには、大きく分けてみずみずしい窓を持つものと硬い葉を付けるタイプの2種類があり、それぞれ軟葉系・硬葉系といい、独特な姿形をしています。最近ハオルチアは分類が変わり硬い葉をつけるもの(硬葉系)はハオルチオプシス属・トゥリスタ属に変更されました。ハオルチアは様々な種類があり、たくさんの園芸品種も生まれているので、好みのハオルチアを見つけて育ててみてください。
育て方 ハオルチアは10~25℃でよく生育する春秋型として育てます。軟葉系と硬葉系どちらも栽培方法はほとんど同じで、強い日光に弱く冬の寒さに弱いという特徴があります。そのため通年日よけ(遮光)が必要で、また5℃以下になる場合は室内に取り込む必要があります。水やり頻度は多くても週に1回、冬や夏はほとんど与えません。生長速度はゆっくりのものが多いので、気長に栽培していきましょう。
参考ページ ハオルシアの育て方

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セダム

セダム属(Sedum)
セダム属
セダム黄金細葉万年草 ダシフィルムダシフィルム 笹姫(覆輪万年草)笹姫
ビアホップ(新玉つづり)ビアホップ(新玉つづり) 虹の玉の紅葉虹の玉 黄麗黄麗(月の王子)
その他の代表種 トリカラー
丸葉万年草
ブルービーン
タイトゴメ
パリダム
乙女心
天使の雫
春萌
緑亀の卵
玉葉
育てやすさ 育てやすさ:育てやすい
耐寒性:強い
耐暑性:強い
成長速度:早い~やや遅い
失敗しやすい点 水のやり過ぎ、日光不足
特徴 セダムは世界中に分布しており、日本にも自生している身近な多肉植物です。セダムには大きく分けて草花のようなタイプと、分厚い多肉質の葉を持つタイプがあり、それぞれ栽培方法が少し異なります。生長速度は早いものから遅いものまで、葉の大きさも数ミリのものから5cm近いものまで様々です。セダムの中にも紅葉種があり、秋冬には赤やオレンジ、黄色に染まって美しいです。
育て方 セダムは春から秋にかけて旺盛に育つ春秋型~夏型として育てます。この時期は1週間に1回程度水を与えます。基本的には丈夫な性質で、また挿し木や葉挿しなどでよく増えるので、初心者でも比較的簡単に栽培することができます。注意点は蒸れに弱いというところです。もりもりと生育するので6月~8月頃は特に水のやりすぎと風通しの良さに注意して育てます。夏以外はしっかり日に当てて育てましょう。
参考ページ セダムの育て方

クラッスラ

クラッスラ属(Crassula)
クラッスラ属
星の王子星の王子 南十字星南十字星 リトルミッシーリトルミッシー
若緑若緑 神刀神刀 黄金花月黄金花月
金のなる木金のなる木 火祭り火祭り サルメントーササルメントーサ
玉稚児玉稚児 クラッスラ ゴーラムゴーラム
その他の代表種 ブロウメアナ
ロゲルシー
愛星
銀揃え
緑塔
紀の川
天狗の舞
レモータ
呂千絵
育てやすさ 育てやすさ:育てやすい
耐寒性:中
耐暑性:中
成長速度:普通~やや遅い
失敗しやすい点 水のやり過ぎ
特徴 クラッスラは南部・東部アフリカ・マダガスカルなどに様々な地域に生息しています。種類が色々あり、形や色、大きさなどひとつの属と思えないような豊かな個性を持ちます。地域が異なるため生育型も春秋型のもの、夏型、冬型の3通りに分かれています。たくさん種類があり、また好みが分かれるグループでもあるので、まずは店頭で気に入った種類から集めるといいですね。
育て方 生育型が3つに分かれているため難しそうに感じられますが、基本的には春(3~5月)と秋(9~11月)によく生育するので、1週間に1回程度の水を与え、日に良く当てていれば問題なく育ちます。全体的に真夏・真冬は月1回程度の水やりに減らします。また夏場は日よけ(遮光)で強すぎる日光を和らげ、冬は3℃以下(種類によっては5℃以下)になったら室内に入れましょう。
参考ページ クラッスラの育て方

アエオニウム

アエオニウム属(Aeonium)
アエオニウム属
黒法師黒法師 夕映え夕映え サンバーストサンバースト
小人の祭り小人の祭り 姫明鏡姫明鏡 艶姿艶姿
その他の代表種 愛染錦
ドドランタリス
艶日傘
真っ黒法師
オーレア
仙童唱
育てやすさ 育てやすさ:育てやすい
耐寒性:中
耐暑性:中
成長速度:普通
失敗しやすい点 水のやりすぎ、冬の寒さ
特徴 アエオニウムはカナリア諸島、東アフリカ、イエメンなどで35種類が見つかっている小さなグループです。冬型の多肉植物の典型で、涼しい気候で旺盛に生育します。アエオニウムは暑さ寒さにそれほど弱くなく、丈夫な性質で初心者でも比較的楽に栽培できます。紅葉する種類もあり、よく日に当てることで美しく色づきます。
育て方 冷涼な気候(5~20℃)でよく育つ冬型として栽培します。日本では10~11月、3月頃が一番よく生育するようで、挿し木や株分けなどが繁殖作業が簡単に行えます。水やりはこの時期は週1回程度、真夏、真冬は月に1~2回程度にします。秋から春は良く日に当てましょう。冬の寒さには若干弱いので3℃以下になったら室内に取り込み、夏は日よけ(遮光)をして強い日差しを和らげます。
参考ページ アエオニウムの育て方

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カランコエ

カランコエ属(Kalanchoe)
カランコエ属
月兎耳月兎耳 胡蝶の舞胡蝶の舞 子宝草子宝草
白銀の舞白銀の舞 福兎耳福兎耳 唐印唐印・デザートローズ
その他の代表種 赫蓮
朱蓮
扇雀
チョコレートソルジャー
ファリナセア錦
不死鳥
育てやすさ 育てやすさ:育てやすい
耐寒性:弱い
耐暑性:強い
成長速度:早い
失敗しやすい点 冬の寒さ、水のやりすぎ
特徴 カランコエはマダガスカル、アフリカに125種類が自生している多肉植物です。夏型の多肉植物の典型で、暑い季節に盛んに生育します。多肉植物の中でも冬の寒さが苦手なグループで0℃を切ると枯れてしまいます。カランコエ属はもふもふの毛に覆われている月兎耳系、濃い模様が入るタイプ、葉から葉がでる子宝草系、平らな葉が重なって伸びる胡蝶の舞系、紅葉すると真っ赤に染まる朱蓮系のタイプなど個性が豊かです。
育て方 日本では暑い季節(20~35℃)によく育つ夏型として育てます。基本的には5~10月ごろが生育の盛りです。暑さに強いのですが、葉ヤケ防止のため7・8月は半日陰に置きましょう。この時期は週に1回程度水をやり、真夏以外はよく日に当てて育てます。冬は5℃を切ったら室内にいれて防寒し水やりも少なくします。
参考ページ カランコエの育て方

パキフィツム

パキフィツム属(Pachyphytum)・パキベリア属
パキフィツム属
月美人月美人(星美人) 紫麗殿紫麗殿(シレイデン) 月下美人・月花美人月下美人
その他の代表種 フーケリー
桃美人
グラウクム
ベビーフィンガー
千代田の松
オビフェルム
育てやすさ 育てやすさ:育てやすい
耐寒性:中
耐暑性:中
成長速度:遅い
失敗しやすい点 水のやり過ぎ
特徴 メキシコにおよそ20種類が知られる小さなグループです。種類数は少ないですが、分厚い葉にたくさんの水を溜める多肉植物の典型で、人気種も多くあります。パキベリア属はパキフィツム属とエケベリア属をかけ合わせた交配種です。パキフィツムは秋冬には紫~赤色に紅葉し、また通年白い粉をまといます。春には美しい花を咲かせます。
育て方 パキフィツムは10~25℃の穏やかな気候で生育が盛んな春秋型として育てます。3~5月と9~11月がそれに当たり、10日に1回水をやり日に良く当てます。真夏は強すぎる日差しを遮光ネットで弱め、冬は3℃以下になったら室内にいれましょう。基本的には強い性質で初心者でも育てやすいです。ただ生長はゆっくりなので、気長に育てていきましょう。
参考ページ パキフィツムの育て方

セネシオ(セネキオ)

セネシオ属(Senecio)
セネシオ属
グリーンネックレスグリーンネックレス 大型銀月大型銀月 銀月銀月
ドルフィンネックレスドルフィンネックレス グリーンネックレス斑入りグリーンネックレス 青涼刀青涼刀
その他の代表種 鉄錫杖
美空鉾
マサイの矢尻
新月
七宝樹
アーモンドネックレス
育てやすさ 育てやすさ:育てやすい~普通
耐寒性:中
耐暑性:中
成長速度:普通
失敗しやすい点 水のやり過ぎ、夏の暑さ
特徴 セネシオは南極大陸以外の世界各地に1,250種類が知られる大きなグループですが、その中で多肉化したものはおよそ80種類です。マダガスカル、インド、アフリカなど原産地が分散しているため、好む季節や栽培方法も異なり、生育型も春秋型、夏型、冬型に分かれます。それぞれ葉の形や生育する姿、色も異なりコレクションが楽しめるグループです。
育て方 それぞれの好む季節に応じて春秋型、夏型、冬型として育てます。3つに分かれていて面倒そうですが、実際の栽培上は3~5月と9~11月頃に週に1回水をやって良く日に当てれば、問題なく育ちます。注意が必要なのは繁殖の季節で、これは生育型を意識する必要があります。蒸れに弱いので根腐れに気をつけて、またカラカラに乾かしすぎないよう育てましょう。
参考ページ セネシオの育て方

その他の代表種

その他の代表種
ルビーネックレス・紫月(紅葉・花あり)オトンナ属 リトープスリトープス属 リンピダム オフタルモフィルムコノフィツム属
育てやすさ:育てやすい
耐寒性:中
耐暑性:強い
成長速度:早い
育てやすさ:やや難しい
耐寒性:中
耐暑性:中
成長速度:遅い
育てやすさ:難しい
耐寒性:中
耐暑性:中
成長速度:遅い
オトンナ属ルビーネックレスは育てやすく丈夫な多肉植物です。夏は普通の緑色ですが、打って変わって秋には紅葉し美しい紫色になります。株が成熟すると黄色のタンポポのような花を次々と咲かせます。根腐れなどもしにくく挿し木で良く増えます。春秋はしっかり日に当てて週に1回ほど水をやりましょう。 リトープスはメセン類の中でも有名で人気も高いです。一年に1対だけしか葉を出さず生長は極めてゆっくりですが、夏の蒸れに弱く日本では水やりを絶つ方法で育てられることがあります。やや中級者向けですが、メセン類の中では育てやすいのでぜひチャレンジしてみてください。 コノフィツムはリトープスと並んで代表的なメセン類です。育て方はリトープスより難しく初心者時代には出会わないかもしれません。しかし透き通るような窓を持つものや群生するものなど、バラエティー豊かなので鑑賞価値は高いです。リトープスで練習を積んでから挑戦するとよいかと思います。
育て方ページ 育て方ページ 育て方ページ
帝玉プレイオスピロス属 アドロミスクス レポートアドロミスクス属 センペルビウムセンペルビウム属
育てやすさ:やや難しい
耐寒性:中
耐暑性:中
成長速度:やや遅い
育てやすさ:育てやすい
耐寒性:中
耐暑性:中
成長速度:遅い
育てやすさ:育てやすい
耐寒性:強い
耐暑性:中
成長速度:普通
プレイオスピロスもメセンの代表種です。育て方はリトープスと同じような感じですが、生長速度はやや早いです。直射日光に強いのでやや扱いやすく、種まきからも大きく育てる楽しみがあります。リトープスなどと同じく、数年経つと大きな花を咲かせるので、花を咲かせる楽しみも味わえます。 変わった模様が多いアドロミスクスは生長がとてもゆっくりです。みかけはごっついですが、案外育てやすく初心者でも比較的簡単です。葉がとても落ちやすい種類なので、他の鉢とぶつからないようにしましょう。良く日に当てると濃い模様が出ます。地味ですが花も咲かせます。 センペルビウムは珍しくヨーロッパ原産の多肉植物です。寒さに強くマイナス5℃は軽く耐えるとされます。夏は緑色ですが、冬にはそれぞれ模様が出て色づきます。育てやすくランナーを伸ばして良く増えますが、高温多湿には弱いので、枯れ葉を取るなど蒸れないよう工夫してみてください。
育て方ページ 育て方ページ 育て方ページ
アロエ 不夜城アロエ属 熊童子コチレドン属 ガステリア 臥牛ガステリア属
育てやすさ:普通
耐寒性:弱い
耐暑性:強い
成長速度:普通
育てやすさ:育てやすい
耐寒性:中
耐暑性:弱い
成長速度:普通
育てやすさ:育てやすい
耐寒性:中
耐暑性:強い
成長速度:遅い
アロエは典型的な夏型の多肉植物です。小型から大きな種類まで様々あり、棘や色、模様の違いを楽しみます。寒さに弱く変色してしまうので5℃以下にしないようにしましょう。生育が旺盛なものはどんどん子株ができて自動的に増えてきます。花芽をつけるのにはある程度の時間がかかるようです。 コチレドンも人気のある代表種の一つです。小型のものが多く、熊童子や福娘といったぷっくり系をメインに様々な姿形を楽しめます。またコチレドンは花も楽しめ、比較的小さな株でも花が付きやすいです。暑さで葉が落ちたり葉が取れやすかったりとやや扱いに注意が必要ですが、全体的には育てやすいです。 ガステリアは非常に成長がゆっくりで春から秋にかけて良く育つグループです。その模様や色、形はもちろんですが、ざらざらとした肌の感覚も鑑賞の対象とされ親しまれています。強い光に弱いので遮光しなければならず、やや面倒ですが、基本的には丈夫で育てやすいので、興味が出てきたら少しずつ集めてみましょう。
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